▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
活力と潤滑の象徴。きれいな油は物事が円滑に進む兆し、油がこぼれる・燃え上がる夢は油断や感情の暴走への注意とされる。
分類: 食べ物(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
油は機械を滑らかに動かし、料理に熱と香りを与え、火を灯す燃料にもなります。夢に出る油は、自分を動かしているエネルギーや、人間関係の潤滑役として無理をしている状態を映すと読めます。手や服が油でべたつく夢は、抜け出しにくい状況にまとわりつかれている感覚とも考えられます。
言い伝えと歴史
日本語には油にまつわる言葉が多く、仕事を怠けることを「油を売る」、事態を悪化させることを「火に油を注ぐ」と言います。江戸の頃、行灯の油は魚油などが使われたため、化け猫が夜中に行灯の油をなめるという怪談の場面が生まれたとも言われます。油は暮らしの明かりを支える、貴重なものでした。
当サイトの考察
当サイトの見方では、油の夢は「燃料の残量」を確かめる夢です。行灯の油が尽きかけていたなら、心の明かりを灯し続ける力が減っている合図。煮えたぎる油に怖さを感じたなら、ためこんだ怒りや焦りに、ちょっとした一言が火をつけかねない状態です。夜中に何かが油をなめる音を聞いたなら、あなたのエネルギーを少しずつ奪っている存在に気づき始めているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
油と水は、どれほどかき混ぜても、しばらくすると分かれてしまいます。性格や考え方がまったく合わない者どうしを「水と油」と呼ぶのはそのためです。また、熱した油に水が一滴入っただけで、激しくはねて手や腕をやけどすることもあります。揚げ油をこして、色が濃くなるまで使い回す家庭もあります。当サイトの見方では、油の夢は、混じり合えない相手との関係や、繰り返し使われて少しずつくたびれていく自分を映すことがあります。水と油が分かれていく様子を見つめていた夢なら、どうしても理解し合えない相手がいて、無理に混ざろうとすることに疲れている状態かもしれません。熱い油がはねて驚いた夢は、ささいな一言が大きな衝突を生みそうな、張りつめた関係への警戒とも読めます。何度も使って色が濃くなった油を見ていた夢は、周りのために繰り返し力を使い、自分が消耗していることへの気づきでしょう。これは推察ですが、新しい油に替えていた夢は、気持ちを一新して、澄んだ力で物事に向き合い直したい願いだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日は、自分のエネルギーを使い果たしている予定や人づきあいを一つ思い浮かべ、少し距離を置く工夫をしてみてください。揚げ物続きなら、体のためにあっさりした食事を選ぶのもよいでしょう。
こんな場面なら
- ◎吉 おいしく食べる……心と体が満たされる、運気の充実
- ▲注意 まずい・腐っている……心身の不調や、合わない環境への注意
- 食べられない・取り上げられる……欲しいものに手が届かないもどかしさ
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 油の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。活力と潤滑の象徴。きれいな油は物事が円滑に進む兆し、油がこぼれる・燃え上がる夢は油断や感情の暴走への注意とされる。
Q. 油の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 油の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、自分のエネルギーを使い果たしている予定や人づきあいを一つ思い浮かべ、少し距離を置く工夫をしてみてください。揚げ物続きなら、体のためにあっさりした食事を選ぶのもよいでしょう。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。