▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
努力や挑戦の象徴。逆上がりができれば壁を越える兆し、落ちるのは自信の揺らぎへの注意とされる。
心理学から見ると
鉄棒の夢は、自分の力だけで体を持ち上げる経験と結びつき、自力で状況を乗り越えられるかという自己評価を映すと読めます。子どもの頃に苦手だった人ほど、大人になってから試される場面で鉄棒の夢を見やすい、とも考えられます。夢は過去の小さな挫折の記憶を、今の課題の形に借りて見せることがあります。
言い伝えと歴史
鉄棒は日本の学校の校庭にほぼ必ずある遊具で、逆上がりは多くの子どもにとって最初の「できる・できない」の壁でした。夢占いでは、鉄棒で軽やかに回る夢は努力が報われる兆し、握っていた手が滑る夢は無理をしすぎているという注意と読まれることがあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、鉄棒の夢で注目したいのは「誰かが見ていたか」です。放課後に一人で練習していたなら、人知れず努力している今のあなたの姿。先生や同級生が見ていたなら、評価される怖さが夢を重くしています。できた瞬間に誰もいなかった夢は、努力を認めてほしいという静かな願いかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
鉄棒を握ったときのひやりとした冷たさや、手のひらに残る鉄のにおい、練習のあとにできたまめを覚えている人もいるでしょう。鉄棒は、自分の体重をたった二本の腕で支える遊具です。大人になって校庭の鉄棒を見ると、あんなに高かった棒が腰ほどの高さしかなく、驚くことがあります。当サイトの見方では、鉄棒の夢は、子どもの頃に感じた「自分の体の重さ」と、今の暮らしで背負っている責任の重さを、心が重ね合わせている場面です。どんな技をしていたかにも読みが出ます。ただぶら下がっていたなら、何とか持ちこたえているけれど、次の一歩が踏み出せない状態。前回りで軽やかに回れたなら、視点を変えることで状況を乗り切れる兆しでしょう。誰かが背中を支えて補助してくれていた夢は、気づかないところで助けてくれている人がいる印です。これは推察ですが、鉄棒が錆びていたり低すぎたりした夢は、もう自分には合わなくなった目標や基準を、そろそろ手放してもいいと心が伝えているのかもしれません。
目覚めた朝にできること
最近がんばったことを一つ、自分で自分に報告するつもりで書き出してみてください。誰も見ていなくても、努力は残ります。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 鉄棒の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。努力や挑戦の象徴。逆上がりができれば壁を越える兆し、落ちるのは自信の揺らぎへの注意とされる。
Q. 鉄棒の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 鉄棒の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 最近がんばったことを一つ、自分で自分に報告するつもりで書き出してみてください。誰も見ていなくても、努力は残ります。
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