○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
八つの頭を持つ神話の大蛇。いくつもの問題が同時に押し寄せている状態の象徴。退治する夢は、一つずつ片づければ勝てるサイン。
心理学から見ると
八つの頭を持つ大蛇の夢は、いくつもの問題が同時に押し寄せ、どこから手をつけてよいか分からない圧倒感を映すと読めます。頭が多いということは、それぞれが別の方向からこちらを狙ってくるということでもあります。心が一つの問題に集中できず、あちこちに引き裂かれている状態の表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
八岐大蛇は『古事記』や『日本書紀』に語られる出雲の大蛇で、毎年娘を差し出させていたところを、スサノオが強い酒を八つの器に用意して酔わせ、退治したとされます。その尾からは、のちの三種の神器の一つとなる剣が見つかりました。大蛇の姿を、たびたび氾濫した川になぞらえる見方もあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、スサノオが大蛇に勝てたのは力ではなく「準備」でした。八つの頭それぞれに酒を用意し、眠らせてから一つずつ斬ったのです。夢で大蛇に立ち向かえたなら、問題を分けて一つずつ片づける力がある印。大蛇に飲み込まれそうだったなら、すべてを一度に解決しようとして疲れきっていないか見直す時と考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
島根県西部に伝わる石見神楽では、八岐大蛇の退治が人気の演目として知られ、火花を散らしながら長い胴をくねらせる大蛇と、スサノオとの激しい舞いが今も多くの人を引きつけています。神話の中でスサノオは、大蛇に差し出されるはずだった櫛名田比売を櫛の姿に変えて自分の髪に挿し、守りながら戦ったと語られます。怪物退治は、大切な人を守り抜く話でもあるのです。当サイトの見方では、八岐大蛇の夢は「誰かを守ろうとしていたか」にも心が映ります。家族や仲間をかばいながら大蛇に向き合っていた夢なら、責任の重さを感じつつも、守るべきもののために力を出せる状態。大蛇の頭がそれぞれ知っている人の顔に見えた夢は、身近な人たちからの要求や期待が、一度に押し寄せている感覚とも読めます。神楽を見物するように大蛇を眺めていた夢は、問題から少し距離を取り、客観的に見られるようになってきた印でしょう。これは推察ですが、一人で多くの役目を引き受けている人ほど、この神話の大蛇に自分の暮らしを重ねるのだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
抱えている問題を八つまで書き出し、今日片づけるのは一つだけと決めてください。残りは「用意ができたら」でかまいません。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 八岐大蛇の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。八つの頭を持つ神話の大蛇。いくつもの問題が同時に押し寄せている状態の象徴。退治する夢は、一つずつ片づければ勝てるサイン。
Q. 八岐大蛇の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 八岐大蛇の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 抱えている問題を八つまで書き出し、今日片づけるのは一つだけと決めてください。残りは「用意ができたら」でかまいません。
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