○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
変身前の段階の象徴。今はさえなくても、やがて蝶になる準備期間とされる。
心理学から見ると
毛虫の夢は、変身の前の段階にいる自分や、今はまだ認められない不満を映すと読めます。見た目で嫌われがちな毛虫は、自分の未熟さへの嫌悪感の表れでもあります。一方で、やがて蝶や蛾になる存在として、成長の途中にいることの象徴とも考えられます。
言い伝えと歴史
平安時代末期ごろの物語集『堤中納言物語』には、美しい蝶よりも毛虫を愛で、「物事の本質は変わる前の姿にある」と考える風変わりな姫君の話があります。古代ギリシャでは蝶を魂を表す言葉で呼び、毛虫から蝶への変化は魂の生まれ変わりに重ねられてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、毛虫の夢は「嫌われる時期を愛せるか」を問いかけます。毛虫を愛でた姫君のように、未完成の自分にも見るべき美しさがあります。毛虫が葉を食べ進んでいたなら、力を蓄える大切な時期。毛虫に刺されたなら、自分の未熟さを責めすぎているサイン。繭を作っていたなら、変わる準備が整ったと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
アゲハチョウの幼虫は、ミカンやサンショウなどの葉を食べて育ち、生まれて間もない頃は鳥のふんに似た姿をして身を守るといわれます。何度か脱皮をくり返すうちに鮮やかな緑色へと姿を変え、やがてさなぎを経て蝶になります。教室や家の庭で幼虫を育て、羽化の瞬間を見守った経験を持つ人もいるでしょう。当サイトの見方では、毛虫の夢を見る人は、今の自分の姿が理想とかけ離れていると感じつつも、それが成長の途中であることを、どこかで信じていたい時期にいることが多いようです。場面の違いを見てみましょう。葉の上で目立たないように身を縮めていたなら、今は目立たず力を蓄えたい心。飼育ケースで育てていたなら、誰かの成長を見守る役目を担っている責任感。脱皮していたなら、小さな変化を積み重ねて自分を新しくしている途中です。毛虫を嫌がる人を見ていたなら、未熟さを笑われることへの不安かもしれません。これは推察ですが、毛虫の夢は、見た目で判断されない時間も、変身には欠かせないと教えてくれるのだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今の自分の「まだ途中」な部分を一つ書き出し、その横に「育っているところ」と書き添えてください。変わる前の姿も、大事な時期です。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 毛虫の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。変身前の段階の象徴。今はさえなくても、やがて蝶になる準備期間とされる。
Q. 毛虫の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 毛虫の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今の自分の「まだ途中」な部分を一つ書き出し、その横に「育っているところ」と書き添えてください。変わる前の姿も、大事な時期です。
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