▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
先の見えない不安や、心の奥にある孤独の象徴。月明かりが海を照らしていたなら、迷いの中に導きがある兆し。
心理学から見ると
夜の海の夢は、底知れない無意識と向き合っている状態を映すと読めます。昼の海と違い、夜の海は水面の下が見えず、そこに何がいるか分からない怖さがあります。その怖さは、自分でも正体をつかめない不安や孤独の表れと考えられます。波の音だけが響いていたなら、心の声に耳を澄ませる時です。
言い伝えと歴史
日本には「お盆の時期に海に入ってはいけない、足を引かれる」という言い伝えが各地に残り、海は死者の世界と近い場所とも考えられてきました。夜の海が特に恐れられたのは、光のない水面が、この世とあの世の境を思わせたからだとも考えられます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、夜の海でもっとも気にすべきは「呼ばれる感覚」です。海の方へ引き寄せられたなら、今の生活から逃げ出したい気持ちが強まっています。反対に浜で灯りや人影を見つけたなら、孤独の中にも手を差し伸べる存在がいる印。暗い海を怖がれる心は、まだ岸に立つ力を持っていると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
夜の海は暗いだけの場所ではありません。沖には漁をする船の灯り、いわゆる漁火がぽつぽつと浮かび、波打ち際では夜光虫が波に揺られて青白く光ることもあります。当サイトの見方では、夜の海の夢で何か光を見たかどうかが、心の状態を大きく分けます。沖の漁火を眺めていたなら、遠くで働く誰か、あるいは離れて暮らす人を思う気持ちの表れ。波打ち際が光っていたなら、暗く見える状況の中にも、近づいて触れてみて初めて分かる美しさがあるという気づきです。灯台の光が一定の間隔で回っていたなら、迷っている時に戻るべき決まりごとや習慣が、あなたの中にすでにあるのでしょう。波の音だけが聞こえて何も見えなかったなら、目で確かめられない不安を耳で必死に聞き分けようとしている状態と読めます。これは推察ですが、この夢は、夜遅くまで一人で考えごとをする習慣のある人が、答えの出ない問いを海に預けようとしている姿なのかもしれません。
目覚めた朝にできること
今夜は明かりを少し残して、温かい飲み物を飲んでから眠ってください。孤独や消えてしまいたい気持ちが続くときは、身近な人に話してみましょう。(夢の話にとどまらず、実際につらい気持ちが続いているときは、ひとりで抱えずに「よりそいホットライン」0120-279-338〔24時間・無料〕などに話してみてください。)
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 夜の海の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。先の見えない不安や、心の奥にある孤独の象徴。月明かりが海を照らしていたなら、迷いの中に導きがある兆し。
Q. 夜の海の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 夜の海の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今夜は明かりを少し残して、温かい飲み物を飲んでから眠ってください。孤独や消えてしまいたい気持ちが続くときは、身近な人に話してみましょう。(夢の話にとどまらず、実際につらい気持ちが続いているときは、ひとりで抱えずに「よりそいホットライン」0120-279-338〔24時間・無料〕などに話してみてください。)
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