▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
窓の外からこちらを覗く顔の夢。外の世界からの視線や、心に入り込もうとする問題への警戒を示す。
心理学から見ると
窓は、自分の内側と外の世界を分ける境界として読まれることが多い象徴です。そこに顔が現れる夢は、他人の評価や噂を気にする気持ち、あるいは自分でも見ないようにしてきた感情が「外から」戻ってこようとしている状態を映すと考えられます。ユングの言う「影」が、自分の外の他人の姿で現れる典型的な形とも読めます。
言い伝えと歴史
高い階の窓の外に人の顔があった、という話は、現代の怪談でくり返し語られる型の一つです。人が立てるはずのない場所に顔がある、という一点だけで恐怖が成り立つため、場所や時代を変えて語り継がれてきました。昔の家でも、障子に映る影や、格子越しの視線は怪異の入口として語られてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、この夢は「窓を開けたか、閉めたか」で意味が分かれます。とっさにカーテンを引いたなら、今は外からの干渉を断ちたい時期。顔から目をそらせずに見つめ返したなら、あなたは向き合うべき何かにもう気づいています。顔が笑っていたか泣いていたかは、外の世界があなたに向ける気持ちよりも、あなた自身が外に映している表情なのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
夜、明かりのついた部屋から窓を見ると、ガラスに自分の顔や部屋の中が映り込み、外の暗がりと重なって見えることがあります。窓の外の顔の怖さの一部は、こうした身近な見え方の不思議さから生まれているのかもしれません。当サイトの見方では、この夢では、どの窓に顔が現れたかが手がかりになります。台所の窓なら、家事や家族の世話の最中にも気を抜けない緊張。寝室の窓なら、もっとも私的な時間にまで他人の目や噂が入り込んでいる感覚。電車やバスの窓なら、移動中のようにどこにも落ち着けない日々の不安が表れているのでしょう。また、その顔が自分に似ていたなら、外からの視線というより、自分で自分を厳しく見張っている状態かもしれません。近所付き合いや、ネット上での人の目を気にしている時期に、この夢を見る人もいるでしょう。これは推察ですが、顔がすぐに消えて夜景だけが残った夢は、気にしていた視線が思ったほど強くないと、心が気づき始めている印だと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
家の窓ガラスを一枚だけ拭いてみてください。視界が澄むと、気にしていた他人の目が思ったより小さく感じられることがあります。
こんな場面なら
- ◎吉 不思議な体験を楽しんでいる……直感が冴えている時期
- ▲注意 怖くて逃げられない……説明のつかない不安に振り回されている
- 自分が不思議な力を使う……眠っている才能や、変わりたい気持ちの表れ
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 窓の外の顔の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。窓の外からこちらを覗く顔の夢。外の世界からの視線や、心に入り込もうとする問題への警戒を示す。
Q. 窓の外の顔の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 窓の外の顔の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 家の窓ガラスを一枚だけ拭いてみてください。視界が澄むと、気にしていた他人の目が思ったより小さく感じられることがあります。
あわせて読みたい夢の読み物
「怪異・不思議」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。