▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
大切なことを見落としている不安の表れ。予定や約束を見直す合図とされる。
心理学から見ると
忘れ物をする夢は、大切なことを見落としているのではという不安や、忙しさの中で自分の気持ちを置き去りにしている状態を映すと読めます。何を忘れたか、どこに忘れたかを思い返すと、見直すべき約束や、置いてきてしまった思いの手がかりになります。
言い伝えと歴史
日本には、茗荷(みょうが)を食べると物忘れがひどくなるという俗信があり、物覚えの悪かった釈迦の弟子の墓に生えた草だとする由来話も伝わります。もっとも実際の効き目を示すものではなく、言葉遊びや由来話として楽しまれてきた言い伝えです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、忘れ物の夢は「取りに戻れたかどうか」が分かれ目です。引き返して見つけられたなら、今からでも間に合う見直しがあります。戻る道が分からなくなったなら、過去に置いてきた何かを、もう取り戻せないと感じているのかもしれません。忘れた物が人からもらった物だったなら、その人との約束を思い出す合図とも読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
出かける直前に慌てて家を出た日ほど、忘れ物が多くなるものです。忘れ物は記憶力の問題というより、気持ちに余裕がないときに起きやすい、心の状態の表れとも言えます。当サイトの見方では、忘れ物の夢は「忘れたことに気づいたのが、いつだったか」で読み分けると、今の暮らしの余裕が見えてきます。家を出てすぐ気づいたなら、少し立ち止まれば取り戻せる見落としがある状態。目的地に着いてから気づいたなら、準備に追われて大事なことを確かめる時間が持てていないのかもしれません。これは推察ですが、何を忘れたのか最後まで分からないのに、何かを忘れたという感覚だけが強く残る夢は、物ではなく、自分の気持ちや大切にしていた夢を置き去りにしている感覚の表れとも考えられます。誰かが忘れ物を届けてくれた夢なら、あなたの抜けているところを補ってくれる人が近くにいる印でしょう。夢の中で忘れたものが子どもの頃の持ち物だったなら、その頃の自分が大切にしていた何かを思い出す時期かもしれません。
目覚めた朝にできること
今週の予定と約束をひととおり見直してみてください。書き出して確かめるだけで、夢の中の不安はかなり軽くなります。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 忘れ物の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。大切なことを見落としている不安の表れ。予定や約束を見直す合図とされる。
Q. 忘れ物の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 忘れ物の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今週の予定と約束をひととおり見直してみてください。書き出して確かめるだけで、夢の中の不安はかなり軽くなります。
あわせて読みたい夢の読み物
「行動・出来事」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。