◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
生まれのつながりや自分の中心の象徴。きれいなへそは心の安定、へそを取られる夢は大切なものを失う不安を示す。
分類: 体・健康(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
へそは母親とつながっていた跡であり、心理学的には「自分の出発点」や依存と自立のテーマを映すと読めます。ユング派の考え方では体の中心は自己のまとまりの象徴ともされ、へそを気にする夢は、自分の軸がぶれていないかを確かめたい気持ちの表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本では雷様がへそを取りに来るという言い伝えが広く知られ、雷の日にはお腹を隠せと子どもに教えてきました。へその緒を桐の箱などに入れて大切に保管する習わしもあり、へそは命のつながりを示す特別な場所とされてきました。「へそを曲げる」「へそくり」という言葉も身近です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、へその夢は「ルーツとの距離」を問いかけます。へそが痛む夢なら、家族や故郷との関係に小さなわだかまりがある印。へそから何かが出てくる夢なら、自分の奥に眠っていた本音が表に出たがっているのかもしれません。雷の音がしていたなら、外からの圧力に中心を奪われる怖さが混じっています。
当サイトの見方:もう一歩深く
古代ギリシャでは、デルフォイの神殿に置かれた「オンファロス」と呼ばれる石が、世界のへそ、つまり世界の中心を示すものとされていました。日本でも、地図の上で国土のちょうど真ん中にあたるとして、いくつもの町が「日本のへそ」を名乗っています。へそは体の中心であるだけでなく、人が「ここが真ん中だ」と思いたい場所の呼び名にもなってきたのです。当サイトの見方では、へその夢は、ルーツとのつながりだけでなく、「あなたが今、どこを自分の中心だと感じているか」を問いかけていると読めます。夢で知らない土地に立ち、そこがなぜか自分の中心だと感じたなら、住む場所や居場所が変わりつつあることを、心が先に受け入れ始めている印。へその位置がずれていたり、見つからなかったりしたなら、忙しさや人の期待に振り回され、自分の軸がどこにあるのか分からなくなっている状態でしょう。これは推察ですが、へそに手を当てて落ち着いた夢は、どこにいても自分の真ん中は自分の中にあると、心が思い出しているのだと思います。
目覚めた朝にできること
家族や故郷の誰かに、用事がなくても短い連絡をしてみてください。深呼吸でお腹をふくらませ、体の中心を意識する時間を一分つくるのも良いでしょう。
こんな場面なら
- ◎吉 元気になる・治る……回復や運気の立て直しの兆し
- ▲注意 痛む・傷つく・失う……心身の疲れへの注意。現実の体調も一度確かめて
- 血が出る……意外にも、エネルギーや金運の上昇とされることが多い
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. へその夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。生まれのつながりや自分の中心の象徴。きれいなへそは心の安定、へそを取られる夢は大切なものを失う不安を示す。
Q. へその夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. へその夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 家族や故郷の誰かに、用事がなくても短い連絡をしてみてください。深呼吸でお腹をふくらませ、体の中心を意識する時間を一分つくるのも良いでしょう。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。