◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
栄誉と成功、責任の重さの象徴。王冠をかぶる夢は評価や昇進の兆し、重くて落ちる王冠は立場への不安を示す。
心理学から見ると
王冠は、選ばれた者だけが頭に戴く権威のしるしです。心理学的には、認められたい願い、自分の力を発揮したい欲求を表すと読めます。ユングの考え方に沿えば、完全な円をなす冠は、心の全体性や成熟を示す象徴とも考えられます。重すぎる王冠の夢は、手にした地位や期待に押しつぶされそうな感覚の表れとされます。
言い伝えと歴史
王冠は古今東西で王権や神聖さを表してきました。ヨーロッパの王冠には宝石がちりばめられ、戴冠式は神から権威を授かる儀式とされました。日本語では瓶のふたも王冠と呼ばれ、ふたの縁のぎざぎざが冠の形に似ていることに由来するとされます。夢占いでは、輝く王冠は大きな成功と名誉の吉兆です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、王冠の夢は「誰にかぶせられたか」で意味が分かれます。自分の手でかぶったなら、自信を取り戻しつつある前向きな夢。誰かにかぶせられたなら、望んでいない役目を担わされる予感かもしれません。王冠が錆びていたり、宝石が欠けていたりしたなら、過去の栄光にしがみつく気持ちへの静かな警告です。
当サイトの見方:もう一歩深く
王冠は頭の上に載せるものなので、かぶっている本人は自分の目で見ることができません。輝きを見ているのは周りの人だけです。また、子どもの頃に野原でシロツメクサを編んで花かんむりを作った人も多いでしょう。友だちの頭に載せてあげたり、載せてもらったりした素朴な冠は、誰かを大切に思う気持ちそのものでした。当サイトの見方では、王冠の夢は、自分では見えない評価と、人から人へ手渡される思いやりの両方を映すことがあります。王冠をかぶっているのに鏡がなく、どんな姿か分からず不安だった夢なら、周りの評価が高まっているのに、自分ではそれを実感できずにいる状態かもしれません。花かんむりを誰かの頭に載せていた夢は、相手を認め、その人の良さを祝福したいという素直な気持ちの表れです。誕生日の紙の王冠をかぶって祝われていた夢なら、特別扱いされたい、存在を喜んでほしいという願いとも読めます。これは推察ですが、花かんむりがしおれていく夢は、子どもの頃の無邪気な友情が遠ざかる寂しさを、心が感じ取っている印でしょう。
目覚めた朝にできること
最近うまくできたことを一つ思い出し、自分をきちんと褒めてみてください。小さな戴冠式でも、心の姿勢がすっと伸びます。
こんな場面なら
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 王冠の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。栄誉と成功、責任の重さの象徴。王冠をかぶる夢は評価や昇進の兆し、重くて落ちる王冠は立場への不安を示す。
Q. 王冠の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 王冠の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 最近うまくできたことを一つ思い出し、自分をきちんと褒めてみてください。小さな戴冠式でも、心の姿勢がすっと伸びます。
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