◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
終わったものと残った根の象徴。新しい芽が出ていれば再生の吉兆、朽ちていれば過去への執着を手放す時とされる。
心理学から見ると
木が切られたあとに残る切り株は、心理学的には「失ったもの」と「まだ残っているもの」を同時に映す像と読めます。別れや挫折のあと、目に見える部分は失われても、根のように自分を支えてきた経験は残っている、という心の気づきが表れているとも考えられます。
言い伝えと歴史
中国の古典『韓非子』には、切り株に兎がぶつかって死んだのを見た農夫が、また兎を待って畑仕事をやめたという話があり、「株を守る(守株)」として古いやり方にこだわる愚かさを戒めています。一方、切り株から出る芽は「ひこばえ」と呼ばれ、再生の象徴とされてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、切り株の夢は「座ったかどうか」で読み分けられます。切り株に腰かけて休んでいたなら、終わった出来事をもう自分の支えに変えられている証。触れられずに眺めていただけなら、まだ失ったものを悼む途中なのでしょう。年輪を数えていたなら、過去を振り返ることで次の道が見えてくる時期です。
当サイトの見方:もう一歩深く
切り株の断面には年輪が刻まれ、その幅は年ごとの天候や育ちのよしあしで広くも狭くもなります。木が生きてきた一年一年が、倒れたあとになって初めて目に見える形になるのです。また、切り株の根元から新しく伸びてくる芽は「ひこばえ」と呼ばれ、古くから再生のしるしとして親しまれてきました。当サイトの見方では、この夢は、終わったことを振り返ったときに初めて見えてくる自分の歩みを映しています。年輪を指でなぞって数えていた夢は、これまでの苦しい年もよかった年も、一つずつ確かめ直している状態。切り株に腰かけて休んでいたなら、終わった何かが、今は自分の休み場所になっているという穏やかな整理の印でしょう。これは推察ですが、年輪の中に狭く詰まった線を見つけて気になった夢は、つらかった時期を思い出しつつも、それも自分の一部として受け入れ始めていることを示していると当サイトは考えます。誰かと一緒に切り株を囲んでいたなら、過去を分かち合える相手がいることへの安心かもしれません。
目覚めた朝にできること
終わってしまったことから、今も役に立っている経験を一つ挙げてみてください。根は残っていると確かめるだけで、心は軽くなります。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 切り株の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。終わったものと残った根の象徴。新しい芽が出ていれば再生の吉兆、朽ちていれば過去への執着を手放す時とされる。
Q. 切り株の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 切り株の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 終わってしまったことから、今も役に立っている経験を一つ挙げてみてください。根は残っていると確かめるだけで、心は軽くなります。
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