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開運日とは何か ― 天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日は、いつ、誰が「良い日」と決めたのか

鴉番組

監修者:Ms.M

所属:鴉番組

研究した占術:西洋占星術・四柱推命・九星気学・タロット・ルーン・手相人相・姓名判断・数秘術・風水・インド占星術/紫微斗数・陰陽道・霊視霊感など12種以上

個別鑑定:お問い合わせより予約制
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開運日とは何か ― 天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日は、いつ、誰が「良い日」と決めたのか
目次

財布の使い始めは一粒万倍日がいい。宝くじは天赦日に買いたい。引っ越しや開業の日取りは、寅の日や巳の日を選びたい。カレンダーの片隅に小さく印刷された「吉日」の文字を、つい目で追ってしまった経験はないでしょうか。

こうした「暦の上の良い日」は、暦注(れきちゅう)と呼ばれます。暦に添えられた吉凶の注記のことで、いまはカレンダーやスマホアプリの端に何気なく載っていますが、その背景には、奈良・平安の貴族の日記から、江戸幕府の改暦、明治政府の禁止令、そして戦後の復活まで、およそ千年をこえる長い歴史があります。

当サイトの無料占い「開運日占い(今日は何の日か)」は、今日の日付が、天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日のどれに当てはまるかを判定します。聞き慣れない言葉が並びますが、この記事では、用語が出るたびに「やさしく言うと」で言い換えながら、ひとつずつ解きほぐしていきます。難しいと感じたら、その引用ボックスだけ拾い読みしても大丈夫です。後半には、歴史の要約では終わらない、当サイト独自の考察も添えました。

この記事のポイント(3分でわかる要約)

  • 開運日は、暦注のうち、日の干支や十二支によって決まる「選日(せんじつ)」などの吉日です。当サイトのツールが扱うのは、天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日の4つです。
  • 天赦日は「天が万物の罪を赦す日」とされる最上の吉日で、年に数回(5〜7回程度)しかありません。一粒万倍日は、種まきや開店など「何かを始める」のに向くとされる日で、月に5日前後あります。
  • 寅の日は「虎は千里往って千里還る」という言い伝えから、巳の日は蛇が弁才天(弁財天)の使いとされることから、金運に結びつけて語られてきました。どちらも12日に1回めぐってきます。
  • 暦注は、具注暦・仮名暦・江戸の頒暦と形を変えながら受け継がれ、明治政府には迷信として禁じられましたが、民間の暦が復活させ、戦後に広く定着しました。由来は資料によって説明が異なる部分があります。
  • 2026年は、当サイトの計算で、4つのどれかに当てはまる日が365日中120日(およそ3日に1日)ありました。吉日は意外と多く、「重なり」に注目するのがコツです。
  • 開運日が運を高めることを確かめた科学的な研究は見当たりません。「今日を始めの日にしよう」という気持ちの区切りとして、気軽に楽しむのがおすすめです。
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開運日とは ― 暦に書き込まれた「良い日」の注記

暦(こよみ)には、日付や曜日のほかに、その日の吉凶や、してよいこと・避けたほうがよいことなどが、注として書き添えられてきました。これが暦注です。暦注は、陰陽五行説や十干十二支にもとづくものが多く、日本の暦では、伝統的に上段・中段・下段の三つの段に分けて書かれました。

  • 上段:日付、曜日、二十四節気、七十二候など、暦の基本の情報。
  • 中段:十二直(じゅうにちょく)。建・除・満・平などの12種類を、日ごとにくり返す暦注。
  • 下段:選日(せんじつ)、二十八宿、九星など。天赦日や一粒万倍日は、この下段に載る「選日」の仲間です。

選日とは、日の干支などから、「この日は何をするのに向く(向かない)」と選び分けるための暦注のことです。天赦日、一粒万倍日、不成就日、三隣亡(さんりんぼう)など、いろいろな種類があります。寅の日と巳の日は、日の十二支から決まる吉日で、選日そのものというより、十二支の日にまつわる言い伝えとして、暦や縁起の本に載ってきたものです。

やさしく言うと、暦注は「カレンダーに書かれた、その日の取扱説明」です。選日は、その説明のうち、日の干支などから「今日は始めるのに良い・悪い」と選び分けているものです。

この記事では、一般に「開運日」と呼ばれる、次の4つを扱います。当サイトのツールも、この4つを判定します。

  • 天赦日(てんしゃにち):暦の上で、最上の吉日とされる日。
  • 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび):何かを始めるのに向くとされる日。
  • 寅の日(とらのひ):十二支の寅にあたる日。金運や旅に良いとされる日。
  • 巳の日(みのひ):十二支の巳にあたる日。金運に良いとされる日。

反対に、当サイトのツールが扱わないものもあります。たとえば、不成就日(何事も成就しないとされる日)、大明日、母倉日、六曜(大安・仏滅など)、甲子の日、己巳の日の特別扱いなどです。六曜は、別の占い「六曜占い」で確認できます。

暦注の由来 ― 貴族の日記から、江戸の暦、そして現代のカレンダーへ

暦注のはじまり ― 陰陽五行と干支から

暦注の土台は、古代中国の陰陽五行説と、十干十二支の考え方です。日を数えるために使われていた干支が、やがて「この日は、こういう性質をもつ」と語られるようになり、吉凶の注記が積み重なっていきました。暦注の多くは、中国の暦や、農民向けの暦(農民暦とも呼ばれます)にもとづくとされ、日本に暦とともに伝わりました。

日本では、陰陽道が広まるにつれて、暦を作る仕事は、律令制の役所である陰陽寮の「暦道」が担い、10世紀以降は賀茂氏が、専門の家として受け継いだと説明されます。

具注暦 ― 貴族が日記を書き込んだ暦

奈良時代から平安時代にかけて、朝廷や貴族が使っていたのが、具注暦(ぐちゅうれき)です。「注が具(つぶさ)に記入されている暦」という意味で、日付や干支のほか、吉凶や禁忌の注が、細かく書き込まれていました。紙に書かれた具注暦の最古のものは、746年の正倉院文書に見られるとされます。

この暦の余白は、貴族たちの日記帳としても使われました。平安時代には余白が広く取られるようになり、日々の出来事が、暦の日付の下に書き込まれます。藤原道長の日記『御堂関白記(みどうかんぱくき)』は、こうした具注暦に書き込まれたもので、国宝に指定されています。

やさしく言うと、具注暦は「吉凶の注がびっしり書かれた、貴族の予定表兼日記帳」です。貴族たちは、その日の吉凶を見ながら、日々の行動を決めていました。

仮名暦 ― 庶民の手に届いた暦

鎌倉時代の中ごろになると、仮名暦(かなごよみ)が登場します。具注暦が、漢字ばかりで貴族の手元にしか届かなかったのに対して、仮名暦は、仮名や簡単な漢字だけで書かれていたため、読み書きに慣れていない人々にも読めました。鎌倉時代の末には、木版で刷られた仮名暦も現れ、暦は広く民間に伝わっていきます。

仮名暦では、日ごとの吉凶を記した「下段」の暦注が、日常生活の吉凶判断に、実際に使われたと説明されます。種まきや、婚礼、旅立ち、家の普請など、暮らしの節目で、庶民も暦を開くようになったのです。

貞享暦と暦注の整理 ― 江戸時代の大きな転機

江戸時代の1685年(貞享2年)、渋川春海が、日本人の手で初めてまとめた暦とされる「貞享暦(じょうきょうれき)」が施行されます。それまで長く使われていた宣明暦は、実際の天体の動きとずれが目立つようになっていました。貞享暦の改暦にあわせて、暦注も整理され、なかには暦から外れたものもあります。たとえば、一粒万倍日は、暦注の整理で一度外されたと説明する資料があります。不成就日は、宣明暦の時代には会津暦だけに載っていて、貞享暦には載らず、江戸時代になって、幕府の許可を得ない民間の暦に載るようになった、と説明されます。

貞享暦のあと、全国の仮名暦は、江戸幕府と、陰陽道の家である土御門家の監督のもとに置かれ、独自に暦を作ることは禁じられました。ただし、薩摩暦だけは、この禁令を逃れた例外とされています。

こうして、暦注は、公式の暦から少し離れたところで、民間の暦にしぶとく生き残っていきます。「公式には整理されたけれど、人々が求めたので民間で残った」という構図は、このあとの、明治の改暦でも、くり返されることになります。

明治の改暦と暦注の禁止、そして復活

1872年(明治5年)、明治政府は、旧暦(太陰太陽暦)から新暦(太陽暦)へ改暦するのにあわせて、吉凶を記した暦注を、根拠のない迷信として禁じました。太政官布告で、暦の中段・下段に載せていた根拠のない説を、載せてはならないと定めたのです。翌1873年(明治6年)に発行された官の暦(神宮暦)は、新暦と天文現象だけを載せ、吉凶の暦注を排除するはずでした。

ところが、人々はこの禁令に納得しませんでした。1882年(明治15年)ごろには、禁じられたはずの暦注がびっしり書かれた民間の暦が出回るようになり、「お化け暦」と呼ばれました。一粒万倍日も、新暦が普及したあとに、民間の暦によって復活したと説明されます。

第二次世界大戦後、政府による暦の統制がなくなると、六曜などの暦注を付したカレンダーが一般に販売され、広く使われるようになります。いまも、行政機関の一部では六曜の使用を控えるよう指導する動きが続いていますが、私たちの暮らしの中では、大安や天赦日、一粒万倍日は、すっかり定着した存在です。

やさしく言うと、暦注は「国が何度も整理したり、禁止したりしたけれど、そのたびに人々の手で民間の暦に書き戻され、生き残ってきた吉凶の注記」です。千年以上、なくならなかったのが、暦注の一番の特徴です。

開運日を読む基礎① ― 日の干支と、十二支の日、そして「節月」

開運日の判定には、二つの暦の知識が使われます。ひとつは「日の干支(えと)」です。干支は、年だけでなく、日にも割り当てられています。甲子(きのえね)から癸亥(みずのとい)まで、60通りの干支が、毎日ひとつずつ順番に巡り、60日で一巡します。今日が何の干支の日かは、日付だけで決まります。

干支は、上段の十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と、下段の十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の組み合わせです。十二支だけを見れば、12日に1回、同じ十二支の日がめぐってきます。「寅の日」「巳の日」は、この十二支の日のことです。

もうひとつは「節月(せつげつ)」です。これは、太陽暦の1月・2月といった月ではなく、二十四節気の「節(せつ)」を区切りにした、季節の月のことです。立春から啓蟄の前日までを「寅月」、啓蟄から清明の前日までを「卯月」というように、節入り(せついり)の日から新しい月が始まります。節入りは、おおむね毎月4〜8日ごろです。

やさしく言うと、開運日を決める材料は二つです。「今日の日の干支(60日周期)」と、「今、暦の上でどの季節の月にいるか(節月)」。一粒万倍日と天赦日は、この二つを組み合わせて決まります。

開運日を読む基礎② ― 4つの開運日をひとつずつ

天赦日 ― 「天が万物の罪を赦す日」

天赦日は、「百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日」とされる、暦の上で最上の大吉日です。暦注の中でも珍しく、「万よし(何事にも良い)」と注記されたと説明され、七箇の善日(しちかのぜんじつ)と呼ばれる吉日のグループに含まれます。

天赦日は、季節ごとに決まった干支の日がそれにあたります。

  • 春(立春から立夏の前日まで):戊寅(つちのえとら)の日
  • 夏(立夏から立秋の前日まで):甲午(きのえうま)の日
  • 秋(立秋から立冬の前日まで):戊申(つちのえさる)の日
  • 冬(立冬から立春の前日まで):甲子(きのえね)の日

日の干支は60日で一巡し、各季節は約90日前後あるため、ひとつの季節に1〜2回、天赦日がめぐってきます。年間では、資料の多くが「年に5〜6回」と説明しますが、年によっては7回になることもあります(2024年は、1月1日、3月15日、5月30日、7月29日、8月12日、10月11日、12月26日の7回でした)。

やさしく言うと、天赦日は「春夏秋冬それぞれに用意された、特別な干支の日」です。だいたい2か月に1回ほどの、めったにない日です。

一粒万倍日 ― 一粒の籾が、万倍に実る日

一粒万倍日は、「一粒の籾(もみ)が、万倍にもなる稲穂に実る」という意味の名をもつ選日で、何かを始めるのに向いた日とされます。仕事始め、開店、種まき、お金を使い始めること(新しい財布を使い始めるなど)に吉とされます。一方で、借金や物を借りることは「苦労の種が万倍になる」ため避けるべきとされ、失言や浪費も、万倍になるので慎むとされています。

決め方は、節月ごとに、2つの十二支が割り当てられます。当サイトのツールは、次の対応表を使っています。

  • 寅月(立春〜啓蟄の前日):丑の日・午の日
  • 卯月(啓蟄〜清明の前日):酉の日・寅の日
  • 辰月(清明〜立夏の前日):子の日・卯の日
  • 巳月(立夏〜芒種の前日):卯の日・辰の日
  • 午月(芒種〜小暑の前日):巳の日・午の日
  • 未月(小暑〜立秋の前日):酉の日・午の日
  • 申月(立秋〜白露の前日):子の日・未の日
  • 酉月(白露〜寒露の前日):卯の日・申の日
  • 戌月(寒露〜立冬の前日):酉の日・午の日
  • 亥月(立冬〜大雪の前日):酉の日・戌の日
  • 子月(大雪〜小寒の前日):亥の日・子の日
  • 丑月(小寒〜立春の前日):卯の日・子の日

十二支の日は12日ごとにめぐるので、1か月(約30日)のうちに、それぞれの十二支の日が2〜3回ずつ来ます。したがって、一粒万倍日は、月に5日前後になります。

ただし、一粒万倍日の由来と割り当ての方式は、資料によって説明が食い違います。ある資料は、一粒万倍日を、日本に農民暦が伝わったあとで日本独自に作られたもので、中国の暦にはない、と説明します。別の資料は、中国古代の「万倍日」にさかのぼる、と説明します。また、月ごとの十二支の割り当ても、資料によって複数の方式があり、当サイトでは、複数のサイトで一致を確認できた方式を採用しています。

やさしく言うと、一粒万倍日は「何かを始めたことが、実りとして大きく返ってくる日」です。ただし、悪い種(借金や浪費、失言)も一緒に増えると言われるので、良いことに使うのがポイントです。

寅の日 ― 千里を行って、千里を帰る

寅の日は、十二支の「寅(とら)」にあたる日で、12日に1回めぐってきます。金運によいとされる日として、宝くじの購入や、財布の購入・使い始めに選ぶ人が多い日です。

その理由としてよく語られるのが、「虎は千里往って千里還る」という言い伝えです。虎は、一日に千里(とても遠い距離を表す言い方です)を行って、帰ってくる、という意味です。ここから、「出ていったお金が、また戻ってくる」「旅に出ても、無事に帰ってくる」と結びつけられて、金運や旅の吉日とされています。また、虎の黄色と黒の縞模様が、金を連想させることも、理由として挙げられます。

ただし、こうした言い伝えが、いつ、どの書物で、寅の日と金運に結びつけられたのかを、はっきり示す文献は、当サイトの調べでは確認できませんでした。現代の縁起の説明として広く語られているものの、根拠となる古い資料が明らかではない、というのが正直なところです。

やさしく言うと、寅の日は「出かけたお金が、虎のように、ちゃんと帰ってくる日」というイメージで、金運の吉日とされています。由来の出典は、はっきりしません。

巳の日 ― 蛇と、弁才天のご縁

巳の日は、十二支の「巳(み・へび)」にあたる日で、これも12日に1回めぐってきます。巳の日が金運の吉日とされるのは、蛇が、財宝の神として信仰される弁才天(弁財天)の使い、あるいは化身とされるためです。とくに、干支の組み合わせが「己巳(つちのとみ)」にあたる日は、60日ごとにめぐり、年に6回だけあるため、より特別な縁日とされてきました。

弁才天は、もともとはインドの川の女神に由来する神で、日本では、音楽や芸能、知恵の神として信仰されたあと、財宝の神としての性格も強まっていきました。蛇や龍との結びつきについては、インドや中国の経典には見られず、日本で作られた「宇賀弁才天」の経典(偽経と呼ばれるもの)で語られるようになった、と説明されます。中世以降、弁才天は、頭が老人の顔で体が蛇という宇賀神(うがじん)と習合し、頭上に宇賀神をいただく像が、広く信仰されるようになりました。「才」の音が「財」に通じることから、「弁財天」と書かれることが多くなったのは、近世以降のこととされます。

神奈川県の江島神社は、日本三大弁才天のひとつに数えられます。鎌倉の銭洗弁財天宇賀福神社には、洞窟の湧き水で銭を洗うと、数倍になって返ってくるという信仰があります。兵庫県姫路市の圓教寺では、60日ごとの己巳の日に、宇賀辨財天の法要が、年6回営まれると説明されています。こうした神社仏閣への参拝は、現在も信仰として続いており、敬意をもって向き合いたいものです。

ただし、「巳の日に弁財天へ参る」という習慣が、いつごろから始まったのかは、当サイトの調べでは、はっきりした資料を確認できませんでした。

やさしく言うと、巳の日は「蛇(弁財天の使い)を大切にする日」で、金運に良いとされます。己巳の日は、そのなかでも60日に1度だけの、特別な日です(当サイトのツールは、己巳の日も、ふつうの巳の日として数えます)。

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実例 ― 2026年の開運日を、当サイトのツールで数えてみる

用語が並んだところで、具体的な日付で見てみましょう。このツールは、生年月日ではなく「今日の日付」だけで判定するので、実例には、2026年のカレンダーを使います。以下の日付や回数は、当サイトのツールと同じ計算で、2026年の365日すべてを調べた結果です。

2026年の天赦日は6回

  • 3月5日(戊寅):一粒万倍日、寅の日と重なります。
  • 5月4日(戊寅):寅の日と重なります。
  • 5月20日(甲午):単独の天赦日です。
  • 7月19日(甲午):一粒万倍日と重なります。
  • 10月1日(戊申):一粒万倍日と重なります。
  • 12月16日(甲子):一粒万倍日と重なります。

この日付は、複数の暦サイトで公開されている2026年の天赦日とも、一致することを確認しました(3月5日、5月4日、5月20日、7月19日、10月1日、12月16日)。

とくに3月5日は、天赦日、一粒万倍日、寅の日の三つが重なる日です。3月5日は、二十四節気の啓蟄にあたる日で、節入りの日から新しい月(卯月)が始まるため、卯月の一粒万倍日(酉の日・寅の日)のうち、寅の日にあたる、という判定になります。前日の3月4日は、まだ寅月なので、一粒万倍日は丑の日と午の日になります。

一方で、7月19日は、当サイトのツールでは天赦日と一粒万倍日の重なる日ですが、ある暦サイトでは、この日は不成就日(何事も成就しないとされる日)にもあたる、と注記されています。不成就日は、旧暦の月日で決まるため、この日は旧暦の六月六日にあたります。当サイトのツールは、不成就日を扱っていないため、この点は、別の暦で確認してみるとよいでしょう。

2026年の開運日の、全体像

  • 天赦日:6日
  • 一粒万倍日:64日
  • 寅の日:31日
  • 巳の日:30日
  • 4つのどれかに当てはまる日:120日(365日のうち、およそ3日に1日)

意外と多いと感じる方も多いのではないでしょうか。寅の日と巳の日だけで、合わせて年に約60日あります。一粒万倍日を加えると、吉日が、およそ3日に1日の割合で訪れる計算です。

また、寅の日と一粒万倍日が重なるのは、当サイトの方式では、卯月(啓蟄〜清明の前日)のあいだだけで、2026年は3月5日、3月17日、3月29日の3回でした。巳の日と一粒万倍日が重なるのは、午月(芒種〜小暑の前日)のあいだだけで、6月12日、6月24日、7月6日の3回でした。「重なり」は、意外と限られた時期にしか起こりません。

Bさんの場合 ― 10月に、新しい財布を使い始めたい

ここで、架空の「Bさん」を例にしてみましょう。Bさんは、2026年の10月に、新しい財布を使い始めようと考えています。当サイトのツールで、2026年10月の開運日を調べると、次のようになります。

  • 10月1日(戊申):天赦日、一粒万倍日
  • 10月7日(甲寅):寅の日
  • 10月10日(丁巳):巳の日
  • 10月11日(戊午):一粒万倍日
  • 10月14日(辛酉):一粒万倍日
  • 10月19日(丙寅):寅の日
  • 10月22日(己巳):巳の日
  • 10月23日(庚午):一粒万倍日
  • 10月26日(癸酉):一粒万倍日
  • 10月31日(戊寅):寅の日

10月は31日のうち、10日が開運日にあたります。もっとも「重なり」が強いのは、月初めの10月1日で、天赦日と一粒万倍日が重なります。その次は、10月中旬以降に、何日かの選択肢があります。なお、10月1日は白露から寒露の前日までの酉月にあたり、酉月の一粒万倍日は卯の日と申の日で、この日の干支「戊申」は、申の日として当てはまります。10月8日の寒露から戌月に入るので、10月11日は、戌月の一粒万倍日(酉の日・午の日)の、午の日として当てはまります。

ここで、Bさんは、ほかの予定や自分の都合とも相談しながら、日を選ぶことになります。10月1日は平日の木曜日にあたり、忙しくて使い始める余裕がないかもしれません。その場合は、10月10日の巳の日(土曜日)や、10月11日の一粒万倍日(日曜日)など、無理なく選べる日を、目的に合わせて選べばよいのです。

やさしく言うと、開運日は「重なるほど強い」とされますが、実際に大切なのは、自分が気持ちよく動ける日を選ぶことです。10月は31日のうち10日が開運日なので、選択肢は、けっこう多いのです。

当サイトの「開運日占い(今日は何の日か)」の見方

ここまでの内容を、結果画面の項目に対応させて整理します。このツールは、生年月日を入力する必要がなく、今日の日付だけで判定します。おみくじと同じ、ボタン型のツールです。

  • 今日の日干支:今日の日の干支(60日で一巡)が表示されます。たとえば、2026年9月24日は「辛丑(かのとうし)」の日です。
  • 該当する開運日:天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日のうち、今日が当てはまるものが、それぞれの意味の一言解説とともに表示されます。
  • 該当がない場合:「天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日のいずれにも該当しません」と表示されます。ちなみに、2026年9月24日(辛丑の日)が、これにあたります。
  • 注記:一粒万倍日は、資料によって割り振りの方式が複数あるため、当サイトでは、二つの独立したサイトで一致を確認できた方式を採用している旨が表示されます。

判定は、日単位で行っています。節入りの当日は、その日から新しい節月として扱います。また、当サイトのツールは、不成就日・大明日・母倉日・六曜などの、ほかの暦注は扱いません。ほかの暦注との重なりを確認したいときは、運勢カレンダーや六曜占いをあわせてご覧ください。

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開運日の用語かんたん早見表

記事中に出てきた言葉を、ひとことでまとめました。迷ったときの辞書としてお使いください。

  • 暦注(れきちゅう):暦に添えられた、日時や方角の吉凶などの注記。
  • 選日(せんじつ):日の干支などから、その日の吉凶を選び分ける暦注。天赦日や一粒万倍日などがある。
  • 天赦日(てんしゃにち):百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日とされる、最上の吉日。年に5〜7回程度。
  • 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび):何かを始めるのに向くとされる日。月に5日前後。
  • 寅の日(とらのひ):十二支の寅にあたる日。12日に1回。金運や旅に良いとされる。
  • 巳の日(みのひ):十二支の巳にあたる日。12日に1回。弁才天の使いとされ、金運に良いとされる。
  • 己巳の日(つちのとみのひ):巳の日のうち、干支が己巳にあたる日。60日に1回。
  • 日干支(にちかんし):日ごとに割り当てられた干支。60日で一巡する。
  • 節月(せつげつ):二十四節気の「節」を区切りにした、季節の月。
  • 節入り(せついり):節月が始まる日。立春、啓蟄、清明などが、その目印。
  • 七箇の善日(しちかのぜんじつ):天赦日などを含む、七つの吉日のグループ。
  • 不成就日(ふじょうじゅび):何事も成就しないとされる日。当サイトのツールでは扱わない。
  • 具注暦(ぐちゅうれき):暦注が細かく書き込まれた暦。貴族が余白に日記を書いた。
  • 仮名暦(かなごよみ):仮名などで書かれ、庶民にも読めた暦。鎌倉時代に登場。
  • 貞享暦(じょうきょうれき):1685年に施行された、日本人の手による最初の暦。渋川春海が編纂。
  • お化け暦(おばけごよみ):明治の暦注禁止のあと、暦注をびっしり載せて出回った民間の暦。
  • 六曜(ろくよう):大安・仏滅などを、くり返して割り当てる暦注。当サイトでは「六曜占い」で確認できる。

開運日は、いまどう使われているか

現代の日本では、開運日は、ふだんの暮らしの中で、静かに使われています。結婚式や新居への引っ越し、開業や契約の日取りに、大安や一粒万倍日、天赦日を選ぶ人は少なくありません。財布の購入や使い始め、宝くじの購入、入籍、神社への初詣の日取りにも、寅の日や巳の日が使われます。スマホのカレンダーアプリや、企業の販促キャンペーンにも「一粒万倍日」の文字を見かけるようになりました。

ただ、多くの人にとって、開運日は「これに従わなければならない」というルールではなく、「せっかくなら、縁起の良い日に」という軽い気持ちの選択肢です。前の日に思いついた予定を、一粒万倍日まで待つ、というように、行動に「区切り」を与える役割を、果たしているのではないでしょうか。

なお、開運日が実際に運を高めることを、統計的・科学的に裏づけた確立した研究は、現時点では見当たりません。当サイトでは、あくまで長い歴史をもつ暦文化として、また日常に少し遊び心を添えるヒントとして、この占いを紹介しています。

開運日を楽しむための5つのコツ

  1. 「必ず良い日」ではなく「始めの合図」として使う:開運日は、その日に何かをすれば必ず良くなる、という保証ではありません。「今日から始めよう」と気持ちを切り替える合図として使うと、無理なく楽しめます。
  2. 「重なり」に注目する:4つの開運日は、年に約120日あり、意外と多くあります。天赦日と一粒万倍日など、重なる日は限られるので、特別な日にしたいときは、重なりを探してみましょう。
  3. 一粒万倍日は「良いこと」に使う:一粒万倍日は、始めたことが万倍になるとされます。逆に、借金、浪費、失言も万倍になると言われるので、その日は、良い習慣を始めるのに使うのがおすすめです。
  4. 暦の吉凶は複数あることを知っておく:ほかの暦注(不成就日、六曜など)では、同じ日が凶日とされることがあります。気になる場合は、複数の暦を見比べ、自分が納得できる日を選んでください。
  5. 生活を優先する:開運日を待つあまり、大切な用事を先延ばしにするのは本末転倒です。締め切りのある手続きや、健康に関わることは、日の吉凶に関わらず、必要なタイミングで行ってください。

考察 ― なぜ人は「良い日」を求め、選び続けるのか

ここからは、歴史や仕組みの要約ではなく、当サイトなりの見方で、開運日を眺めてみます。定説ではなく、あくまで当サイトの推察や仮説であることを、あらかじめお断りしておきます。

「万倍」になるのは、良いことだけではない

一粒万倍日の説明を読んで、あらためて気づくことがあります。この日は「始めたことが万倍になる」日であると同時に、「借金や、失言や、浪費も万倍になる」日でもある、という点です。単なる招福の日ではなく、戒めが同居しているのです。

これは当サイトの推察ですが、この二面性には、日本人の暮らしの知恵が表れているのではないでしょうか。「良い日だから、何をしてもうまくいく」と言い切ってしまえば、人は気が大きくなります。けれど、「良い種も悪い種も、同じように育つ」と言われれば、人は、自分がいま何の種をまこうとしているのかを、立ち止まって考えます。

当サイトの見方では、一粒万倍日は、運をもらう日というより、「自分の選択が増幅される日」として、自分の心構えを試される日なのだと思います。始めるなら、良い習慣を。借りるなら、慎重に。日を選ぶことは、行動の中身を選ぶことにも、つながっているのです。

暦は、誰のものだったのか

この記事で見てきた暦の歴史を、あらためて並べてみると、暦は「誰が持つか」で、性格が大きく変わっていることに気づきます。具注暦は、貴族の日記帳で、ごく限られた人だけの暦でした。仮名暦で、暦は庶民にも届きます。江戸時代には、幕府と土御門家が全国の暦を管理し、独自に暦を作ることが禁じられました。明治政府は、暦注そのものを「迷信」として禁じます。それでも人々は、お化け暦という形で、暦注を取り戻しました。

これは推察ですが、暦をめぐる歴史は、「時間に意味を与える権利を、誰が持つのか」という綱引きの歴史だったのではないでしょうか。時間は、誰にとっても平等に流れます。けれど、その時間に「今日は良い日」「今日は避けたい日」という意味を与えることは、人々の暮らしを、静かに方向づける力をもっています。国が管理しようとし、あるいは禁止しようとしても、人々は、自分の暮らしに意味を与える暦を、手放さなかったのです。

その意味で、いまスマホの片隅に表示される「天赦日」の文字は、千年以上にわたる、この綱引きの、いちばん新しい結果なのかもしれません。

「今日なら大丈夫」という、決断の免罪符

では、なぜ人は、日を選ぶのでしょうか。当サイトの推察では、それは、決断の重さを、少しだけ分け合ってもらうためではないかと思います。契約、開店、入籍、引っ越し。人生の節目の決断は、失敗したときの後悔が大きいものです。そんなとき、「縁起の良い日を選んだ」という事実は、決断に、ひとつの支えを与えます。「やるべきことはやった」と、自分に言い聞かせるための、小さな儀式のようなものです。

一方で、これには逆の面もあります。「良い日まで待とう」と考えるうちに、決断そのものを、先延ばしにしてしまう場合です。吉日は、背中を押すこともあれば、足踏みの口実になることもあります。当サイトの見方では、開運日を上手に使うコツは、「その日までに準備を整えておく」という使い方にあると思います。良い日を、決断の「期限」として置くのです。すると、日を待つことが、逃げではなく、準備の時間になります。

天赦日という、不思議な発想 ― 神の不在と、赦し

天赦日の説明の中に、興味深い一節があります。「百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日」というものです。神々が、地上を離れて、天へ昇ってしまう。地上を見張る神が留守になり、代わりに、天が、罪を赦す。

これは推察ですが、ここには、二つの発想が重なっているように見えます。ひとつは、「神々の目がない日」という解放感です。もうひとつは、「罪が赦され、やり直せる日」という救いです。暦の上の最上の吉日が、「何かを得る日」ではなく、「これまでの重荷を下ろして、やり直せる日」として語られていることは、印象的です。

当サイトの見方では、天赦日が人気を集めるのは、単に「運が良い」からではなく、誰もが心のどこかに抱える「やり直したい」という気持ちを、暦が、受け止めてくれる日だからではないでしょうか。年に数回、暦が「今日は、赦されている」と告げてくれる。それは、忙しい日々のなかで、自分を許すための、貴重な合図なのかもしれません。

吉日が、およそ3日に1日 ― 「良い日」のインフレをどう考えるか

先の実例で見たとおり、2026年は、4つのどれかに当てはまる日が、365日中120日ありました。およそ3日に1日が、何かの吉日という計算です。ここで、素朴な疑問が浮かびます。「良い日」がこれだけ多いと、それは、もう特別な日ではないのではないか、と。

これは当サイトの推察ですが、吉日が多いこと自体は、暦注の性格を考えれば、自然なことなのかもしれません。暦注は、日々の暮らしの中で、「今日はこれをしてよい」「これはやめておこう」と判断するための、実用の道具でした。毎日のように使う道具であれば、「使える日」が、ある程度多いほうが、暮らしに役立ちます。

とはいえ、吉日が増えれば、その分「重なり」に価値が生まれます。天赦日と一粒万倍日が重なる日が、「最強の開運日」と呼ばれて話題になるのは、吉日が多い世界で、希少性を見つけ出そうとする、人々の工夫だと見ることもできます。当サイトの見方では、「良い日」の数に振り回されるのではなく、自分にとって意味のある一日を、ひとつ選ぶこと。それが、開運日との、いちばん健やかな付き合い方だと思います。

虎と蛇 ― 動物のイメージが、金運を呼ぶ

最後に、寅の日と巳の日が、どちらも金運に結びついている点に触れておきます。虎は「千里往って千里還る」から、お金が戻ってくる。蛇は、弁才天の使いで、財宝を招く。どちらも、動物のイメージが、金運という連想に、そのまま結びついています。

これは推察ですが、この二つの日が「金運の日」として定着した背景には、由来の正確さよりも、「覚えやすく、語りやすい物語」の力があるのではないでしょうか。事実、寅の日と金運の結びつきについては、古い文献を確かめられなかった、と先に述べました。それでも、この話が長く語り継がれてきたのは、「虎は千里を行って帰る」という一言が、誰にでも、すぐ想像できるからだと思います。

蛇についても同じです。脱皮をくり返す蛇は、古くから、生と死、再生の象徴とされてきました。人の力の及ばないものを連想させる蛇が、財宝の神の使いとされたことは、不思議な力への畏れと、お金への切実な願いが、重なったものと見ることもできるかもしれません。開運日は、事実の記録というより、人々の願いが、動物の姿を借りて語られてきた、暮らしの物語なのだと、当サイトは考えています。

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この占いと向き合う際の注意

本記事および当サイトの「開運日占い」は、エンターテインメントおよび気持ちの区切りのヒントとして提供するものであり、結果を保証するものではありません。医療・法律・投資・契約・進学・就職・結婚などの重要な判断の代わりにもなりません。手術や治療の日取り、契約の締結、投資の判断などは、専門家や信頼できる人に相談したうえで、ご自身で行ってください。

「今日は特別な日だから、今すぐ買わないと運を逃す」などと不安をあおり、高額な商品や、お祓い、開運グッズの購入をすすめられた場合は、その場で決めず、いったん持ち帰って冷静に考えてください。宝くじなどの購入も、生活に無理のない範囲にとどめ、「開運日だから」という理由で、借金をしたり、生活費を使ったりすることのないようにしてください。

当サイトのツールは、天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日の4つだけを判定します。不成就日など、ほかの暦注で凶日とされる日と重なっていても、そのことは表示されません。また、暦注は、資料や暦によって、日付や割り振りの方式が異なる場合があります。大切な日取りを決めるときは、複数の暦や、専門家の意見もあわせて、ご確認ください。

弁才天をはじめとする神仏への参拝は、現在も多くの人々にとって、大切な信仰の営みです。当サイトは、それらを茶化す意図はなく、歴史文化として紹介しています。実際に参拝される場合は、それぞれの神社・寺院の案内や作法に従ってください。

本記事の歴史に関する記述は、複数の資料を参照して当サイトの言葉でまとめたものです。暦注の歴史や各開運日の由来には諸説あり、とくに古い時代の出来事や、暦注が暦に載った時期には、資料によって記述が異なる点があります。また、「当サイトの見方」「推察」と明記した部分は、当サイト独自の考察であり、定説ではありません。

よくある質問

Q. 開運日とは何ですか?

A. 暦に添えられた吉凶の注記(暦注)のうち、縁起が良いとされる日の総称として、一般に使われる言葉です。当サイトでは、天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日の4つを判定します。

Q. 天赦日とは何ですか?

A. 「百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日」とされる、暦の上で最上の吉日です。春は戊寅、夏は甲午、秋は戊申、冬は甲子の日がそれにあたり、年に5〜7回程度あります。

Q. 一粒万倍日とは何ですか?

A. 一粒の籾が万倍にもなる稲穂に実る、という意味の名をもつ日で、何かを始めるのに向くとされます。節月ごとに2つの十二支の日が割り当てられ、月に5日前後あります。

Q. 一粒万倍日に避けたほうがいいことはありますか?

A. 借金や物を借りることは「苦労の種が万倍になる」として避けるべきとされ、失言や浪費も慎むとされています。良いことを始める日として使うのがおすすめです。

Q. 寅の日はなぜ金運に良いのですか?

A. 「虎は千里往って千里還る」という言い伝えから、「出ていったお金が戻ってくる」と結びつけられたとされます。ただし、この由来を示す古い文献は、当サイトの調べでは確認できませんでした。

Q. 巳の日はなぜ金運に良いのですか?

A. 蛇が、財宝の神とされる弁才天(弁財天)の使いや化身とされるためです。とくに己巳の日は、60日に1度、年に6回だけの特別な日とされます。巳の日と弁財天の結びつきが、いつ始まったかは、はっきりしません。

Q. 天赦日と一粒万倍日が重なると、どうなりますか?

A. 重なる日は、とくに縁起が良いとされ、「最強の開運日」と呼ばれることがあります。2026年は、3月5日、7月19日、10月1日、12月16日が、天赦日と一粒万倍日の重なる日でした。

Q. 不成就日と重なった場合は、どう考えればよいですか?

A. 不成就日は、何事も成就しないとされる日で、旧暦の月日で決まります。吉日と凶日が重なった場合の扱いは、資料によって異なります。気になる場合は、日をずらすなど、無理のない選び方をしてください。

Q. 開運日はどれくらいの頻度でありますか?

A. 当サイトの計算では、2026年は、4つのどれかに当てはまる日が365日中120日(およそ3日に1日)でした。内訳は、天赦日が6日、一粒万倍日が64日、寅の日が31日、巳の日が30日です。

Q. 当サイトの開運日占いは、生年月日を入力しますか?

A. いいえ、生年月日は使いません。今日の日付だけで判定します。おみくじと同じ、ボタン型のツールです。

Q. サイトや暦によって、一粒万倍日の日付が違うのはなぜですか?

A. 一粒万倍日は、資料によって、月ごとの十二支の割り当てに、複数の方式があるためです。また、節入りの当日の扱いも、暦によって異なることがあります。当サイトは、複数のサイトで一致を確認できた方式を採用しています。

Q. 暦注は、いつから使われているのですか?

A. 奈良・平安時代の具注暦にはすでに暦注が書き込まれていました。鎌倉時代に仮名暦が登場し、庶民にも広まります。明治に一度禁止されましたが、民間の暦が復活させ、戦後に広く使われるようになりました。

Q. 開運日は当たりますか?

A. 開運日が運を高めることを裏づける統計的・科学的な研究は、確立したものとしては見当たりません。当サイトでは、歴史ある暦文化として、また気持ちの区切りとして紹介しています。

Q. 大切な予定は、必ず開運日に合わせたほうがいいですか?

A. いいえ。健康に関わること、期限のある手続き、仕事の都合などは、日の吉凶にかかわらず、必要なタイミングで行うことが大切です。開運日は、選べるときの参考程度にとどめてください。

Q. 当サイトの開運日占いは無料で使えますか?

A. はい、無料で使えます。ボタンを押すだけで、今日の日付にもとづいて判定します。

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開運日は、日本の暦注文化のごく一部です。大安・仏滅などの六曜や、月の満ち欠けとあわせて、暦の吉凶を眺めてみると、同じ一日が、また違った表情を見せてくれます。

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参考にした資料

本記事は、次の資料を参考に、当サイトの言葉でまとめました(文章の引き写しではありません)。記事中の2026年の開運日の日付、回数、10月の一覧は、当サイトの「開運日占い」ツールと同じ計算で求めた結果です。

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鴉番組

監修者:Ms.M

所属:鴉番組

研究した占術:西洋占星術・四柱推命・九星気学・タロット・ルーン・手相人相・姓名判断・数秘術・風水・インド占星術/紫微斗数・陰陽道・霊視霊感など12種以上

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