◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
努力の実りや豊かさの象徴。熟した果物は成果が出る兆し、腐った果物はチャンスを逃すことへの注意とされる。
分類: 食べ物(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
果物の夢は、これまでの努力や時間がどう実っているかへの意識の表れと読めます。熟し具合や鮮度は、自分の取り組みへの評価をそのまま映しやすい部分です。甘い果物を味わう夢は、努力の結果を素直に受け取れる余裕があることを示すとも考えられます。
言い伝えと歴史
『古事記』や『日本書紀』には、田道間守が天皇の命で常世の国へ渡り、一年中香り高く実る「非時香菓(ときじくのかくのこのみ)」を持ち帰った話があります。これは橘の実とされます。果物は古くから、遠い理想の国の恵みや長寿の象徴として大切にされてきました。夢占いでも熟した実は吉とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、果物の夢は「収穫の時期を知らせる」夢です。まだ青い実なら焦らず待つ時、熟れた実ならためらわず手を伸ばす時、落ちて傷んだ実なら迷っているうちに機会が過ぎかけている合図。田道間守が戻った時、命じた天皇はすでに世を去っていました。実りには受け取るべき時がある、と考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
果物の夢では、どんな果物だったかによって受ける印象が変わります。真っ赤なりんごなら、はっきりとした目標や情熱。房になったぶどうなら、仲間や家族とのつながりの豊かさ。こたつで食べるみかんなら、冬の暮らしの穏やかな安心感と読めます。当サイトの見方では、こうした果物の違いは、今の自分がどんな実りを求めているのかを教えてくれます。また、誰かが果物の皮をむいてくれていた夢は、子どもの頃に家族がりんごをむいてくれたような、さりげない優しさを恋しく思っている心の表れでしょう。反対に、自分が誰かのために皮をむいていた夢は、相手の負担を少しでも軽くしてあげたいという思いやりです。果樹園で次々と果物を収穫していた夢なら、これまでの努力がいよいよ形になる時期が近づいているのかもしれません。これは推察ですが、果物を食べきれずに余らせてしまう夢は、せっかくの機会や好意を受け取りきれていない、少しもったいない状態を映しているのだと思います。
目覚めた朝にできること
果物を一つ、ゆっくり味わって食べてください。あわせて、そろそろ結果を受け取ってよい取り組みがないか、一つ思い浮かべてみましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 おいしく食べる……心と体が満たされる、運気の充実
- ▲注意 まずい・腐っている……心身の不調や、合わない環境への注意
- 食べられない・取り上げられる……欲しいものに手が届かないもどかしさ
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 果物の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。努力の実りや豊かさの象徴。熟した果物は成果が出る兆し、腐った果物はチャンスを逃すことへの注意とされる。
Q. 果物の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 果物の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 果物を一つ、ゆっくり味わって食べてください。あわせて、そろそろ結果を受け取ってよい取り組みがないか、一つ思い浮かべてみましょう。
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