▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
自分の思いを声に乗せて伝えたい願いの象徴。堂々と演じられれば表現力の高まり、声が出なければ言えずにいることへの注意。
分類: 職業(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
声優の夢は、姿を見せずに声だけで誰かになるという点で、自分とは別の役を生きたい気持ちや、素顔では言えないことを役に託したい思いの表れと読めます。ユングの言う「ペルソナ(人前でつける仮面)」を、声で付け替えている状態とも考えられます。収録で堂々と演じられたなら、表現する力が高まっている印。マイクの前で声が出なかったなら、言うべきことを飲み込み続けてきた疲れが出ているのかもしれません。
言い伝えと歴史
日本では古くから、口に出した言葉には力が宿るという「言霊」の考え方があります。また声で人物を演じ分ける芸は長い歴史を持ち、人形浄瑠璃の太夫は一人で多くの登場人物を語り分け、無声映画の時代には弁士が画面に声を添えました。一方で、山や夜道で姿の見えない声に名前を呼ばれても返事をしてはいけない、という言い伝えも各地に残り、声は人を導きも惑わせもするものでした。
当サイトの考察
当サイトの見方では、声優の夢は、誰の声で話していたかが鍵です。自分の声のまま役を演じていたなら、本音を物語の形で伝えたい時。知らない声が自分の口から出てきたなら、抑えてきた一面が別の人格の声を借りて話し出そうとしています。姿を持たない声は、怪談では最も身近な異界の入り口でした。夢の中で台本にない台詞が勝手に口をついたなら、その言葉こそ、あなたが今いちばん言いたいことなのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
声の収録は、多くの場合、防音のきいた狭いブースの中で行われます。目の前にいるのは相手役ではなくマイクだけで、映像や台本を頼りに、見えない誰かと会話をするように演じます。そして録音された自分の声を初めて聞くと、思っていた声と違って驚く人がほとんどです。普段聞いている自分の声には、体の中を伝わる響きが混ざっているためだといわれます。当サイトの見方では、声優の夢は、この「自分が思う自分」と「人に届いている自分」のずれに気づき始めた時に見やすい夢です。夢の中で録音を聞き返して違和感があったなら、人からの評価と自己評価が食い違っていると感じている表れ。何度も撮り直しを求められていたなら、同じことを繰り返し伝えているのに伝わらない疲れです。ブースに一人きりで、外の人の顔が見えなかったなら、反応の分からない相手に向かって頑張り続けている孤独と読めます。これは推察ですが、この夢は、届き方を少し変えれば思いは伝わるという励ましでもあるのでしょう。
目覚めた朝にできること
今言えずにいることを、誰か別の人物の台詞として一行書いてみてください。役を通すと言葉になりやすく、本当に伝えたい形が見えてきます。
こんな場面なら
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 声優の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。自分の思いを声に乗せて伝えたい願いの象徴。堂々と演じられれば表現力の高まり、声が出なければ言えずにいることへの注意。
Q. 声優の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 声優の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今言えずにいることを、誰か別の人物の台詞として一行書いてみてください。役を通すと言葉になりやすく、本当に伝えたい形が見えてきます。
あわせて読みたい夢の読み物
「職業」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。