◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
迷いや困難の時期が終わりに近づく吉夢。明るい場所へ出られれば問題の解決、出口が見えるのに届かないなら、もうひと踏ん張りの時とされる。
心理学から見ると
森を抜ける夢は、見通しの悪い状態から抜け出し、全体が見渡せる場所へ出たいという心の動きと読めます。ユング派では森は無意識の象徴とされることが多く、そこを抜けることは、自分の中の混乱に一つの整理がついたことを表すとも考えられます。抜けた先の景色が、次に向かう場所を示しています。
言い伝えと歴史
西洋の昔話では、主人公が森に入り、試練を経て森を出ることで一人前になる筋書きがよく見られます。日本でも、鬱蒼とした森や山道を越えて人里へ戻ることは、異界から日常への帰還として語られてきました。森を抜けることは、古くから「通過儀礼」を終える姿だったのです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、森を出る瞬間に「振り返ったかどうか」が鍵です。振り返らずに歩き出したなら、迷いの時期にきっぱり区切りをつけられる状態。振り返って森に何かが立っていたなら、置いてきた問題や人への心残りがまだあるのでしょう。出た先が見知らぬ野原なら、新しい環境への期待と不安が半分ずつと読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
森を抜けた瞬間、最初に目に飛び込んできた景色を覚えているでしょうか。当サイトの見方では、その景色が、迷いの時期を越えたあとにあなたが求めているものを表しています。一面の野原や田畑が広がっていたなら、のびのびと自分らしくいられる環境への願い。海が見えたなら、感情を素直に表せる関係や、新しい世界への憧れでしょう。見慣れた町や自分の家が見えたなら、遠回りをしたけれど、結局は元の場所に大切なものがあったと気づく時期と読めます。森に入ったのが朝で、出た時には夕方になっていたなら、思った以上に長く迷いの時間を過ごしてきたことを、心がねぎらっているのかもしれません。服や髪に葉っぱや草の実がたくさんついていたなら、迷いの時期に得た経験や出会いを、良くも悪くもそのまま身にまとって次へ進む姿です。森の出口で誰かが待っていてくれたなら、あなたが抜け出すのを信じて待っていた人がいる印でしょう。これは推察ですが、この夢は、長い停滞のあとで「そろそろ大丈夫かもしれない」と感じ始めた頃に見るのではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
ここ最近の悩みで「もう出口が見えている」ものを一つ選び、最後の一歩を今日踏んでみましょう。連絡を一本入れるだけでも森の外に出られます。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 森を抜ける夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。迷いや困難の時期が終わりに近づく吉夢。明るい場所へ出られれば問題の解決、出口が見えるのに届かないなら、もうひと踏ん張りの時とされる。
Q. 森を抜ける夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 森を抜ける夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. ここ最近の悩みで「もう出口が見えている」ものを一つ選び、最後の一歩を今日踏んでみましょう。連絡を一本入れるだけでも森の外に出られます。
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