○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
競技や仕事、役目から引退する夢。一つの時代の終わりと、新しい挑戦への移行を示す。未練が強ければ、まだやり残したことがある暗示。
心理学から見ると
引退の夢は、今打ち込んでいることへの疲れや、ひとつの役割をやり終えた感覚を映すと読めます。晴れやかな引退なら、自分の中で区切りがついている状態。惜しまれながら去る夢は、周囲に認められたいという気持ちと、身を引く覚悟のあいだで揺れているのかもしれません。
言い伝えと歴史
日本では、役者や力士、スポーツ選手が最後の舞台で見せる引退の姿が特別なものとして大切にされてきました。「花道を飾る」という言い回しは、歌舞伎や相撲で役者・力士が通る花道にちなむとされます。夢占いでは、引退の夢は新しい生き方への転機を示す吉夢とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、引退の場に拍手があったかどうかに注目します。大きな拍手に包まれていたなら、これまでの努力が報われる時が近い印。静まり返った中で去ったなら、誰にも気づかれずに頑張ってきた自分を、まず自分でねぎらうよう、夢が促しているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
大相撲では、引退した力士の髷を、ゆかりの人々が少しずつはさみを入れて落とす断髪式が行われ、長い土俵人生の締めくくりとして多くの人に見守られます。スポーツ選手の引退会見や、役者の最後の公演にも、去る人と見送る人の思いが重なります。当サイトの見方では、引退の夢では、最後の場面でどんな「儀式」があったかが心の整理の度合いを映しています。花束や拍手、言葉を受け取ってから去ったなら、自分の中できちんと区切りがついている印。何の儀式もなく突然終わっていたなら、望まない形で役目を終わらされる不安を抱えているのかもしれません。また、引退後に自分が何をしていたかにも注目してください。後輩を教えていたなら、積み重ねたものを手渡す段階。まったく別のことを始めていたなら、心はもう次の挑戦を探しています。これは推察ですが、引退を発表したのに翌日も同じ場所に立っていた夢は、まだやり残したことがあると心が告げているのだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今まで続けてきたことを一つ思い浮かべ、自分に「よくやった」と声をかけてください。そのうえで、次に挑みたいことを一つ書き出してみましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 お祝いされる……節目を前向きに迎えられる
- ▲注意 うまく進まない・中止になる……変化への不安の表れ。準備を整える時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 引退する夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。競技や仕事、役目から引退する夢。一つの時代の終わりと、新しい挑戦への移行を示す。未練が強ければ、まだやり残したことがある暗示。
Q. 引退する夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 引退する夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今まで続けてきたことを一つ思い浮かべ、自分に「よくやった」と声をかけてください。そのうえで、次に挑みたいことを一つ書き出してみましょう。
あわせて読みたい夢の読み物
「人生の節目」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。