◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
溜まった感情を出したい気持ちの表れ。思い切り叫べる夢はストレス解放の吉夢。
心理学から見ると
叫ぶ夢は、日中に飲み込んでいる怒りや悲しみ、訴えたい思いを外へ出したい欲求の表れと読めます。レム睡眠中は体の筋肉がゆるむため、夢の中で叫ぼうとしても声が出ない感覚になることがあるとされます。思い切り叫べたか、声が出なかったかが大切な違いです。
言い伝えと歴史
日本の山では、呼びかけた声が返ってくる山彦を、山に住む何者かのしわざと考えた地域もありました。また、夜の山や道で名を呼ばれても軽々しく返事をしてはいけない、という戒めも各地に残ります。声は、この世ならぬものとつながる力を持つと考えられていたのです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、叫ぶ夢は「誰に向かって叫んでいたか」で読み分けます。特定の人に向けた叫びなら、その人に伝えられずにいる本音があります。誰もいない空へ叫んでいたなら、行き場のない感情が限界に来ているのかもしれません。叫んでも声が出なかったなら、言いたいことがあるのに言えない状況そのものが、今のあなたを苦しめています。
当サイトの見方:もう一歩深く
大人になると、思い切り大声を出す機会はほとんどなくなります。子どもの頃は遊びの中で自然に叫んでいたのに、今はカラオケやスポーツ観戦のような限られた場でしか、声を張り上げることがないという人も多いでしょう。当サイトの見方では、叫ぶ夢は、日常で失われた「声を出す自由」を取り戻したい気持ちと関わっています。夢の中で誰かと一緒に声をそろえて叫んでいたなら、仲間と感情を分かち合いたい、ひとりで我慢したくないという願いの表れかもしれません。叫んだ声が遠くまで響き渡っていたなら、抑えてきた気持ちを外へ出せる準備が整ってきた印です。これは推察ですが、自分ではなく誰かが叫んでいるのを聞いていた夢は、身近な人の苦しみや怒りを、言葉にならないまま感じ取っている状態とも考えられます。また、叫ぼうとして口を開けたまま固まっていた夢は、言うべきかどうか迷っている本音があるのでしょう。目覚めたあと、誰もいない場所で深く息を吐くだけでも、少し心が軽くなります。
目覚めた朝にできること
車の中や枕に向かって、声を出して気持ちを吐き出してみてください。言葉にならなくても、声を出すことで胸のつかえが少し下ります。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 叫ぶ夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。溜まった感情を出したい気持ちの表れ。思い切り叫べる夢はストレス解放の吉夢。
Q. 叫ぶ夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 叫ぶ夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 車の中や枕に向かって、声を出して気持ちを吐き出してみてください。言葉にならなくても、声を出すことで胸のつかえが少し下ります。
あわせて読みたい夢の読み物
「行動・出来事」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。