▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
高ぶる感情や情熱、または危機への警告の象徴。夕焼けのように美しければ充実、不気味な赤なら怒りや不安の高まりに注意。
心理学から見ると
赤は血や火を連想させ、興奮・怒り・警戒と結びつきやすい色です。空全体が赤いのは、特定の相手ではなく生活全体に緊張や高ぶりが広がっている状態と読めます。脅威シミュレーション説の立場からは、身の回りの「何かおかしい」という小さな違和感を、夢が空の色として大きく描き出しているとも考えられます。
言い伝えと歴史
天気の言い伝えでは「夕焼けは晴れ、朝焼けは雨」と言われ、英語圏にも赤い夕空は船乗りの喜び、赤い朝空は警告という似た諺があります。一方で、ただならぬ赤い空を天変地異や争いの前ぶれと恐れる話も各地にあり、赤い空は吉と凶の両方を背負ってきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、赤い空の夢で大切なのは「いつの赤か」です。夕方の赤なら一日を燃やし尽くした充実、朝の赤なら始まる前から身構えている緊張、真夜中の赤ならどこかで何かが燃えている、つまり自分でも気づかない怒りがくすぶっている印と読みます。空を見上げていた自分が落ち着いていたか、逃げ出したかったかも手がかりです。
当サイトの見方:もう一歩深く
夕焼けが赤く見えるのは、日が傾いて光が長い距離の空気を通るあいだに、青い光が散らされ、赤い光が残って届くためだと説明されます。多くの町では夕方になると、童謡「夕焼小焼」などの旋律が防災無線から流れ、子どもたちに帰る時刻を知らせてきました。当サイトの見方では、赤い空の下で自分が家に向かっていたか、家から離れていく途中だったかに注目します。帰り道で赤い空を見ていたなら、一日を終えて安心できる場所に戻りたい気持ちが強い状態。家から遠ざかる方向へ歩いていたなら、帰るべき場所があるのに、まだ戻れない事情や、戻りたくない思いを抱えている印です。これは推察ですが、子どもの頃に夕方のチャイムを合図に友だちと別れた記憶を持つ人が、大人になってこの夢を見るなら、遊びの時間の終わりを惜しむ気持ちと、今の暮らしで自分に「もう帰っていい」と言えていない疲れが重なっていると当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
最近いらだったことを一つ思い出し、それが誰に向けたものか確かめてみてください。深呼吸を三回してから一日を始めるだけでも、赤い空は少し落ち着きます。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 赤い空の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。高ぶる感情や情熱、または危機への警告の象徴。夕焼けのように美しければ充実、不気味な赤なら怒りや不安の高まりに注意。
Q. 赤い空の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 赤い空の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 最近いらだったことを一つ思い出し、それが誰に向けたものか確かめてみてください。深呼吸を三回してから一日を始めるだけでも、赤い空は少し落ち着きます。
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