▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
器は心の受け皿の象徴。割れる食器は我慢の限界、きれいな食器は充実を示す。
心理学から見ると
食器は料理を受け止める器なので、夢では心の受け皿や、どれだけ物事を受け入れる余裕があるかの象徴と読めます。きれいな器が並ぶ夢は充実や満足、割れる、欠ける食器は我慢の限界や関係のひびを映すとされます。洗っても洗っても食器が減らない夢は、終わらない負担への疲れかもしれません。
言い伝えと歴史
日本の怪談で名高い「皿屋敷」では、大切な皿を割ったと責められて命を落としたお菊の霊が、夜な夜な井戸から皿を数える声を響かせます。また、出棺の際に故人が使っていた茶碗を割る風習もあり、この世との別れを示すものとされてきました。器は暮らしの道具であると同時に、人の縁や命の区切りを表してきたのです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、食器の夢は「誰の器か」が大切です。自分の茶碗なら自分の居場所、来客用の器なら人に見せる顔、親から受け継いだ器なら家の歴史。割れた皿を拾い集めていたなら、お菊の皿のように、足りないものを数え続けてしまう心の癖に気づく時期だと考えます。欠けた器を直して使う金継ぎのように、ひびも物語になりえます。
当サイトの見方:もう一歩深く
食器の夢では、器の大きさと盛られた量の釣り合いにも心が表れます。小さな皿に料理があふれていたり、大きな皿にほんの少ししか載っていなかったり。器は受け皿なので、そこに何がどれだけ載っていたかは、今のあなたが抱えている物事の量と、受け止められる余裕との関係を映していると読めます。当サイトの見方では、小さな器からこぼれるほど盛られていた夢は、自分の容量を超える役割や頼まれごとを引き受けている状態。大皿にぽつんと少しだけ載っていた夢は、場所や時間はあるのに、満たされる中身が足りない寂しさかもしれません。食器棚に器を高く積み重ねていて、崩れそうでひやりとした夢は、これは推察ですが、無理に積み上げてきた予定や我慢が、少しの揺れで崩れそうになっている合図ではないかと考えます。好きな器を選んで料理を盛りつけていた夢は、自分で自分をもてなす余裕が戻ってきている印でしょう。誰かと器を選び合っていた夢は、暮らしの好みを分かち合える関係への願いです。
目覚めた朝にできること
今日は一番気に入っている器で食事をしてみてください。欠けた器があれば、しまうか処分するか決めるだけでも、心の受け皿が軽くなります。
こんな場面なら
- ◎吉 きちんと動く……生活のリズムが整っている
- ▲注意 壊れる・止まる……疲れや、段取りの見直しが必要なサイン
- 新しく買う……暮らしや考え方を新しくしたい気持ち
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 食器の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。器は心の受け皿の象徴。割れる食器は我慢の限界、きれいな食器は充実を示す。
Q. 食器の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 食器の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は一番気に入っている器で食事をしてみてください。欠けた器があれば、しまうか処分するか決めるだけでも、心の受け皿が軽くなります。
あわせて読みたい夢の読み物
「家電・日用品」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。