▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
家庭や自分の居場所に、言葉にしていない不安がある表れ。部屋の空気を入れ替えるのがいちばんのお祓い。
心理学から見ると
家に霊がいる夢は、家庭や自分の居場所に、言葉にしていない不安や緊張がある状態の表れと読めます。夢の中の家は心そのものを表すことが多いとされ、そこに見知らぬ存在がいるのは、自分でも気づいていない感情が心に住みついている印とも考えられます。
言い伝えと歴史
日本の家の霊は、必ずしも恐ろしいものばかりではありません。東北地方に伝わる座敷わらしは、住みつく家に福をもたらし、去ると家が傾くと語られてきました。一方で、家が軋む音を妖怪の仕業とする「家鳴り」の言い伝えもあり、家と霊は昔から身近な組み合わせでした。
当サイトの考察
当サイトの見方では、家に霊がいる夢は「霊がどの部屋にいたか」で心の中の居心地の悪さが分かります。寝室なら休めない疲れ、台所なら家族との関係、玄関なら外の世界への不安。霊が子どもの姿で楽しそうだったなら、座敷わらしのように家に良いことが訪れる前ぶれと読むこともできると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
日本には、夜中に家がきしむ音を「家鳴り」と呼び、小さな妖怪が家を揺らしていると考えた言い伝えがあります。実際には、木造の家は気温や湿気の変化で木が伸び縮みし、音を立てることがあります。人は、住み慣れた家の聞き慣れない音に、何かの気配を感じとってきたのです。当サイトの見方では、家に霊がいる夢を見る人は、住まいや家族の中のごく小さな変化に、敏感になっている状態です。家族の誰かの元気がない、会話が少し減ったといった、言葉にされない変化を心が拾っているのかもしれません。夢の場面で読みは変わります。霊が家族と一緒に食卓についていたなら、家の中に、話題にしないまま一緒に暮らしている問題がある印。霊が玄関から出ていったなら、家の中の重い空気が入れ替わろうとしているのでしょう。これは推察ですが、霊を怖がらずにお茶を出していた夢は、家の問題を受け入れて付き合っていく覚悟ができてきたと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日は家じゅうの窓を開けて空気を入れ替え、夢で霊がいた部屋を少しだけ片づけてください。空気の入れ替えが、いちばん身近なお祓いです。
こんな場面なら
- ◎吉 静かに見守っている……守られている、または伝えたいことがあるという知らせ
- ▲注意 追ってくる・襲ってくる……向き合っていない不安や疲れの形。現実では休息を
- 言葉をかけてくる……言葉の中身がそのままお告げ。覚えている言葉を書き留めて
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 家に霊がいる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。家庭や自分の居場所に、言葉にしていない不安がある表れ。部屋の空気を入れ替えるのがいちばんのお祓い。
Q. 家に霊がいる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 家に霊がいる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は家じゅうの窓を開けて空気を入れ替え、夢で霊がいた部屋を少しだけ片づけてください。空気の入れ替えが、いちばん身近なお祓いです。
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