◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
安心感や守られたい気持ち、心の休息の象徴。暖かい毛布にくるまる夢は回復の兆し、はがされる夢は不安や孤独への注意とされる。
心理学から見ると
毛布は体を包み込み、外の寒さから守ってくれるものです。心理学では、幼い子が手放さない毛布やぬいぐるみを「移行対象」と呼び、親から離れていく不安を和らげる役割があると考えられてきました。夢の毛布も同じように、心細さの中で安心できるものを求めている状態、あるいはすでに十分に守られていることを示していると読めます。
言い伝えと歴史
毛布は明治期に日本へ広まり、赤い毛布を肩にかけて都会を見物する地方の人を「赤ゲット」と呼んだこともあったとされます。それ以前は、夜着や綿入れの布団が寒さをしのぐ寝具でした。夢占いでは、暖かい毛布は家庭運や休息の必要を、汚れた毛布は疲れの蓄積を、毛布を人にかけてあげる夢は思いやりの深まりを表すとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、毛布の夢で気にしてほしいのは「毛布の下の暗がり」です。頭まですっぽり潜っていたなら、あなたは今、世界から少し隠れたいのでしょう。それは弱さではなく必要な休息です。ただ、毛布の端を誰かが静かに引いていく夢は、あなたを外へ呼び戻そうとする力。怖さの中に、戻る時期の知らせが含まれていると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
日本では、晴れた日に布団や毛布をベランダに干す習慣があり、取り込んだ夜には、日なたの匂いのするふかふかの寝具にくるまれる心地よさがあります。また、うたた寝をしているうちに、誰かがそっと毛布をかけてくれていた、という思い出を持つ人も多いでしょう。目が覚めて初めて気づく、言葉のない気づかいです。当サイトの見方では、毛布の夢は、こうした「知らないうちに受け取っていた優しさ」を心が思い出している時に見やすい夢です。夢の中で眠っている間に誰かに毛布をかけられていたなら、自分では気づいていないところで、あなたを見守っている人がいる表れ。逆に自分が誰かに毛布をかけていたなら、口に出さずにその人を守りたい思いを抱えていると読めます。兄弟や家族と一枚の毛布を取り合っていた夢なら、限られた愛情や関心を分け合うことへの、子どもの頃からの気持ちが残っているのかもしれません。これは推察ですが、日なたの匂いのする毛布が出てきた夢は、心が休息と回復を強く求めている合図なのでしょう。
目覚めた朝にできること
今夜は寝具を整え、いつもより15分早く横になってみてください。つらさが続くときは、身近な人に「少し休みたい」と伝えることも大切です。
こんな場面なら
- ◎吉 きちんと動く……生活のリズムが整っている
- ▲注意 壊れる・止まる……疲れや、段取りの見直しが必要なサイン
- 新しく買う……暮らしや考え方を新しくしたい気持ち
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 毛布の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。安心感や守られたい気持ち、心の休息の象徴。暖かい毛布にくるまる夢は回復の兆し、はがされる夢は不安や孤独への注意とされる。
Q. 毛布の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 毛布の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今夜は寝具を整え、いつもより15分早く横になってみてください。つらさが続くときは、身近な人に「少し休みたい」と伝えることも大切です。
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