▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
周囲の悪い影響や、自分をむしばむ考え方への警告の象徴。
分類: 食べ物(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
毒の夢は、周りから受けている悪い影響や、自分をむしばむ考え方に気づき始めている状態と読めます。人間関係の中で言われた一言や、くり返してしまう自己否定が、目に見えない毒として表されることがあるとされます。毒を盛られたのか、自分で口にしたのかで意味が大きく変わると考えられます。
言い伝えと歴史
狂言『附子』では、主人が「猛毒の附子だから近づくな」と言い残した桶の中身が実は砂糖で、太郎冠者らがそれを平らげてしまいます。毒という言葉が、人を遠ざけるための方便にも使われてきたことが分かります。グリム童話の白雪姫の毒りんごのように、毒は美しい見た目の中に潜むものとしても語られてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、毒の夢で注目すべきは「それが本当に毒だったか」です。附子の話のように、毒と言われて遠ざけていたものが、実は甘い可能性ということもあります。夢で毒と知りながら飲んだなら、分かっていて続けている悪習への警告。毒だと思ったものが平気だったなら、恐れていた変化が案外あなたに合うのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
毒は、少しずつ効いてくるものほど気づきにくいと言われます。一度にたくさん口にすればすぐに異変が分かりますが、ほんのわずかずつなら、体の不調を疲れや年齢のせいだと思い込んでしまうかもしれません。人間関係や職場の空気にも、これと似たところがあります。毎日少しずつ浴びせられる皮肉や、聞き流してきた否定の言葉は、すぐには痛まなくても、気づいたときには心を弱らせていることがあります。当サイトの見方では、毒の夢を見る人は、はっきりとした大きな傷ではなく、日々の小さな消耗に心が気づき始めている状態にあることが多いように思います。知らないうちに毒を飲まされていた夢は、身近な人や環境の影響を、自分が思う以上に受けている印かもしれません。これは推察ですが、解毒剤を探して走り回っていた夢は、今の状況から抜け出す方法を必死に探している気持ちでしょう。誰かのために毒見をしていた夢なら、周りを守るために危うい役回りを引き受けすぎていないか、振り返る時期だと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
最近あなたを疲れさせる情報源や人を一つ思い浮かべ、今日だけ距離を置いてみてください。体の不調が気になる場合は、無理をせず医療機関へ。
こんな場面なら
- ◎吉 おいしく食べる……心と体が満たされる、運気の充実
- ▲注意 まずい・腐っている……心身の不調や、合わない環境への注意
- 食べられない・取り上げられる……欲しいものに手が届かないもどかしさ
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 毒の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。周囲の悪い影響や、自分をむしばむ考え方への警告の象徴。
Q. 毒の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 毒の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 最近あなたを疲れさせる情報源や人を一つ思い浮かべ、今日だけ距離を置いてみてください。体の不調が気になる場合は、無理をせず医療機関へ。
あわせて読みたい夢の読み物
「食べ物」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。