◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
末広がりの繁栄と品格の象徴。扇子を広げる夢は運気の上昇、折れる・破れる扇子は計画の頓挫に注意。
心理学から見ると
扇子は、たたむと細く、開くと大きく広がる道具です。夢では、自分の可能性を開いていく力や、人前での振る舞い・品格を表すと読めます。扇子で顔を隠す夢は、本心を見せたくない気持ち、人をあおぐ夢は、誰かを支えたり気づかったりしたい心の表れとされます。
言い伝えと歴史
扇子は開くと先が広がることから「末広がり」と呼ばれ、繁栄を願う縁起物として祝いの席や贈り物に用いられてきました。能や日本舞踊、落語でも欠かせない道具で、一本の扇子が箸にも筆にも見立てられます。夢占いでは、美しい扇子を手にする夢は地位や人望が高まる兆しと読まれることがあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、扇子の夢は「どこまで開いたか」を映します。半分しか開かない扇子なら、力を出しきることをどこかで遠慮している。全部開いて風を起こしていたなら、自分の存在で周りの空気を変えられる時期です。扇子の絵柄が思い出せたなら、それがあなたの求めている景色です。
当サイトの見方:もう一歩深く
扇子は、何本もの細い骨が要と呼ばれる一点で束ねられ、その上に張られた紙や布を支えることで形を保っています。どれか一本の骨が折れるだけで、開いたときに面がゆがみ、きれいに風を送れなくなります。また、ぱちんと閉じる音やゆっくり開く仕草は、言葉の代わりに気持ちや間を伝える合図にもなってきました。当サイトの見方では、扇子の夢は、自分を支えている人や物事のつながりと、言葉にしない表現の両方を映します。骨が一本だけ折れた扇子なら、周りで支えてくれる誰か、あるいは自分の中の小さな柱が弱っている知らせかもしれません。扇子を閉じる音で場が静まった夢は、言葉より態度で示したい思いがある状態。祖父母や親が使っていた扇子が出てきたなら、その人のたたずまいや所作を、いま自分も身につけたいと感じているのでしょう。これは推察ですが、開いたまま閉じられなくなった扇子の夢は、広げた計画や関係を、いったんたたんで休ませる時機を見失っている心の表れだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
遠慮して言えずにいることがあれば、今日一つだけ、控えめでよいので口に出してみてください。扇子を少し開くように、自分の場所を広げる練習です。
こんな場面なら
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 扇子の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。末広がりの繁栄と品格の象徴。扇子を広げる夢は運気の上昇、折れる・破れる扇子は計画の頓挫に注意。
Q. 扇子の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 扇子の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 遠慮して言えずにいることがあれば、今日一つだけ、控えめでよいので口に出してみてください。扇子を少し開くように、自分の場所を広げる練習です。
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