▽ 逆夢の言い伝えあり 見た印象と現実が逆になる「逆夢」と読まれることの多い夢
一見不吉に思えるが、夢占いでは「終わり」ではなく「再生・新しい始まり」を意味する吉夢とされることが多い。今の悩みが解決に向かうサインとも言われる。
心理学から見ると
自分が死ぬ夢は、現実の死の予告ではなく、役割や考え方が入れ替わる時期に見やすいと考えられています。進学・転職・別れなど大きな節目の前後に多く、古い自分が終わる感覚が死の形をとると読めます。穏やかに死んでいく夢なら変化をすでに受け入れている状態、苦しむ夢や誰かに看取られない夢なら、変化の中で孤独や心細さを感じている状態とも考えられます。
言い伝えと歴史
日本の夢占いでは、自分が死ぬ夢は生まれ変わりを示す代表的な吉夢とされます。これは修験道の「擬死再生」の考え方にも通じます。山伏が山に入る修行は、一度死んで生まれ直す過程になぞらえられてきました。タロットの「死神」のカードも、占いでは多くの場合、肉体の死ではなく一つの局面の終わりと新しい始まりを表すカードとして読まれています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、この夢で見るべきは死の場面より「死んだあとの景色」です。自分の葬式を眺めていたなら、古い自分を外から見られるほど心が育っている証。死んだのに意識が残り、どこへも行けずに漂っていたなら、終わったはずのものにまだ心が引き留められているのかもしれません。山伏が山を下りて里へ戻るように、夢の後には必ず戻る場所があります。
当サイトの見方:もう一歩深く
昔の日本では、武家などの男子は元服を迎えると、幼いころの名を改めて大人の名を名乗る習わしがありました。名前が変わることは、それまでの子どもとしての自分にひと区切りをつけることでもありました。今の暮らしでも、卒業や就職、結婚や退職のたびに、呼ばれ方や肩書きが変わります。当サイトの見方では、自分が死ぬ夢は、こうした「呼び名が変わる時期」に見やすい夢です。古い呼び名の自分が静かに役目を終え、新しい名前の自分がまだ生まれきっていない、その狭間の心細さが、死という強い形をとるのでしょう。夢の中で、死ぬと分かっていて落ち着いていたなら、区切りをもう受け入れている状態。誰かに別れを告げていたなら、その人との関係の形が変わることへの寂しさ。死んだあとに名前を呼ばれて目が覚めた夢は、新しい自分を待っている人がいることの知らせかもしれません。これは推察ですが、この夢を怖がる人ほど、今の自分を大切に生きてきた人なのだと思います。終わりを惜しむ心は、それだけ中身の詰まった時間を過ごした証です。
目覚めた朝にできること
最近始めたこと、やめたことを一つずつ書き出してください。変化の途中にいる自分を確かめるのが、この夢の使い方です。(夢の話にとどまらず、実際につらい気持ちが続いているときは、ひとりで抱えずに「よりそいホットライン」0120-279-338〔24時間・無料〕などに話してみてください。)
こんな場面なら
- ◎吉 お祝いされる……節目を前向きに迎えられる
- ▲注意 うまく進まない・中止になる……変化への不安の表れ。準備を整える時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 自分が死ぬ夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 見た印象と現実が逆になる「逆夢」と読まれることの多い夢。一見不吉に思えるが、夢占いでは「終わり」ではなく「再生・新しい始まり」を意味する吉夢とされることが多い。今の悩みが解決に向かうサインとも言われる。
Q. 自分が死ぬ夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 自分が死ぬ夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 最近始めたこと、やめたことを一つずつ書き出してください。変化の途中にいる自分を確かめるのが、この夢の使い方です。(夢の話にとどまらず、実際につらい気持ちが続いているときは、ひとりで抱えずに「よりそいホットライン」0120-279-338〔24時間・無料〕などに話してみてください。)
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。