◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
自分を整える時間と女性性・美意識の象徴。鏡台の前で身支度する夢は自信の回復、曇った鏡台は自己像の揺らぎに注意。
分類: 物・道具(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
鏡台は、鏡と引き出しが一体になった、身支度のための家具です。夢では、人前に出る前に自分を整える時間や、見た目と内面の自己像を表すと読めます。鏡台の前で落ち着いて支度する夢は自信の回復、鏡が曇って顔がよく見えない夢は、自分が何者なのか分からなくなっている感覚の反映とされます。
言い伝えと歴史
鏡台は、かつて日本の嫁入り道具の一つとして大切にされ、母から娘へ受け継がれることもありました。一方で、夜に鏡台の鏡をのぞくと何かが映る、使わない時は鏡に布をかけておくもの、という言い伝えも各地で語られます。鏡は魂を映すと考えられてきたからです(鏡そのものは「鏡の夢」も参照)。
当サイトの考察
当サイトの見方では、鏡台の夢は「引き出しの中身」に目を向けます。鏡に映る顔より、引き出しを開けて何かを探していたなら、身だしなみの奥にしまっている本当の悩みがあるのでしょう。見知らぬ古い鏡台だったなら、それを使っていた誰か、たとえば母や祖母の生き方を、いま自分に重ねているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
鏡台の中には、左右の鏡を開くと横顔や後ろ姿まで映せる三面鏡になったものがあります。ふだん自分では見ることのない角度の顔が並んで映ると、見慣れたはずの自分が少し他人のように感じられることがあります。当サイトの見方では、鏡台の夢は、人から見えている自分と、自分が思っている自分の違いに気づく時期に現れやすいようです。三面鏡に映った横顔が知らない人のようだった夢なら、周りが見ているあなたの姿を、まだ自分で受け止めきれていないのかもしれません。朝の慌ただしい身支度だったか、夜に化粧を落としていたかでも読みは変わります。朝なら、人前でうまく振る舞わなければという緊張。夜に一つずつ装いを外していたなら、一日かぶっていた顔を下ろして、素の自分に戻りたい願いです。母や姉が鏡台に向かう背中を眺めていた夢は、大人になることへの憧れや、その人が装いの下に隠していた苦労への気づきとも読めます。これは推察ですが、椅子に座らず立ったまま支度をしていた夢は、自分を整える時間すら惜しんでいる心の表れでしょう。
目覚めた朝にできること
今朝の身支度では、鏡に映った自分に一言だけ、ねぎらいの言葉をかけてみてください。鏡台の前の数分は、自分と向き合う大切な時間です。
こんな場面なら
- ◎吉 もらう・見つける……新しい力や機会が手に入る兆し
- ▲注意 なくす・壊れる……その物が表すもの(立場・関係・自信)への不安
- 古い・汚れている……見直したい習慣や、手放す時期のサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 鏡台の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。自分を整える時間と女性性・美意識の象徴。鏡台の前で身支度する夢は自信の回復、曇った鏡台は自己像の揺らぎに注意。
Q. 鏡台の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 鏡台の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今朝の身支度では、鏡に映った自分に一言だけ、ねぎらいの言葉をかけてみてください。鏡台の前の数分は、自分と向き合う大切な時間です。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。