▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
心身を整え、関係を保つ象徴。料理に塩を加える夢は物事がうまくまとまる兆し、塩辛すぎる夢は言葉のきつさへの注意とされる。
分類: 食べ物(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
塩は命に欠かせない一方で、摂りすぎれば体に害にもなります。夢に出る塩は、生活の中の「ちょうどいい加減」を探っている心や、物事に刺激や味わいを求める気持ちを映すと読めます。しょっぱさに顔をしかめる夢は、誰かの言葉や態度がきつく感じられている状態とも考えられます。
言い伝えと歴史
塩は古くから食べ物を腐らせない保存の要であり、清めの力を持つものとしても大切にされてきました。戦国時代には、敵である武田信玄の領地が塩不足に苦しんだ際、上杉謙信が塩の流通を止めなかったという故事が語られ、「敵に塩を送る」という言葉の由来とされています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、塩の夢は「腐らせたくないもの」を知らせる夢です。塩を振っていたのは、守りたい関係や記憶を長持ちさせたいという願い。涙のように塩辛い味がしたなら、言葉にできていない悲しみが体の奥にたまっているのかもしれません。塩を誰かに手渡していたなら、敵に塩を送るように、対立していた相手と和らぐきっかけが近いとも読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
日本語の「手塩にかける」は、自分の手で細かく世話をして大切に育てることを言います。もとは、食膳に添えられた少量の塩で、食べる人が自分の好みに味を整えたことに由来するとされます。また、ご飯に塩だけをつけて握る塩むすびは、最も素朴なおにぎりでありながら、握る人の手の温かさや塩加減がそのまま味に出る食べ物です。当サイトの見方では、塩の夢は、ほんのひとつまみの加減に込められる手間と愛情を映すことがあります。誰かのために塩むすびを握っていた夢なら、飾らないやり方で、相手を思う気持ちを形にしたいと願っている状態。誰かが握ってくれた塩むすびを食べていた夢は、手塩にかけて育てられた記憶や、自分を大切にしてくれた人への感謝が呼び起こされているのでしょう。塩の量が決められずに迷っていた夢は、相手への関わり方が多すぎても少なすぎてもいけないと、距離感に悩んでいる姿とも読めます。これは推察ですが、手のひらに残った塩の粒を見つめていた夢は、誰かを育て、支えてきた日々の重みを、心が静かに確かめている印でしょう。
目覚めた朝にできること
今日は料理の塩加減を少し意識して、薄めの味つけで素材の味を確かめてみてください。言葉も同じく、一言だけやわらかく言い換えてみると、夢の余韻が良い方向に向かいます。
こんな場面なら
- ◎吉 おいしく食べる……心と体が満たされる、運気の充実
- ▲注意 まずい・腐っている……心身の不調や、合わない環境への注意
- 食べられない・取り上げられる……欲しいものに手が届かないもどかしさ
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 塩の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。心身を整え、関係を保つ象徴。料理に塩を加える夢は物事がうまくまとまる兆し、塩辛すぎる夢は言葉のきつさへの注意とされる。
Q. 塩の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 塩の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は料理の塩加減を少し意識して、薄めの味つけで素材の味を確かめてみてください。言葉も同じく、一言だけやわらかく言い換えてみると、夢の余韻が良い方向に向かいます。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。