◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
めったにない幸運や、つらい時期に差す静かな希望の象徴。はっきり見えれば願いの成就、すぐに消えれば見落としがちなチャンスへの注意。
心理学から見ると
虹は雨のあとに現れることから、苦しみのあとの回復や希望を表すとされます。それが夜に現れるのは、まだ暗い時期のさなかにいながら、心がかすかな希望を見つけている状態と読めます。人に気づかれにくい場所で自分だけが見ている美しさ、ひそかな支えや秘めた喜びの表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
月の光でできる虹は「月虹」と呼ばれ、明るい月と雨や滝のしぶきがそろったときにだけ見られる珍しい現象です。暗い中では色がほとんど分からず白っぽく見えることが多いとされます。その珍しさから、見た人に幸運が訪れるという言い伝えが各地で語られています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、夜の虹は「誰にも見せない希望」の夢です。昼の虹はみんなで指さして喜べますが、夜の虹はたいてい一人で見るもの。色がはっきりしていたなら、その希望はもうすぐ人に話せる形になります。白く淡い虹だったなら、まだ胸の内で温めておくべき時期。虹のたもとに誰かが立っていたなら、その人があなたの希望の鍵を握っているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
夜の虹を見るには、明るい月と雨や滝のしぶきが同時にそろう必要があり、多くの人は一生に一度も見ることなく過ごします。そもそも、虹が見えるような深い時間に外にいること自体が、ふつうの暮らしでは珍しいことでしょう。当サイトの見方では、夢の中で夜の虹を見たとき、自分がなぜその時間に起きていたかに注目します。仕事帰りの夜道で見上げていたなら、遅くまで働き続ける日々の中に、心がささやかな報いを見つけようとしている状態。眠れずに窓辺に立っていたなら、悩みで寝つけない夜にも、どこかに希望の兆しを探している印です。夜釣りや旅先の滝のそばなど、自分から夜の世界へ出かけていたなら、人の少ない時間にしか出会えない自分らしさを大切にしているのでしょう。これは推察ですが、夜勤のある仕事や、家族の看病で夜中に起きることが多い人がこの夢を見るなら、それは誰にも見られない時間の頑張りを、心が自分でねぎらっている夢だと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今夜、寝る前に窓の外を少しだけ眺めてみてください。今日あったささやかな良いことを一つ思い出してから眠ると、夜の虹の余韻が続きます。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 夜の虹の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。めったにない幸運や、つらい時期に差す静かな希望の象徴。はっきり見えれば願いの成就、すぐに消えれば見落としがちなチャンスへの注意。
Q. 夜の虹の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 夜の虹の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今夜、寝る前に窓の外を少しだけ眺めてみてください。今日あったささやかな良いことを一つ思い出してから眠ると、夜の虹の余韻が続きます。
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