▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
本当の自分や、生き方の核心に触れる夢。魂が輝いていれば心身の充実、抜け出して戻れない夢は強い疲れへの注意とされる。
心理学から見ると
魂の夢は、ふだんの役割や肩書きをはがした「本当の自分」に触れようとする心の動きと読めます。ユングが用いた「アニマ」という言葉はラテン語で魂を意味し、心の奥にある生命力や感受性を指すものとされました。魂が光や小さな生き物の姿で現れたなら、その姿が今の自分の心の状態を表していると考えられます。
言い伝えと歴史
古い日本では、魂は体から抜け出して遊び歩くことがあると考えられ、「魂振り」や「鎮魂」といった、魂を奮い立たせたり鎮めたりする儀礼が大切にされてきました。沖縄にも魂を落とすという考え方が残ります。夢占いでは、魂の夢は生き方を見直す転機を示すとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、魂の夢は「その温度」で読むとよいでしょう。温かく手のひらに乗るような魂だったなら、あなたは自分を大事にできている状態です。冷たく遠ざかっていく魂だったなら、心が体に追いつけないほど無理が続いているのかもしれません。魂を見送ったのか抱きとめたのか、その最後の場面にあなたの本音が表れています。
当サイトの見方:もう一歩深く
「三つ子の魂百まで」ということわざは、幼い頃に身についた性質は、年をとっても変わらないことをたとえたものです。ここでいう魂は、目に見えない不思議な存在というより、その人らしさの芯のようなものを指しています。また、お盆に迎え火をたいて先祖の魂を家に迎える習わしのように、日本では魂は、帰ってくる場所を持つものとしても考えられてきました。当サイトの見方では、魂の夢は、自分の芯がどこにあり、どこへ帰りたがっているのかを確かめる夢です。小さな光の玉のような魂を両手で包んでいた夢は、自分らしさを大切に守りたい気持ちが高まっている状態。魂がふわりと体を離れ、懐かしい家や場所へ向かっていた夢は、心が本当に帰りたい場所を思い出している印でしょう。これは推察ですが、幼い頃の自分と同じ笑い方をしている自分に夢の中で気づいた場合は、年月を重ねても、変わらない自分の芯が確かにあると、心が確かめていることを示していると当サイトは考えます。今日は、子どもの頃に好きだったものを一つ思い出してみてください。
目覚めた朝にできること
今日は、何もしない時間を十五分だけつくり、深く息をしながら「今いちばん大事にしたいもの」を心に浮かべてみてください。疲れが抜けない日が続くなら、無理をせず休みましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 静かに見守っている……守られている、または伝えたいことがあるという知らせ
- ▲注意 追ってくる・襲ってくる……向き合っていない不安や疲れの形。現実では休息を
- 言葉をかけてくる……言葉の中身がそのままお告げ。覚えている言葉を書き留めて
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 魂の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。本当の自分や、生き方の核心に触れる夢。魂が輝いていれば心身の充実、抜け出して戻れない夢は強い疲れへの注意とされる。
Q. 魂の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 魂の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、何もしない時間を十五分だけつくり、深く息をしながら「今いちばん大事にしたいもの」を心に浮かべてみてください。疲れが抜けない日が続くなら、無理をせず休みましょう。
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