◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
人生の航海や、人間関係の象徴。穏やかな航海は順調、沈む船は計画のほころびへの注意とされる。
分類: 乗り物(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
船の夢は、人生という航海や、同じ船に乗る人間関係を映していると読めます。水は心理学では感情や無意識の象徴とされることが多く、その上を進む船は、感情の波の中で自分を保とうとする姿とも考えられます。海が荒れていたなら、心の揺れが大きい時期です。
言い伝えと歴史
日本では、七福神が乗る宝船の絵を正月に枕の下に敷き、良い初夢を願う風習が伝えられてきました。一方で、お盆の精霊流しのように、船は亡き人の魂をあの世へ送る乗り物でもあります。夢占いでは、穏やかな航海は順調、沈む船は計画のほころびへの注意とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、船の夢は「誰と乗っていたか」がすべてです。家族と一緒なら、家庭の行方への思い。知らない人ばかりなら、職場など自分で選べない集団の中での揺れ。ひとりで小舟に乗っていたなら、あなたは誰にも頼らず進もうとしていますが、その静けさは少し寂しさも帯びているのでしょう。
当サイトの見方:もう一歩深く
船の夢では、港の場面も大切な手がかりになります。出航を知らせる汽笛を聞いていた夢は、新しい生活や人間関係に漕ぎ出す時が近づいている合図と読めます。当サイトの見方では、岸壁で船を見送っていた夢なら、誰かの旅立ちを見届ける寂しさや、自分だけが残されることへの心細さでしょう。また、揺れる船の上で船酔いに苦しむ夢は、周りの状況が変わり続ける中で、自分の気持ちが落ち着く暇がない状態かもしれません。乗っていた船の大きさにも意味があり、大きな客船なら大きな組織や仕組みに守られている安心、小さな漁船なら、自分たちの力で荒波を越えようとしている覚悟と考えられます。これは推察ですが、救命ボートに乗り移る夢は、今いる場所が沈みかけているという不安と同時に、いざとなれば身を守る方法を自分はもう知っているという、心の奥の落ち着きを示しているのだと思います。船の夢を見たら、今の自分がどの港から、どこへ向かおうとしているのかを考えてみてください。
目覚めた朝にできること
今日は、同じ船に乗っていると感じる人に一言声をかけてください。航海は、乗り合わせた人との小さな会話で穏やかになります。
こんな場面なら
- ◎吉 自分で運転してうまく進む……人生の主導権を握れている
- ▲注意 乗り遅れる・止まる……機会を逃す不安、または休むべき時
- 誰かに運ばれる……流れに任せている。任せてよい時と、自分で決める時の見極めを
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 船の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。人生の航海や、人間関係の象徴。穏やかな航海は順調、沈む船は計画のほころびへの注意とされる。
Q. 船の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 船の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、同じ船に乗っていると感じる人に一言声をかけてください。航海は、乗り合わせた人との小さな会話で穏やかになります。
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