○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
長い準備期間を経ての開花、あるいは短い盛りの象徴とされる。
心理学から見ると
セミの夢は、長い準備の時期を経て表に出ていく自分や、限られた時間を燃やし尽くしたい気持ちを映すと読めます。何年も土の中で過ごし、地上では短い夏を鳴き通すセミは、努力が報われる瞬間と、その短さへの焦りの両方の象徴とも考えられます。
言い伝えと歴史
セミの抜け殻は「空蝉」と呼ばれ、中身のないむなしさや、はかないこの世のたとえとされてきました。『源氏物語』にも、薄衣を残して光源氏から逃れた女性が空蝉と呼ばれる帖があります。古代中国では、セミの形の玉を亡くなった人の口に含ませ、再生を願う風習がありました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、セミの夢は「抜け殻と中身のどちらを見たか」で意味が分かれます。抜け殻だけを見つけたなら、もう役目を終えた過去の自分を見送る時。鳴いているセミを見たなら、長い準備が実り、声を上げてよい時期です。鳴き声が途切れたなら、燃え尽きる前に休む必要を知らせていると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
日本の夏は、セミの声で季節の進み具合が分かると言われます。ジージーと鳴くアブラゼミ、ミーンミーンと鳴くミンミンゼミが盛夏を告げ、夕暮れにはヒグラシのカナカナという澄んだ声が響き、ツクツクボウシが鳴き始めると夏の終わりが近いと感じる人も多いでしょう。当サイトの見方では、セミの夢を見る人は、ある時期が終わりに近づいていることを感じ取り、やり残したことへの焦りや、過ぎゆく時間への名残惜しさを抱えていることが多いようです。どのセミの声だったかも手がかりです。にぎやかな鳴き声に包まれていたなら、今まさに力を出し切っている充実期。ヒグラシの声を聞いていたなら、一日や一つの季節を静かに振り返りたい心。ツクツクボウシの声に焦りを感じたなら、締め切りや区切りが迫っている状態でしょう。セミを捕まえようとしていたなら、過ぎていく夏を手元に留めたい願いです。これは推察ですが、セミの声が懐かしく響く夢は、自分の歩んできた季節をいとおしむ気持ちの表れだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
長く温めてきた考えや作品を、今日は誰か一人に見せるか話してみてください。土から出る最初の一歩になります。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. セミの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。長い準備期間を経ての開花、あるいは短い盛りの象徴とされる。
Q. セミの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. セミの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 長く温めてきた考えや作品を、今日は誰か一人に見せるか話してみてください。土から出る最初の一歩になります。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。