○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
死を告げて泣く女の精霊(アイルランドの伝承)。悲しみを先回りして抱えている表れで、実際の不幸の予知ではないとされる。
心理学から見ると
バンシーの夢は、まだ起きていない悲しみを先回りして抱えている状態の表れと読めます。大切な人を失うことへの不安や、別れの予感が、泣き声という形で夢に届いたとも考えられます。夢の泣き声は予知ではなく、あなたの心がそれだけ相手を大切に思っていることの裏返しでもあります。
言い伝えと歴史
バンシーはアイルランドの伝承に登場する女性の精霊で、アイルランド語では「妖精の女」を意味するとされます。古くからの家系に死者が出る前に、その家の近くで嘆きの声を上げると語られてきました。かつて葬儀で女性が死者を悼んで泣く習わしがあり、それと重ねて語られることもあります。夢占いでは実際の不幸の予知ではないとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、バンシーはもともと「その家の人々のために泣く」存在でした。夢で泣き声を聞いたなら、あなたの中にも誰かのために泣きたい気持ちがあるのかもしれません。泣き声が自分の声に聞こえたなら、ずっとこらえてきた涙が出口を探しています。悲しみを先に泣いておくことは、心の準備でもあります。
当サイトの見方:もう一歩深く
アイルランドには、葬儀の席で女性たちが声をあげて泣き、亡き人をしのぶ「キーニング」と呼ばれる古い習わしがありました。バンシーの泣き声は、この人間の弔いの声と重ねて語られることがあります。つまりバンシーは、死を招く存在ではなく、悲しみを声にして分かち合う役目を担う存在でもあったのです。当サイトの見方では、この夢を見る人は、悲しみを口に出せずに胸の内にためこんでいる状態です。泣くことを我慢していないでしょうか。夢の場面で読みは変わります。窓の外から泣き声だけが聞こえたなら、まだ形にならない不安を遠くに感じている段階。バンシーの顔を見たなら、自分が何を恐れているのか、その正体に近づいています。これは推察ですが、バンシーと一緒に泣いていた夢は、こらえていた涙がようやく出口を見つけた印と当サイトは考えます。泣くことは弱さではなく、昔から人が大切にしてきた弔いの形でもあります。
目覚めた朝にできること
心配な人がいるなら、今日短い連絡を入れてみてください。声を聞くだけで、夢が残した不安の多くはやわらぎます。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. バンシーの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。死を告げて泣く女の精霊(アイルランドの伝承)。悲しみを先回りして抱えている表れで、実際の不幸の予知ではないとされる。
Q. バンシーの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. バンシーの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 心配な人がいるなら、今日短い連絡を入れてみてください。声を聞くだけで、夢が残した不安の多くはやわらぎます。
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