▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
不要なものを手放し、心機一転する象徴。すっきりすれば運気が開ける兆し、捨てて後悔するのは大切なものを見失う注意。
心理学から見ると
物を捨てる夢は、古い考え方や関係、役目を終えた習慣を手放そうとしている心の動きを映すと読めます。捨てたあとに軽くなったなら、準備が整っているしるし。捨てたあとで取り戻そうと探し回る夢は、手放すことへの迷いが残っている表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本には、古い道具が長い年月を経ると魂を宿し「付喪神(つくもがみ)」になるという言い伝えがあります。年末の煤払いで捨てられた道具が化けて出る話もあり、物を捨てるときに感謝を込める心は、お焚き上げや人形供養などの習わしにも表れています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、物を捨てる夢で大切なのは「捨てた物が何だったか」と「どんな顔で捨てたか」です。思い出の品を泣きながら捨てたなら、過去に区切りをつける痛みを引き受けようとしています。何を捨てたか覚えていない夢は、自分でも気づかないうちに大事なものを削ってしまっている恐れの表れかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
今の日本では、物を捨てるにも燃えるごみ、燃えないごみ、資源ごみ、粗大ごみと分けて、決められた日に出さなければなりません。捨てると決めてから実際に手放すまでに、分別に迷い、収集日を待つ時間が挟まるのです。その間にもう一度袋を開けて取り出してしまった経験を持つ人もいるでしょう。当サイトの見方では、物を捨てる夢を見る人は、手放すと決めた後のこの「迷いの時間」の中にいます。頭では整理がついても、心がまだ追いついていない状態です。場面の違いにも注目してください。ごみ袋がいくつもあふれていたなら、手放したいものが多すぎて手が回らない疲れ。収集日を逃してしまったなら、決断の時機を逃すことへの不安でしょう。誰かに自分の物を勝手に捨てられた夢は、自分の大切にしているものを周りに軽く扱われている悔しさを映しているのかもしれません。これは推察ですが、捨てたはずの物が部屋に戻ってきていた夢は、無理に手放そうとしているものが、まだあなたに必要だと伝えているのでしょう。
目覚めた朝にできること
今日は使っていない物を一つだけ選び、「ありがとう」と声をかけてから手放してみてください。感謝を添えると、心の区切りもつきやすくなります。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 物を捨てる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。不要なものを手放し、心機一転する象徴。すっきりすれば運気が開ける兆し、捨てて後悔するのは大切なものを見失う注意。
Q. 物を捨てる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 物を捨てる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は使っていない物を一つだけ選び、「ありがとう」と声をかけてから手放してみてください。感謝を添えると、心の区切りもつきやすくなります。
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