○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
身を守るために人を遠ざけてしまう気持ちの象徴。心を少し開く合図。
心理学から見ると
ハリネズミの夢は、傷つかないために人を遠ざける気持ちと、それでも誰かに近づきたい気持ちの葛藤を映していると読めます。哲学者ショーペンハウアーの寓話をもとにした「ヤマアラシのジレンマ(ハリネズミのジレンマとも)」は、近づきすぎると互いを傷つけ、離れると寒いという人間関係の難しさを表す言葉として知られています。
言い伝えと歴史
ハリネズミはヨーロッパでは古くから身近な動物で、背中の針に果物を刺して運ぶという言い伝えが昔の絵や物語に残っています。実際には確かめられていない話ですが、小さな体でたくましく生きる姿が愛されてきた証とも言えます。夢占いでは、警戒心や自己防衛、そして心を開く時期の象徴とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ハリネズミが「丸まっていたか、顔を出していたか」が大切です。固く丸まっていたなら、今のあなたは守りに入るだけの理由がある時期で、無理に心を開く必要はありません。顔を出してこちらを見ていたなら、警戒しながらも誰かを信じてみたい気持ちが芽生えている印。手のひらに乗せられたなら、その人との距離はもう十分安全だと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ハリネズミの赤ちゃんは、生まれたときには針がやわらかい膜の下に隠れていて、その後しばらくして少しずつ表に出てくるといわれます。あの針は生まれつきの武器ではなく、外の世界に出てから育っていく守りの道具なのです。しかもハリネズミは針で相手を突いて回るわけではなく、怖いときはただ丸まってやり過ごします。当サイトの見方では、この夢を見る人は、誰かを傷つけたいのではなく、これ以上自分が傷つかないために針を立てている状態にあります。夢の中で自分がハリネズミになっていたなら、最近のそっけない態度を自分でも少し持て余しているのかもしれません。誰かが飼っているハリネズミを見せてもらう場面なら、身近な人の不器用な優しさに気づき始めている印です。夜の庭を歩くハリネズミを見かけたなら、人目のない時間にだけ本音が動く心を映しているとも読めます。これは推察ですが、針の感触が痛かったか、意外にやわらかかったかが、今の警戒心の固さを教えてくれます。
目覚めた朝にできること
今日、少しだけ気を許せる人に、ささいな近況を一言送ってみてください。針を全部しまう必要はなく、一本分だけ距離を縮めれば十分です。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. ハリネズミの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。身を守るために人を遠ざけてしまう気持ちの象徴。心を少し開く合図。
Q. ハリネズミの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ハリネズミの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日、少しだけ気を許せる人に、ささいな近況を一言送ってみてください。針を全部しまう必要はなく、一本分だけ距離を縮めれば十分です。
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