▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
立場や居場所の象徴。座る椅子がない夢は、居場所への不安の表れ。
分類: 物・道具(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
椅子は「ここにいてよい」という居場所の感覚を映すと読めます。座り心地のよい椅子は今の立場への安心、座る椅子が見つからない夢は、職場や家庭での居場所への不安の表れとされます。高すぎる椅子や誰かに奪われる椅子は、評価や競争へのプレッシャーを示すとも考えられます。
言い伝えと歴史
床に座る暮らしが長かった日本では、椅子は特別な場のものでした。戦国時代の武将は陣中で床几という折りたたみの腰掛けを使い、座ることがそのまま指揮する立場を表しました。椅子が家庭に広まったのは明治以降の洋風化の中でのことです。夢占いでは椅子は地位や居場所の象徴とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、椅子の夢で見てほしいのは「空いている椅子」です。誰も座っていない椅子がぽつんとあったなら、いなくなった誰かの席か、あなたがまだ座る勇気を持てない場所。椅子取りゲームのように慌てていたなら、居場所は奪い合うものだと思い込まされているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
椅子は、座る人の体の形を少しずつ覚えていく家具です。長く使った椅子には座面のへこみや肘掛けのすり減りが残り、誰も座っていなくても、そこにいつもいた人の気配を感じさせます。家族それぞれに「お父さんの席」「おばあちゃんの椅子」のような決まった場所がある家も多いでしょう。当サイトの見方では、椅子の夢を見る人は、自分の居場所が誰かの記憶と重なっていることに、心のどこかで気づき始めているのかもしれません。亡くなった人の椅子に座っていた夢は、その人の役割を引き継ごうとしている気持ちや、まだ埋まらない寂しさを映していると読めます。これは推察ですが、立ち上がろうとしても椅子から離れられなかった夢は、慣れた立場から動くことへのためらい。逆に、ずっと立ったまま座れなかった夢は、休む許可を自分に出せていない疲れの表れでしょう。座ったときにほっとしたかどうかを思い出すと、今の自分が求めている居場所の形が見えてきます。
目覚めた朝にできること
今日、家の中で一番落ち着ける場所に数分だけ座ってみてください。自分の居場所を体で確かめると、心の中の椅子も安定します。
こんな場面なら
- ◎吉 もらう・見つける……新しい力や機会が手に入る兆し
- ▲注意 なくす・壊れる……その物が表すもの(立場・関係・自信)への不安
- 古い・汚れている……見直したい習慣や、手放す時期のサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 椅子の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。立場や居場所の象徴。座る椅子がない夢は、居場所への不安の表れ。
Q. 椅子の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 椅子の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日、家の中で一番落ち着ける場所に数分だけ座ってみてください。自分の居場所を体で確かめると、心の中の椅子も安定します。
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