▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
心の器の象徴。割れる花瓶は我慢の限界、花の生けられた花瓶は充実を示す。
分類: 物・道具(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
花瓶は何かを受け止めて支える「器」で、夢では心の容量や、気持ちを受け止める余裕を映すと読めます。花が美しく生けられた花瓶は満ち足りた状態、空の花瓶は満たされない思い、ひびの入った花瓶は我慢が限界に近い表れとされます。水が濁っている夢は、放っておいた気持ちのよどみとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本では室町時代ごろに花を器に生ける作法が形を整え、生け花として受け継がれてきました。床の間に季節の花を飾るのは、客をもてなし、季節を招き入れる心遣いでもあります。仏前に花を供える習わしも、花瓶を祈りの器にしてきました。夢占いでは、花の生けられた花瓶は充実の兆しと読まれます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、花瓶の夢は「誰が花を生けたか」に注目すると深まります。自分で生けたなら、自分を満たす力がある。誰かにもらった花なら、その人の思いを受け取っている。枯れた花がそのままだったなら、終わった関係や出来事を、まだ片づけられずに飾り続けているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
割れた器を漆でつなぎ合わせ、継ぎ目を金や銀の粉で飾る「金継ぎ」という技法が日本には伝わっています。ひびを隠すのではなく、壊れた跡そのものを器の景色として慈しむ考え方は、海外でも広く知られるようになりました。当サイトの見方では、花瓶の夢で割れてしまう場面を見たなら、その後どうしたかが大切です。破片を拾い集めて元に戻そうとしていたなら、傷ついた関係や自分の心を、時間をかけてでも修復したい気持ちがある印。そのまま放っておいたなら、もう元には戻らないと分かっていて、静かに手放す準備をしているのかもしれません。誰が割ったのかも手がかりです。自分の手が当たったなら、自分の言動への後悔。誰かが割ったのに責められなかったなら、言い出せない不満を抱えているとも読めます。これは推察ですが、ひびの入った花瓶に花を生け続けていた夢は、傷を抱えたままでも誰かのために美しくあろうとする、今のあなたの健気さを映していると当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日、小さな花か緑を一つ、目に入る場所に置いてみてください。一輪でも、心の器に少し水が注がれます。
こんな場面なら
- ◎吉 もらう・見つける……新しい力や機会が手に入る兆し
- ▲注意 なくす・壊れる……その物が表すもの(立場・関係・自信)への不安
- 古い・汚れている……見直したい習慣や、手放す時期のサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 花瓶の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。心の器の象徴。割れる花瓶は我慢の限界、花の生けられた花瓶は充実を示す。
Q. 花瓶の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 花瓶の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日、小さな花か緑を一つ、目に入る場所に置いてみてください。一輪でも、心の器に少し水が注がれます。
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