◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
導きと迎えの灯の象徴。明るく灯る提灯は道が開ける吉兆、消える提灯は不安や別れの気配を示す。
分類: 物・道具(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
提灯は、暗い夜道を足元から照らす小さな灯りです。夢では、先の見えない状況の中で自分を導いてくれるもの、あるいは誰かを迎え入れたい気持ちを表すと読めます。明るく灯る提灯の夢は希望、風に揺れて消えそうな提灯は、頼りにしているものが心細く感じられる状態の反映とされます。
言い伝えと歴史
日本では、お盆に盆提灯を飾り、帰ってくる先祖の霊の目印にする習わしがあります。祭りの夜に連なる提灯は神を迎える灯でもありました。一方で、古い提灯が化けた妖怪「提灯お化け」も語られます。夢占いでは、明るい提灯の夢は幸運や良縁の兆しと読まれることがあります(妖怪は「提灯お化けの夢」参照)。
当サイトの考察
当サイトの見方では、提灯の夢は「迎える灯」か「送る灯」かで読み分けます。家の前に灯っていたなら、誰かの帰りを待つ心。川や道の先へ遠ざかっていったなら、何かを見送る時が来ているのです。提灯に書かれた文字が読めたなら、それはあなたを呼んでいる場所の名前かもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
提灯は細い竹の骨に和紙を張って作られ、使わないときは蛇腹のように小さく畳むことができます。広げれば灯りを守る形になり、畳めば手のひらに収まる。この伸び縮みする姿は、強さとはかなさを同時に持っています。また、町の居酒屋の軒先に下がる赤提灯は、仕事帰りの人をそっと迎える目印として、今も暮らしの中に残っています。当サイトの見方では、提灯の夢は、それが誰の手にあったかで読み分けられます。自分で提灯を持って歩いていたなら、先の見えない中でも自分で道を照らそうとする意志。誰かが持ってくれていたなら、その人を道しるべとして頼りにしている気持ちです。赤提灯に引き寄せられていたなら、肩の力を抜ける居場所を求める疲れでしょう。これは推察ですが、提灯がしぼんで畳まれていく夢は、一つの役目を終えて、灯りを休ませる時期が来たという知らせと考えます。破れた和紙から光が漏れていたなら、隠していた本音がにじみ出ようとしているのかもしれません。
目覚めた朝にできること
今夜は部屋の灯りを少し落とし、小さな明かりひとつで過ごす時間を作ってみてください。暗さの中の灯りが、心の向きを静かに示してくれます。
こんな場面なら
- ◎吉 もらう・見つける……新しい力や機会が手に入る兆し
- ▲注意 なくす・壊れる……その物が表すもの(立場・関係・自信)への不安
- 古い・汚れている……見直したい習慣や、手放す時期のサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 提灯の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。導きと迎えの灯の象徴。明るく灯る提灯は道が開ける吉兆、消える提灯は不安や別れの気配を示す。
Q. 提灯の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 提灯の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今夜は部屋の灯りを少し落とし、小さな明かりひとつで過ごす時間を作ってみてください。暗さの中の灯りが、心の向きを静かに示してくれます。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。