◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
金色に輝く魚の夢。思いがけない幸運や願いがかなう兆しとされる吉夢。ただし欲張ると逃がすという戒めも含む。
心理学から見ると
水の中を泳ぐ魚は、無意識の中を行き来するひらめきや感情の象徴とされます。それが金色に輝いていたなら、まだ形になっていない才能や可能性に、心が価値を見出し始めたところと読めます。手でつかめたか、すり抜けたかは、その可能性を自分のものにできる自信の度合いを映しているとも考えられます。
言い伝えと歴史
ロシアの詩人プーシキンの物語詩には、漁師が逃がしてやった金の魚が願いをかなえるものの、妻の欲が際限なくふくらみ、最後はすべてを失って元の壊れた桶に戻る話があります。日本でも魚は豊漁や富の象徴で、夢占いでは金色の魚は金運・幸運の吉夢とされるのが一般的です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、金の魚の夢は「何を願ったか」より「どこで止めたか」を問う夢です。昔話の魚は願いをかなえ続けますが、欲の果てに海が荒れていきます。夢の水が澄んでいたなら素直に喜んでよい幸運、濁っていたなら、手に入れたものを守るより欲しがり続ける自分に気づけという合図とも読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
夏祭りの屋台では、水槽の中を泳ぐ金魚を、紙を張った小さな網ですくう遊びが今も親しまれています。網は水に浸けるほど破れやすく、狙いすぎて追いかけると、すぐに穴が開いてしまうことを、遊んだ経験のある人なら知っているでしょう。当サイトの見方では、夢の中で金色の魚をすくおうとしていたなら、その網がどうなったかに注目します。そっと水に入れて一匹をすくえたなら、焦らず機会を待つ姿勢が実を結ぶ時期。何匹も欲張って追いかけ、網が破れてしまったなら、手に入れたいものが多すぎて、かえってどれも逃している状態の表れです。すくった魚を家に持ち帰り、大切に世話をしていたなら、手にした幸運を一時のものにせず、育てていこうとする心構えが整っているのでしょう。これは推察ですが、子どもの頃に祭りで金魚をすくった記憶を持つ人がこの夢を見るとき、それは大きな幸運より、夏の夜の小さなうれしさのような、日々のささやかな喜びを取り戻したい願いだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日は「もう十分にあるもの」を三つ数えてから一日を始めてください。小さな願いを一つだけ決めて、それが叶ったら追加しないと約束するのも縁起かつぎになります。
こんな場面なら
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 金の魚の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。金色に輝く魚の夢。思いがけない幸運や願いがかなう兆しとされる吉夢。ただし欲張ると逃がすという戒めも含む。
Q. 金の魚の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 金の魚の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は「もう十分にあるもの」を三つ数えてから一日を始めてください。小さな願いを一つだけ決めて、それが叶ったら追加しないと約束するのも縁起かつぎになります。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。