○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
規律や忠義、覚悟の象徴。守るべきもののために腹をくくる時期を示すとされる。
分類: 職業(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
侍の夢は、規律や責任感、何かを守り抜こうとする覚悟の象徴と読めます。凛とした侍の姿は理想の自分像、刀を抜いて戦う侍は、決断を迫られている状態や、内にためた攻撃性を映すとされます。ユング心理学の考え方を借りれば、戦う人物は困難に立ち向かう「英雄」の元型とも読めるでしょう。
言い伝えと歴史
武士にとって刀は「武士の魂」と呼ばれるほど大切なものでした。また戦に敗れて落ち延びた武士の霊、いわゆる落ち武者の怪談は、古戦場や城跡の近くで数多く語られてきました。名誉や忠義を重んじた武士の生き方は、美しさと同時に、果たせなかった思いの重さも後世に伝えています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、侍の夢は「侍が何を守っていたか」で読み分けます。主君なら組織や上の人への忠誠と、そこに縛られる苦しさ。家族なら大切な人を守る覚悟。何も守らず一人でさまよっていたなら、落ち武者のように、目的を失った誇りが行き場を探している印。刀を鞘に納めた侍が出てきたなら、戦わずに収める強さを求める時期だと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
江戸時代の武士の多くは、合戦に出ることはほとんどなく、城や役所での事務や警備を務めながら暮らしていたと言われます。刀を差して歩く姿の裏には、帳簿をつけ、決まりを守り、家の名を絶やさないように気を配る日々がありました。当サイトの見方では、侍の夢を、刀を振るう場面だけで読むのはもったいないと感じます。夢の中の侍が静かに座って書き物をしていたなら、華やかな勝負より、地道な務めをやり遂げる誇りを心が大切にしている時期です。正座して刀の手入れをしていたなら、自分の技能や道具を磨き直したい気持ちの表れでしょう。これは推察ですが、刀を抜かずに相手と向き合い、そのまま別れた夢は、争いを避けながらも自分の立場を守る、大人の覚悟が育っている印とも読めます。反対に、刀を抜こうとしても抜けなかったなら、言いたいことや決めたいことがあるのに、周りへの遠慮から踏み出せずにいる状態かもしれません。
目覚めた朝にできること
今の生活で「これだけは譲れない」と思うことを一つ書き出してください。守るべきものがはっきりすると、それ以外で無理をしなくて済みます。
こんな場面なら
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 侍の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。規律や忠義、覚悟の象徴。守るべきもののために腹をくくる時期を示すとされる。
Q. 侍の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 侍の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今の生活で「これだけは譲れない」と思うことを一つ書き出してください。守るべきものがはっきりすると、それ以外で無理をしなくて済みます。
あわせて読みたい夢の読み物
「職業」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。