▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
身を守る力と防御の象徴。盾で攻撃を防ぐ夢は困難を乗り切る力、盾が割れる夢は守りの限界や無理への注意とされる。
分類: 物・道具(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
盾は、攻撃を受け止めて身を守る道具です。夢では、周囲からの批判やプレッシャーに対する心の防御を表すと読めます。しっかり防げる夢は自己防衛がうまく働いている状態、盾が重すぎて動けない夢は、守りに入りすぎて前に進めずにいる感覚の反映とされます。誰かを盾でかばう夢は、守りたい相手への強い思いの表れです。
言い伝えと歴史
中国の古典『韓非子』には、どんな盾も突き通す矛と、どんな矛も防ぐ盾を同時に売ろうとした商人の話があり、「矛盾」という言葉の由来として知られています。西洋では紋章を描いた盾が家や騎士の誇りを表しました。夢占いでは、頑丈な盾は信頼できる支えや守護を得る吉兆とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、盾の夢は「盾の裏側に誰がいたか」を問います。自分一人なら、弱さを見せずに耐えている孤独な防御。家族や仲間がいたなら、守る役目を引き受けている誇りと重さ。盾越しに相手の顔が見えなかったなら、守りを固めるうちに、相手が敵かどうかさえ分からなくなっているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
盾は、攻撃を受け止めるたびに表面に傷やへこみが残っていきます。新品の盾はなめらかでも、長く使われた盾には、持ち主がくぐり抜けてきたいくつもの場面が刻まれていきます。また盾は重く、構え続けているだけで腕が疲れてきます。当サイトの見方では、盾の夢は、自分が受け止めてきたものの跡と、守り続けることの疲れの両方を映すことがあります。傷だらけの盾を見つめていた夢なら、これまで批判や困難に耐えてきた日々を、心が振り返っている状態。その傷を誇らしく感じたなら、乗り越えてきた自分を認められる強さが育っています。逆に、盾を構える腕がしびれて下ろしたくなった夢は、身構え続けることに限界を感じ、少し休みたいという本音かもしれません。誰かから盾を借りていた夢は、自分の力だけでは守りきれない場面で、人の助けを受け入れようとしている姿とも読めます。これは推察ですが、盾を地面に置いて腰を下ろしていた夢は、戦う必要のない場所にようやくたどり着いた安心、あるいは守りを解いても大丈夫だと心が判断し始めた印でしょう。
目覚めた朝にできること
守りに入りすぎている場面がないか、一つ振り返ってみてください。信頼できる相手に一つだけ弱音を見せると、盾が軽くなります。
こんな場面なら
- ◎吉 もらう・見つける……新しい力や機会が手に入る兆し
- ▲注意 なくす・壊れる……その物が表すもの(立場・関係・自信)への不安
- 古い・汚れている……見直したい習慣や、手放す時期のサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 盾の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。身を守る力と防御の象徴。盾で攻撃を防ぐ夢は困難を乗り切る力、盾が割れる夢は守りの限界や無理への注意とされる。
Q. 盾の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 盾の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 守りに入りすぎている場面がないか、一つ振り返ってみてください。信頼できる相手に一つだけ弱音を見せると、盾が軽くなります。
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