◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
物事を整理したい気持ちや、損得・不足への不安の象徴。数が合えば順調、合わなければ見落としに注意。
心理学から見ると
何かを数える夢は、状況を把握したい、コントロールしたいという気持ちの表れと読めます。数え終われば安心、何度数えても合わない夢は、どこかに見落としや不足があるという不安、あるいは完璧を求めすぎている状態を映しているとも考えられます。
言い伝えと歴史
怪談「番町皿屋敷」では、家宝の皿を失ったとして命を落とし井戸に沈められたお菊の霊が、夜ごと井戸から皿を一枚、二枚と数え、九枚まで数えて泣くと語られます。足りない一枚を数え続ける姿は、日本の怪談で最もよく知られた「数える」場面の一つです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、数えていた物が何だったかより、「いくつ足りなかったか」が大切です。一つだけ足りない夢は、ほとんど整っているのに最後の一つにこだわっている心。大きく足りない夢は、失ったものの大きさをまだ受け止めきれていないのかもしれません。数が増えていく夢は、恵みを受け取る準備ができた印とも読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
英語圏には、眠れない夜に柵を跳び越える羊を一匹ずつ数えるという、よく知られた習わしがあります。数を数えることには、ざわついた心を一定のリズムに乗せて落ち着かせる働きがあり、緊張したときに無意識に数を数える癖を持つ人もいます。当サイトの見方では、数える夢を見る人は、現実で何かが手に負えなくなりかけていて、せめて数えられるものだけでも把握したいと願っている状態です。何を数えていたかで読みは分かれます。お金なら暮らしの見通しへの不安。人の数なら、自分の居場所や仲間の数を確かめたい気持ち。階段の段数なら、目標までの残りの道のりを測っている心。夜空の星を数えていたなら、終わりのない願いや憧れを抱いている印でしょう。場面にも注目してください。声に出して数えていたなら、誰かに自分の努力を知ってほしい思い。誰かと一緒に数えていたなら、責任を分かち合いたい気持ちです。これは推察ですが、途中で数を忘れて笑ってしまった夢は、管理しすぎる毎日から少し解放される兆しかもしれません。
目覚めた朝にできること
今日は財布や持ち物、予定の数を一度だけ確かめて、足りないものを一つ補ってください。足りない一つにこだわりすぎていないかも振り返りましょう。
こんな場面なら
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 数を数える夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。物事を整理したい気持ちや、損得・不足への不安の象徴。数が合えば順調、合わなければ見落としに注意。
Q. 数を数える夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 数を数える夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は財布や持ち物、予定の数を一度だけ確かめて、足りないものを一つ補ってください。足りない一つにこだわりすぎていないかも振り返りましょう。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。