▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
家族の中にいるはずのない一人が混じっている夢。家庭の中の違和感や、見過ごしてきた誰かの気持ちへの注意とされる。
心理学から見ると
家族の中に見覚えのない一人が当たり前のように混じっている夢は、家庭内の役割や距離感に違和感を覚えている状態の映しと読めます。夢の中の見知らぬ人物は、自分の中のまだ認めていない一面を表すことがあるとされ、その一人は、家族の前で見せていない自分自身の姿である可能性も考えられます。
言い伝えと歴史
日本の怪談や昔話には、数えると人数が一人多い、という話型が繰り返し現れます。山小屋や宴の席で、誰も知らない一人がいつの間にか紛れこんでいるという筋立てです。座敷わらしのように、家に住みつく見えない者が福を運ぶとされる言い伝えもあり、余分な一人は必ずしも不吉なものとは限りません。
当サイトの考察
当サイトの見方では、この夢で見てほしいのは「誰もその一人を不思議に思っていなかったかどうか」です。家族全員が当然のように受け入れていたなら、家の中にはあなたの知らない約束や事情があるのかもしれません。あなただけが気づいていたなら、それは家の中で長く居場所をなくしている誰か、例えば無理をしている家族や、忘れかけた過去の自分が、そっと席についていたのだとも考えられます。
当サイトの見方:もう一歩深く
家族というのは、毎日顔を合わせているぶん、互いの変化に気づきにくい集まりでもあります。背が伸びた、口数が減った、帰りが遅くなった。そうした小さな変化は、ある日ふいに「この人はこんな人だっただろうか」という違和感として表れることがあります。当サイトの見方では、家族が一人多い夢を見る人は、家族の誰かが知らないうちに変わっていたことへの戸惑いや、自分自身が家の中で別人のようにふるまっていることへの居心地の悪さを抱えていることが多いように思います。夢の中でその一人と食卓を囲んでいたなら、新しい家族のかたちを、心が受け入れようとしている途中。その一人の顔が最後まで見えなかったなら、家の中にまだ言葉にされていない事情があるのかもしれません。これは推察ですが、目覚めたあとにその人が懐かしく感じられたなら、それは昔そこにいた誰かの記憶が、そっと席に戻ってきたのだとも読めると当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日、家族の一人ひとりに一言ずつ声をかけてみてください。最近様子の変わった人がいないか、表情を少しだけ丁寧に見てみましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 不思議な体験を楽しんでいる……直感が冴えている時期
- ▲注意 怖くて逃げられない……説明のつかない不安に振り回されている
- 自分が不思議な力を使う……眠っている才能や、変わりたい気持ちの表れ
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 家族が一人多い夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。家族の中にいるはずのない一人が混じっている夢。家庭の中の違和感や、見過ごしてきた誰かの気持ちへの注意とされる。
Q. 家族が一人多い夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 家族が一人多い夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日、家族の一人ひとりに一言ずつ声をかけてみてください。最近様子の変わった人がいないか、表情を少しだけ丁寧に見てみましょう。
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