▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
未知や不安、あるいは強さや品格の象徴。黒い何かに包まれる夢は、休息が必要なサイン。
分類: 物・道具(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
黒は、見えないもの・分からないものの色です。夢の黒は、先の見えない不安や、まだ知らない自分の一面を映すと読めます。ユングが「影」と呼んだ、自分で認めたくない性質が黒い姿で現れることもあるとされます。一方で、黒い服を堂々と着る夢は、強さや意志の固さの表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本では黒は格式の色でもあり、黒の紋付は正装とされてきました。喪服はかつて白が多く、黒が広く定着したのは明治以降とされます。お歯黒のように、黒が大人の女性の身だしなみだった時代もありました。黒は不吉なだけの色ではなく、けじめと品格を表す色でもあったのです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、黒の夢は「黒の中に何があったか」を見てほしい夢です。真っ暗で何も見えなかったなら、今は休むべき夜。闇の奥に何かが動いたなら、あなたが目をそらしてきたもの。黒い布にやさしく包まれていたなら、それは恐怖ではなく、疲れた心を隠して守る夜の毛布だと思います。
当サイトの見方:もう一歩深く
水墨画の世界には「墨に五彩あり」という言葉があり、黒一色の墨でも、濃さやにじみ、かすれによって、いくつもの色を感じさせることができるとされます。黒は何もない色ではなく、たくさんのものを含んだ奥行きのある色だという見方です。当サイトの見方では、黒の夢も「どんな黒だったか」で表情が変わります。墨で字や絵を書いていた夢なら、言葉にしにくい思いを、自分なりの形で表したい気持ちの表れ。真新しい黒い服や靴を身につけていた夢は、気を引き締め、新しい場面に臨む覚悟が整いつつある印でしょう。周りの人がみな黒い服を着ていて、自分だけ違う色だった夢は、集団の空気になじめない居心地の悪さとも読めます。黒い水たまりや沼のように底の見えない黒なら、まだ言葉にしていない感情が心の深いところに溜まっているのかもしれません。これは推察ですが、黒の夢を何度も見る人は、明るさばかりを求められる毎日の中で、静かに沈む時間を必要としていると当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今夜は少し早めに部屋の明かりを落とし、画面を見ない時間を作ってください。暗さに慣れることで、黒は休息の色に変わります。
こんな場面なら
- ◎吉 もらう・見つける……新しい力や機会が手に入る兆し
- ▲注意 なくす・壊れる……その物が表すもの(立場・関係・自信)への不安
- 古い・汚れている……見直したい習慣や、手放す時期のサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 黒色の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。未知や不安、あるいは強さや品格の象徴。黒い何かに包まれる夢は、休息が必要なサイン。
Q. 黒色の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 黒色の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今夜は少し早めに部屋の明かりを落とし、画面を見ない時間を作ってください。暗さに慣れることで、黒は休息の色に変わります。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。