◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
狙いと集中、願いを遠くへ届ける力の象徴。的に当たる夢は目標達成や恋の成就、矢が外れる夢は狙いの見直しを促す。
分類: 物・道具(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
弓矢は、弦を引き絞る「ため」と、放つ「解放」から成り立ちます。夢では、目標を定めて力を集め、一気に行動へ移す心の流れを表すと読めます。的の中心を射抜く夢は自信と集中、引いたまま放てない夢は、準備はできているのに踏み出せない迷いの表れとされます。矢が自分に刺さる夢は、誰かの言葉が胸に残っているのかもしれません。
言い伝えと歴史
日本では正月に破魔矢を授かる習わしがあり、矢は邪気を払う縁起物とされています。平安時代には、弓の弦を鳴らして魔を退ける「鳴弦」という儀式も行われました。西洋では愛の神キューピッドの矢が恋の始まりを表します。夢占いでは、まっすぐ飛ぶ矢は願望成就の兆しです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、弓矢の夢は「的が見えていたか」が核心です。はっきりした的なら、今は狙いを信じて放つ時。霧の中で的が見えなかったなら、目標そのものがまだ定まっていない。誰かが自分を狙って弓を引いていたなら、評価される立場への緊張か、ひそかに向けられた好意に気づき始めているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
弓道には、矢を放ったあともすぐに構えを解かず、心と体を的に向けたまましばらく保つ「残心」という考え方があります。矢が当たったか外れたかだけでなく、放つまでの心の整え方と、放ったあとの姿勢までが一つの射とされるのです。当サイトの見方では、弓矢の夢は、結果よりも、物事に向かう構えと、やり終えたあとの心の置き方を問いかけることがあります。矢を放ったあとも静かに的を見つめていた夢なら、結果に一喜一憂せず、やるべきことをやりきった落ち着きが育っている状態。放った瞬間に背を向けて走り去った夢は、結果を見届けるのが怖く、評価から逃げたい気持ちの表れかもしれません。的に当たったのに少しもうれしくなかった夢は、目標そのものが本当に自分の望むものだったのかを問い直す時期とも読めます。弦を張り直していた夢なら、ゆるんでいた緊張感を取り戻し、次の挑戦に備えている姿でしょう。これは推察ですが、矢をつがえる前に深く息を整えていた夢は、焦らずに機を待つ力が、いまのあなたの中にあることを示しています。
目覚めた朝にできること
今日の狙いを一つだけ言葉にして、手帳の一番上に書いてください。的がはっきりすると、迷いの時間が短くなります。
こんな場面なら
- ◎吉 もらう・見つける……新しい力や機会が手に入る兆し
- ▲注意 なくす・壊れる……その物が表すもの(立場・関係・自信)への不安
- 古い・汚れている……見直したい習慣や、手放す時期のサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 弓矢の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。狙いと集中、願いを遠くへ届ける力の象徴。的に当たる夢は目標達成や恋の成就、矢が外れる夢は狙いの見直しを促す。
Q. 弓矢の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 弓矢の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日の狙いを一つだけ言葉にして、手帳の一番上に書いてください。的がはっきりすると、迷いの時間が短くなります。
あわせて読みたい夢の読み物
「物・道具」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。