◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
人間関係の円満と運気の好転を示す吉夢。言いそびれる夢は伝え忘れている気持ちへの注意。
心理学から見ると
自分がお礼を言う夢は、誰かから受けた恩や支えを心が意識している状態と読めます。すっきりと言えたなら感謝が素直に循環している印。言いたいのに言葉が出ない夢は、現実で伝えそびれた気持ちが心残りになっていることを示しているとも考えられます。
言い伝えと歴史
「ありがとう」は「有り難し」、つまりめったにないことを意味する言葉に由来するとされ、仏教では人として生まれることの得難さを説く文脈でも使われてきました。言葉に力が宿るという言霊の考え方とあわせて、感謝の言葉は福を呼ぶものとされてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、お礼を言った相手が今そばにいる人かどうかに注目します。遠くなった人や亡くなった人に礼を言う夢は、伝えられなかった感謝を心が代わりに届けている姿。相手が何も答えなかったなら、感謝は相手に届くかどうかよりも、言えた自分を認めることが大切だという知らせかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
お礼の言葉には、場面によっていくつもの形があります。軽い「ありがとう」、改まった「お世話になりました」、手紙に書く「御礼申し上げます」。言い方を選ぶとき、私たちは相手との距離を無意識に測っています。当サイトの見方では、お礼を言う夢では「どの言い方を選んでいたか」が、その人との今の距離感を映します。親しい相手に妙に丁寧な礼を述べていたなら、心のどこかで距離ができていると感じている印。目上の人に気軽に感謝を伝えていたなら、関係がほどよく近づいている状態と読みます。また、何度も頭を下げているのに気持ちが晴れなかった夢は、感謝よりも負い目や遠慮のほうが大きくなっているのかもしれません。これは推察ですが、反対に誰かからお礼を言われて戸惑った夢は、自分のしてきたことを、まだ自分で認められていない心の表れでしょう。感謝を受け取ることも、伝えることと同じくらい大切な練習です。
目覚めた朝にできること
お礼を言いそびれている人がいれば、今日短い言葉で伝えてみてください。会えない人なら、心の中で名前を呼んで一言だけ。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. お礼を言う夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。人間関係の円満と運気の好転を示す吉夢。言いそびれる夢は伝え忘れている気持ちへの注意。
Q. お礼を言う夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. お礼を言う夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. お礼を言いそびれている人がいれば、今日短い言葉で伝えてみてください。会えない人なら、心の中で名前を呼んで一言だけ。
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