▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
自己表現や魅力、言葉の力を示す象徴。きれいに塗れる夢は自信の高まり、はみ出す・折れる夢は言い過ぎや背伸びへの注意とされる。
心理学から見ると
口紅は、話し、食べ、感情を表す「口」を彩る化粧です。夢では、自分の言葉や魅力をもっと外に示したい気持ち、あるいは本音を隠して別の顔を見せている意識を映していると読めます。鮮やかな色なら自己表現への意欲、いつもと違う色なら、周りに合わせて演じている自分への違和感とも考えられます。
言い伝えと歴史
日本の紅は紅花から作られ、江戸時代には高価な品として大切にされました。重ね塗りして玉虫色に光らせる「笹色紅」が流行した時期もあります。赤は古くから魔除けの色とされ、口元に紅をさすことにも身を守る意味があったと説明されることがあります。夢占いでは、口紅は恋愛運や対人運の高まりの象徴とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、口紅の夢は「鏡に映った自分が笑っていたか」で読み分けます。塗り終えた自分に満足していたなら、言いたいことを言える準備が整っています。鏡の中の口元だけが自分の意思と違って動いた夢は、口にしている言葉と本心がずれ始めている合図。本当の気持ちが、紅の下で声を上げたがっているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
口紅は、塗った本人より先に、周りに跡を残す化粧品です。湯のみやグラスの縁、ティッシュで軽く押さえたときの形、ときには誰かの服の襟元。初めて口紅をつけた日を、大人の仲間入りをした記念のように覚えている人もいるでしょう。そして夜、口紅を落とす瞬間は、外の顔から素顔に戻る小さな儀式でもあります。当サイトの見方では、口紅の夢は「自分がどんな跡を残しているか」を気にする心を映しています。夢の中でカップの縁にくっきりと跡がついていて慌てたなら、自分の言葉や行動が思った以上に人の記憶に残っていることへの戸惑い。見知らぬ口紅の跡を身近な人の持ち物に見つけたなら、その人との関係の中で、言葉にしていない疑いや寂しさがあるのかもしれません。鏡の前で口紅を落としてほっとしていたなら、役割を演じ続けることに疲れ、素顔に戻れる時間を求めている状態と読めます。これは推察ですが、この夢は、強く見せるための色と、本当の自分の色との違いに気づき始めた時に見るものなのでしょう。
目覚めた朝にできること
今日は一度だけ、遠慮して飲み込んでいる言葉を、やわらかい言い方で口に出してみてください。小さな本音から始めるのがおすすめです。
こんな場面なら
- ◎吉 きちんと動く……生活のリズムが整っている
- ▲注意 壊れる・止まる……疲れや、段取りの見直しが必要なサイン
- 新しく買う……暮らしや考え方を新しくしたい気持ち
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 口紅の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。自己表現や魅力、言葉の力を示す象徴。きれいに塗れる夢は自信の高まり、はみ出す・折れる夢は言い過ぎや背伸びへの注意とされる。
Q. 口紅の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 口紅の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は一度だけ、遠慮して飲み込んでいる言葉を、やわらかい言い方で口に出してみてください。小さな本音から始めるのがおすすめです。
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