○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
この世とあの世の境。渡らずに戻る夢は、大きな転機を越えて生き直す力の象徴とされる。
心理学から見ると
三途の川の夢は、人生の大きな区切りや、戻れない一線を前にした心の状態を映すと考えられます。臨死体験の報告でも、川や境界を見たという話は少なくないと言われます。向こう岸がにぎやかで明るかった夢なら変化への期待、霧で何も見えなかった夢なら先の見えない不安。川を前にためらっていた夢は、何かを終わらせる決断をまだ迷っている時期の表れとも読めます。
言い伝えと歴史
三途の川は、死者があの世へ向かう途中で渡る川とされ、渡し賃として六文銭を棺に納める習わしがありました。川のほとりには死者の衣をはぐ奪衣婆がいると語られます。また、親より先に亡くなった子どもが石を積む賽の河原の話もあり、鬼に崩された石積みを地蔵菩薩が救うと伝えられ、子を失った親の悲しみを慰める信仰にもなってきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、三途の川の夢で「渡らずに戻ってきた」なら、それは生き直しの夢です。臨死体験の語りには「まだ来るな」と追い返される話がよく見られると言われます。川の向こうに先に亡くなった人がいて手を振っていたなら、それは呼んでいるのではなく、見送ってくれているのかもしれません。あなたにはまだ、こちら側でやることがあるのだと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
仏教では、迷いの多いこちら側の世界を「此岸」、悟りの世界である向こう側を「彼岸」と呼び、春と秋のお彼岸に先祖を供養する習わしもこの考え方と結びついています。三途の川は、その二つの岸を隔てる川として語られてきました。当サイトの見方では、三途の川の夢を見るのは、自分が渡りかけている人だけではありません。大切な人を見送ったばかりの人が、こちらの岸に立って向こうを見つめる夢を見ることもあるでしょう。川の流れが穏やかで、向こう岸の人が振り返らずに歩いていったなら、その人が迷わずに旅立てたと心が受け止めようとしている印かもしれません。霧の中で名前を呼び続けていたなら、言い残したことがまだ胸に残っているのでしょう。これは推察ですが、川の音や水の冷たさがはっきり記憶に残っていたなら、それは別れの悲しみが、ようやく現実として心に流れ込み始めた証だと当サイトは考えます。悲しみに区切りの日付はありませんので、急がずに過ごしてください。
目覚めた朝にできること
「まだやりたいこと」を三つ書き出し、その一つを今週の予定に入れてください。(夢の話にとどまらず、実際につらい気持ちが続いているときは、ひとりで抱えずに「よりそいホットライン」0120-279-338〔24時間・無料〕などに話してみてください。)
こんな場面なら
- ◎吉 静かに見守っている……守られている、または伝えたいことがあるという知らせ
- ▲注意 追ってくる・襲ってくる……向き合っていない不安や疲れの形。現実では休息を
- 言葉をかけてくる……言葉の中身がそのままお告げ。覚えている言葉を書き留めて
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 三途の川の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。この世とあの世の境。渡らずに戻る夢は、大きな転機を越えて生き直す力の象徴とされる。
Q. 三途の川の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 三途の川の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 「まだやりたいこと」を三つ書き出し、その一つを今週の予定に入れてください。(夢の話にとどまらず、実際につらい気持ちが続いているときは、ひとりで抱えずに「よりそいホットライン」0120-279-338〔24時間・無料〕などに話してみてください。)
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