六曜(大安・仏滅)とは何か ― 旧暦の月日で決まる6日サイクルは、なぜ今も結婚式の日取りを左右するのか

目次
カレンダーの日付の下に、小さく「大安」「仏滅」と書かれているのを、見たことがあると思います。結婚式は大安に、お葬式は友引を避けて。そんなふうに、日本人の暮らしの中で、今も静かに働き続けている暦の目印が「六曜(ろくよう)」です。先勝(せんしょう)・友引(ともびき)・先負(せんぶ)・仏滅(ぶつめつ)・大安(たいあん)・赤口(しゃっこう/しゃっく)の6つが、順番にめぐっていきます。
ところが、この六曜、「なぜその日がその名前なのか」を聞かれると、意外と答えに詰まります。仏滅という名前から仏教の教えだと思っている人も多いのですが、実は仏教とは関係がありません。さらに、六曜は「今日は9月24日だから」ではなく、いまは使われていない「旧暦」の月日で決まります。カレンダーに載っている六曜が、日付の順番どおりには並んでいない理由も、そこにあります。
当サイトの無料占い「六曜占い」は、生年月日から六曜を割り出します。市販のカレンダーと同じく、旧暦(月の満ち欠けにもとづく暦)の月と日から求めていて、1900年から2100年までの日付に対応しています。結果画面には旧暦の日付も出るので、六曜が決まる理屈を、ご自分の目で確かめられます。この記事では、六曜の歴史と、旧暦のしくみ(新月と二十四節気の「中気」、閏月、そして2033年に起こる「旧暦2033年問題」)を、やさしく解きほぐします。
専門的な言葉が出てきたら、その都度「やさしく言うと」という引用ボックスで言い換えています。難しく感じたら、そのボックスだけ拾い読みしても大丈夫です。後半には、歴史の要約では終わらない、当サイト独自の考察も添えました。
この記事のポイント(3分でわかる要約)
- 六曜は、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種類が順にめぐる、日本独自の暦注(暦に書き添えられる吉凶の目印)です。ルーツは中国の占いにありますが、今の形は日本で整いました。
- 由来は、唐の時代の「六壬(りくじん)」から派生した小六壬(しょうりくじん)だと説明されます。日本に伝わったのは室町時代ごろ(14世紀ごろとも)とされますが、はっきりしません。広く庶民に知られるようになったのは、江戸時代の終わりから明治以降です。
- 正式な六曜は、旧暦の「月+日」を6で割った余りで決まります。旧暦の月は「新月を含む日から始まり、二十四節気の中気で番号が決まる」ので、月が変わるたびに並びがリセットされ、新暦のカレンダーでは順番が飛んで見えます。
- 仏滅の「仏」は、後から当てられた字だとされ、六曜と仏教は無関係です。真宗大谷派も、六曜は仏教と全く関係がないと説明しています。仏滅に結婚式を避けるべき根拠は、確かめられていません。
- 当サイトの「六曜占い」は、日本標準時の新月と二十四節気の中気から求めた旧暦で、1900〜2100年の六曜を出します。結果画面には旧暦の日付も表示。旧暦カレンダーと全日で突き合わせると、約99%で一致しました。2033〜2034年は旧暦の閏月の決め方が割れる期間で、当サイトは冬至を優先する案で計算しています。
- 六曜が当たる、という科学的な裏づけは確認されていません。歴史ある文化・習慣として楽しみつつ、結婚式などの日取りは、式場や暦での最終確認をおすすめします。
六曜とは ― 6つの名前が、順番にめぐる暦の目印
六曜は、日付に割り当てられる6つの名前の並びです。「暦注(れきちゅう)」と呼ばれる、暦に書き添えられた吉凶や運勢のメモのひとつで、その日が、何かを始めるのに向いているかどうかの「目安」として、長く使われてきました。
6つの名前と、一般的な意味づけは、次のとおりです。意味の解釈は、資料や地域によって少しずつ異なります。
- 先勝(せんしょう):「先んずれば勝つ」。午前は吉、午後は凶とされます。何事も早め早めに動くのがよい日。
- 友引(ともびき):朝と夕方は吉、昼は凶とされます。もともとは勝負のつかない日という意味で、のちに「友を引く」という字面から、慶事は良いが葬儀は避ける、という慣習が生まれました。
- 先負(せんぶ):「先んずれば負ける」。午前は凶、午後は吉とされます。急がず、後手に構えるのがよい日。
- 仏滅(ぶつめつ):六曜の中で、最も凶とされる日。「万事に凶」といわれます。
- 大安(たいあん):「大いに安し」。何をするにも良いとされる、六曜の中で最も吉とされる日。
- 赤口(しゃっこう):正午前後(午前11時ごろから午後1時ごろ)だけが吉で、それ以外は凶とされる日。もともとは火や刃物に気をつける日、といわれます。
やさしく言うと、六曜は「日ごとに貼られる、6種類のお日柄ラベル」です。大安は「オールOKの日」、仏滅は「静かに過ごす日」、先勝・友引・先負・赤口は「午前・午後・昼など、時間帯で吉凶が入れ替わる日」と覚えておくと便利です。
この6つは、「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」の順番で、くり返しめぐります。ただし、この順番のまま、毎日きれいに進むわけではありません。この点は、後ほど「決め方」の章で、詳しく説明します。
六曜の由来 ― 中国の「小六壬」から、江戸の暦、そして明治の「お化け暦」へ
ルーツは中国 ― 唐の「六壬時課」と、日の占い「小六壬」
六曜のルーツは、中国にあると考えられています。中国には、唐の時代の李淳風(り じゅんぷう)が考えたとされる「六壬時課(りくじんじか)」という、時刻の吉凶を占うしくみがありました。ここから、時刻ではなく「日」の吉凶を占う「小六壬(しょうりくじん)」が生まれ、日本の六曜は、この小六壬が変化したものだと説明されます。小六壬は、清の時代の1771年に出版された書物にも紹介されているそうです。
小六壬の六つの名前は、一般に「大安・留連(りゅうれん)・速喜(そっき)・赤口・小吉・空亡(くうぼう)」と伝えられています。今の六曜と見比べると、「大安」と「赤口」は、そのまま重なります。後ほど説明するとおり、ほかの名前も、時代とともに姿を変えながら、今の六曜の名前へつながっていったとされます。
ただし、ここには「諸説あり」の但し書きがつきます。小六壬を作ったのは三国志の諸葛孔明だ、という伝説もありますが、確実な根拠はないとされます。唐の李淳風が作ったという説も、伝説の域を出ません。唐の初めごろの暦には、六曜の痕跡が見当たらないことから、唐の時代にはまだ存在しなかった可能性が高い、という指摘もあります。つまり「誰が、いつ、どこで作ったか」は、実のところ、はっきりしていないのです。
やさしく言うと、六曜のご先祖さまは、中国の「時刻の吉凶占い」から生まれた「日の吉凶占い(小六壬)」です。ただ、作った人や時期は、伝説はあっても、確かなことは分かっていません。
日本へ ― 室町時代ごろに伝わった、といわれるが…
日本に六曜のもとが伝わった時期は、室町時代(14世紀ごろ)と説明されることが多いのですが、これもはっきりしていません。国立国会図書館の展示資料では「14世紀ごろに中国から日本に伝えられた」としつつ、実際に広く行われるようになったのは、幕末以降のことだと説明されています。伝わった時期と、広まった時期には、数百年の開きがあるのです。
江戸時代 ― 数ある暦注のひとつにすぎなかった
江戸時代の暦に、六曜のもとになったものが登場します。1688年(貞享5年)の『頭書長暦(かしらがきちょうれき)』に「大安則吉日取ノ事」という、日の吉凶を並べた図が載っており、名前は今と違うものの、並び順は、時刻占いの六壬時課と同じだったと説明されています。
「六曜」という言葉が確認できる、最も古い例は、1696年(元禄9年)の『六曜私』とみられます。今と同じ六曜の並びが確認できる最初の例は、1747年(延享4年)の『万暦両面鑑』とされます。そして江戸時代の終わりごろ、『安政雑書万暦大成』という書物で、現在とほぼ同じ吉凶の解釈が出そろいました。ただ、この時代の六曜は、ほかにたくさんあった暦注の中の、ひとつにすぎなかったようです。
なお、六曜が現在の形に固まった時期については、資料によって説明が違います。江戸時代の天保年間(1830〜1844年)に固まったと説明するものもあれば、明治以降に急に広まったと説明するものもあります。ここでは「江戸時代の終わりごろにかけて形が整い、庶民に広まっていったのは幕末から明治以降」という、大づかみな流れだけ押さえておきましょう。
明治 ― 「迷信」として禁じられたのに、なぜか残った
1872年(明治5年)、日本は旧暦をやめ、太陽暦(いまの新暦)に切り替えました。旧暦の明治5年12月3日が、新暦の明治6年1月1日になった、有名な改暦です。このとき明治政府は、日の吉凶を書き添えた暦注を「迷信」として、公式の暦(官暦)から外しました。
ところが、これは人々の反発を招きました。1880年代ごろから、禁止された暦注を書き込んだ民間の暦が、こっそり出回るようになります。これが「お化け暦」と呼ばれるものです。官暦の側でも、伊勢神宮が頒布する暦などでは、旧暦や六曜がその後も掲載され続けました。民間の暦書は、長いあいだ制限されていましたが、戦後の1946年に自由化されます。政府の統制がなくなると、六曜つきのカレンダーが広く売られるようになり、今の私たちがよく知る姿になりました。
禁止されたから消えた、のではなく、禁止されたことでかえって重視されるようになった、という説明もあります。この点については、後半の考察で、当サイトなりの見方をお伝えします。
やさしく言うと、六曜は「中国生まれ→江戸時代の暦の隅っこ→明治に一度禁止→民間で生き延び、戦後にカレンダーの主役級へ」という、意外な旅をしてきた暦注です。
六曜の名前は、実は変わってきた ― 速喜・留連・小吉・空亡から、今の名前へ
今の六曜の名前は、昔から同じだったわけではありません。時代とともに、字も、読み方も、ときには意味さえも変わってきました。資料に書かれている内容を、当サイトの言葉でまとめると、次のようになります。
- 先勝:かつては「速喜」「即吉」と書かれていたとされます。「速やかに喜ぶ」という意味で、もとは早い動きが吉、という感覚です。
- 友引:もとの意味は「留連(立連)」で、「ものごとが長引く」「引きずられる」という意味だったとされます。これが「共引き」という意味づけを経て、今の「友引」になったと説明されます。
- 先負:かつては「小吉」「周吉」と書かれ、吉日として扱われていたとされます。今の「先負」よりも、ずっと前向きな名前でした。
- 仏滅:もとは「虚亡」「空亡」と呼ばれ、「勝負なし」「むなしい」という意味だったとされます。それが「物が滅びる」という意味の「物滅」になり、最終的に「仏」の字が当てられたと説明されます。
- 大安・赤口:小六壬の時代から、ほぼ同じ名前が使われてきたとされます。
仏滅の変遷は、特に興味深いところです。「仏も滅する」という強烈な字面は、もとは「空しい」「勝負がつかない」という程度の意味を、後の時代の人が、言葉遊びのように読み替えていった結果だ、と考えられています。なお、この字の変遷について、どの書物に「仏滅」の字が初めて現れるかは、資料によって説明が分かれています。1747年の『万暦両面鑑』に「仏滅」の表記があるとする説明と、「物滅」の字が最初に確認できるのは1854年の『安政雑書万暦大成』だ、と指摘する声があります。細かな年代は、ここでは断定を避けます。
また、釈迦の亡くなった日とされる旧暦2月15日は、必ず仏滅になる、という話も紹介されます。ただこれは、後で説明する計算の結果として、たまたまそうなっただけの偶然だとされています。
やさしく言うと、「仏滅」は、もともとは「空しい日(空亡)」という意味の名前でした。それが「物滅」→「仏滅」と字を変えるうちに、仏教のお釈迦さまとは関係のないまま、「仏さえも滅びる大凶日」という、強い印象になったのです。
六曜を決めるもの① ― 「旧暦」とは何か
六曜は、いまのカレンダーの月日ではなく、旧暦の月日で決まります。そこで、まず旧暦について、少し丁寧におさらいしておきましょう。ここを押さえておくと、六曜がなぜ「飛ぶ」のか、そして当サイトの六曜占いが何をしているのかが、すっきり分かります。
旧暦とは、1872年(明治5年)までの日本で使われていた暦のことです。正式には「太陰太陽暦(たいいんたいようれき)」といい、月の満ち欠けを基準にして「月」を決め、太陽の動き(季節)にあわせて、ときどき「閏月(うるうづき)」を足して、ずれを直すしくみでした。
月の満ち欠けは、およそ29.5日で一周します。新月(月が見えなくなる日)を含む日を「朔日(ついたち)」として、その日を月の1日にする。だから旧暦の1日は、いつも新月ごろで、15日ごろはいつも満月にあたります。「ついたち」が「月立ち」に由来する、という説明があるのも、このためです。1か月は29日の月か30日の月になり、どちらになるかは、毎年、天文計算で決まります。
やさしく言うと、旧暦は「月の満ち欠けを、そのままカレンダーにした暦」です。1日はいつも新月、15日ごろはいつも満月。だから、旧暦の日付は、新暦の日付とは、毎年ずれていきます。
月の名前は、二十四節気の「中気」で決まる
では、旧暦の「何月」は、どうやって決まるのでしょうか。手がかりになるのが「二十四節気(にじゅうしせっき)」です。二十四節気は、太陽の動きをもとに、1年を24等分した季節の目印で、立春・雨水・啓蟄・春分…と続きます。このうち、雨水・春分・穀雨のように、偶数番目にあたるものを「中気(ちゅうき)」と呼びます。
国立天文台暦計算室の解説によれば、旧暦の月は次のように決めます。朔(新月)を含む日を、その月の1日とする。そして、正月の中気である雨水を含む月を1月、二月の中気である春分を含む月を2月、というように、中気がどの月に入るかで、月の番号を決める。さらに、冬至を含む月は11月になる、というのが、旧暦の骨組みです。
新月から次の新月までの長さは、およそ29.3〜29.8日。一方、中気と中気の間は、およそ30日と少しあります。中気のほうが少しだけ間隔が長いので、ふつうは、ひと月に中気が1つずつ入っていきます。ところが、ときどき、中気がひとつも入らない月が生まれます。その月が「閏月」になります。
やさしく言うと、旧暦の月は「新月の日から始まり、季節の目印(中気)が入った月の名前を名乗る」ものです。季節の目印が入らなかった月だけが、番号を持たない「おまけの月(閏月)」になります。
閏月 ― 「13か月目」は、どこに入るのか
旧暦の12か月は、あわせて約354日で、新暦の1年より11日ほど短くなります。この差を放っておくと、季節と暦がどんどんずれてしまうので、約3年に1回、1年を13か月にして調整します。当サイトが対応している1900年から2100年までの201年間には、閏月が74回あります。
閏月をどこに入れるかは、中国の時憲暦(じけんれき)の考え方が、とても簡潔です。冬至を含む月から次の冬至を含む月までが13か月あるとき、その間で、中気を含まない最初の月を閏月とする。閏月は、前の月と同じ番号を名乗り、たとえば6月の次の閏月は「閏6月」と呼びます。2025年は、旧暦の6月のあとに閏6月が入りました。2025年7月25日が、その閏6月1日です。
やさしく言うと、閏月は「季節の目印が入らなかった月に、前の月の名前を借りて『閏』をつけたもの」です。六曜では、閏月は前の月と同じ数え方をします。
いまの旧暦は、実は、公式に決めているところがない
ここで、意外な事実があります。旧暦は、1873年(明治6年)に新暦へ切り替わって廃止されました。国立天文台暦計算室の解説によれば、旧暦とは、厳密には、江戸時代の最後の暦法である「天保暦(てんぽうれき)」のことですが、すでに廃止されていて、その手順どおりに計算して公表する機関もありません。そのため、いま「旧暦」として使われているものは、通常、現代天文学で求めた朔と二十四節気の情報をもとに、上の規則で組み立て直したものだといいます。
つまり、いまの旧暦は、「昔の決まりを、現代の天文計算で再現したもの」です。ふだんはこれで、ほとんど困りません。けれど、新月や中気の時刻が、日付の変わり目(0時)のすぐそばにあたる月や、規則そのものが行き詰まる年(後ほど説明する2033年)では、暦の作り手によって、答えが分かれることがあります。
この「新暦の何月何日が、旧暦の何月何日にあたるか」は、毎年ちがいます。たとえば2026年の場合、新暦の2月17日が旧暦の1月1日(旧正月)、9月11日が旧暦の8月1日、10月11日が旧暦の9月1日にあたります。同じ「9月11日」でも、来年は旧暦の日付が変わるので、六曜も変わってしまうのです。
六曜を決めるもの② ― 「旧暦の月+日」を6で割った余り
六曜の決め方は、実はとてもシンプルです。旧暦の月と日を足して、6で割った余りを見ます。余りと六曜の対応は、次のとおりです。
- 余りが0:大安
- 余りが1:赤口
- 余りが2:先勝
- 余りが3:友引
- 余りが4:先負
- 余りが5:仏滅
たとえば、旧暦の1月1日(お正月)は、1+1=2。2を6で割ると、商が0で余りが2なので「先勝」です。旧暦の5月1日は、5+1=6。6÷6は割り切れて余りが0なので「大安」になります。
この計算を、旧暦の月の1日だけ、覚えやすくまとめたものが、次の対応です。旧暦のどの月でも、1日の六曜は毎年同じで、あとは日ごとに、順番に進めていくだけです。
- 旧暦1月1日・7月1日:先勝
- 旧暦2月1日・8月1日:友引
- 旧暦3月1日・9月1日:先負
- 旧暦4月1日・10月1日:仏滅
- 旧暦5月1日・11月1日:大安
- 旧暦6月1日・12月1日:赤口
旧暦の閏月がある年は、閏月の六曜は、前の月と同じ並びになる、と説明されます。たとえば2025年の閏6月1日は、旧暦6月1日と同じ「赤口」です。
やさしく言うと、六曜は「旧暦の月と日をたして、6で割った余り」で決まります。1日ごとに順番に進みますが、旧暦の月が変わると、その月の1日の六曜へ「リセット」されます。
カレンダーで、六曜の順番が「飛ぶ」理由
カレンダーの六曜をよく眺めると、「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」と順番に進んでいるのに、ところどころで、順番が飛んでいる箇所があることに気づくと思います。これは、旧暦の月が替わるところで、六曜が「リセット」されるためです。
たとえば2026年9月のカレンダーでは、9月10日が「大安」で、翌9月11日は「友引」です。本来なら「赤口」「先勝」が間に入るはずですが、9月11日は旧暦の8月1日、つまり新しい月の1日にあたります。旧暦8月1日は「友引」と決まっているため、その手前が大安でも、一気に友引へ移るのです。
これは、六曜の「不具合」ではなく、六曜が旧暦の月に紐づいている、という仕組みそのものです。カレンダーの六曜が、ときどき順番を飛ばすのは、旧暦の月の境目を、そっと知らせているサインだと言えます。
ふつうの月の変わり目では、六曜は必ずどこかを飛び越えます。ただし、閏月の初日だけは、前の月の続きの数え方をするため、飛ばずに進むことがあります。この例外は、あとの実例で見てみます。
やさしく言うと、六曜が飛ぶ場所は、旧暦で新しい月が始まる日(朔日)です。新暦のカレンダーの中に、旧暦の月替わりが、隠れた目印として顔を出しているわけです。
実例:2026年9月〜10月の六曜を、旧暦の日付と並べてみる
実際に、2026年の秋の六曜を、旧暦の日付から計算してみましょう。下の日付と旧暦の対応は、当サイトの六曜占いで実際に出した結果です。
- 9月10日(木):旧暦7月29日。7+29=36で、6で割り切れて余りは0なので「大安」。
- 9月11日(金):旧暦8月1日。8+1=9で、余りは3なので「友引」。前の日の大安から、赤口・先勝を飛び越えて、友引へ移ります。旧暦7月は29日までしかなく、翌日が新しい月の1日になるためです。
- 9月25日(金):旧暦8月15日。中秋の名月(十五夜)にあたる日です。8+15=23で、余りは5なので「仏滅」。
- 9月26日(土):旧暦8月16日。8+16=24で、余りは0なので「大安」。
- 10月10日(土):旧暦8月30日。8+30=38で、余りは2なので「先勝」。
- 10月11日(日):旧暦9月1日。9+1=10で、余りは4なので「先負」。先勝の次は友引のはずが、新しい月の1日へ切り替わり、先負へ飛びます。
十五夜の9月25日が仏滅、その翌日が大安、というように、月の満ち欠けの節目と六曜の吉凶は、まったく別のルールで決まっています。ここでも、旧暦の月日を足し算するだけ、という六曜の素朴さが見えてきます。
実例:閏月をはさむ、2025年の夏
閏月が入ると、六曜の並びはどうなるでしょうか。2025年の夏を見てみましょう(当サイトのツールで出した結果です)。
- 2025年7月24日(木):旧暦6月30日。6+30=36で、余りは0なので「大安」。
- 2025年7月25日(金):旧暦の閏6月1日。閏月は前の月と同じ数え方なので、6+1=7で、余りは1の「赤口」。
- 2025年8月23日(土):旧暦7月1日。7+1=8で、余りは2なので「先勝」。
7月24日の大安から、閏6月1日の赤口へは、順番どおりに進んでいます。ふだんは月の変わり目で「飛ぶ」六曜が、ここでは飛ばずに進むのです。閏月の初日は、前の月の続きの数え方をするためです。その代わり、閏6月が終わって7月に入る8月23日には、また「7月1日の先勝」へ切り替わります。閏月をはさむと、六曜が飛ぶ場所が少し変わる、という点も、旧暦の面白いところです。
実例:Aさん・Bさんの生まれ日の六曜
この記事では、架空の「Aさん(2000年1月1日生まれ)」「Bさん(1990年5月15日生まれ)」を例に使います(実在の人物ではありません)。それぞれの誕生日の六曜を、旧暦から求めてみましょう。当サイトの六曜占いで出した結果と、同じです。
- Aさん(2000年1月1日):この日は旧暦の11月25日です。旧暦の年でいうと1999年にあたり、新暦ではもう2000年でも、旧暦ではまだ前の年の暮れです。11+25=36で、6で割り切れて余りは0なので、六曜は「大安」です。
- Bさん(1990年5月15日):この日は旧暦の4月21日です。4+21=25で、25÷6=4余り1なので、六曜は「赤口」です。
ツールの結果画面にも、Aさんは「旧暦 11月25日」、Bさんは「旧暦 4月21日」と表示されます。ご自分の誕生日を入れて、旧暦の日付から、足し算と割り算を確かめてみるのも、おすすめです。
六曜と仏教は無関係 ― 「仏滅」に結婚式を避ける根拠はあるのか
「仏滅」という字面から、六曜は仏教の教えに由来するものだと思っている方は、少なくありません。しかし、六曜は仏教とは関係がありません。「仏滅」「友引」「大安」などの名前に、仏事と結びつきそうな言葉が多いのは、後の時代に字が当てられた結果だと説明されます。
仏教の側からも、はっきりした見解が示されています。たとえば真宗大谷派(東本願寺)は、友引の日に葬儀をしても差し支えなく、六曜は古代中国の占いに由来し、仏教とは全く関係がない、と説明しています。同じ真宗の宗祖・親鸞は、日の吉凶にとらわれることを戒めた、とも紹介されています(どの言葉を、どの書物で述べたかは、ここでは立ち入りません)。仏教では、そもそも日の吉凶を占うこと自体を、勧めていないのです。
では「仏滅の日に結婚式を挙げると縁起が悪い」という考えには、根拠があるのでしょうか。当サイトが確認できた範囲では、次の3点が言えます。
- 仏滅は、もともと「空亡」「虚亡」など、「勝負なし」「むなしい」といった意味の名前で、その後の字の当て替えで、強い凶日の印象になったとされます。名前が変わってから、印象が強まったことになります。
- 六曜は、仏教の教えとも、神道の教えとも別のものです。宗教上の決まりごとではないため、仏滅に式を挙げることが、宗教的に禁じられているわけではありません。
- 仏滅が凶日であることを、統計的に裏づけた研究は、当サイトでは確認できませんでした。六曜は、文化としての「慣習」であり、根拠のある「法則」ではない、というのが、現時点での妥当な整理です。
つまり「仏滅に結婚式を避ける慣習」に、根拠が確かめられているわけではありません。それでも、この慣習は、確かに存在します。「根拠がないからやめましょう」と言うのは簡単ですが、実際の結婚式は、ふたりだけでなく、ご家族や参列者の気持ちが絡む、社会的な行事です。この点は、後半の考察で、あらためて触れます。
やさしく言うと、「仏滅」は仏教とは関係のない名前で、「仏滅に式を挙げてはいけない」という決まりは、宗教にも、科学にも、確かな根拠がありません。ただし、気にする人がいるのも現実なので、周りの人の気持ちとの兼ね合いで決めるのが現実的です。
六曜は、いま、どう使われているか
六曜は、いまも、暮らしのいろいろな場面に顔を出します。代表的なものを見てみましょう。
- 結婚式:大安を選ぶ人が多く、友引もお昼を避ければ良いとされます。仏滅は、避けられることが多い一方で、式場によっては、仏滅を割安にするプランを用意しているところもある、と紹介されています。
- 葬儀:友引は「友を引く」という字面から、葬儀や告別式を避ける慣習があります。実務の面でも、火葬場の多くが友引を休みにしていることがあり、通夜は行えても、告別式ができない場合がある、と説明されます。ただし、地域や火葬場によって、事情は異なります。
- 引っ越し・納車・開業など:新しい始まりの日として、大安を好む人がいます。
- 手帳・カレンダー:六曜がはじめから印刷されたカレンダーは、今も広く売られています。その一方で、公的な機関では、六曜の記載を避ける傾向があると説明されています。
結婚式の日取りで、どれくらいの人が六曜を気にするのでしょうか。結婚情報サービス「ゼクシィ」の解説ページには、2025年11月の調査(547人)で、結婚式の日取りを決めるときに六曜を「重視した・やや重視した」人が約5割、「重視しなかった・あまり重視しなかった」人が約4割、と紹介されています(調査の対象や設問の詳細までは、当サイトでは確認していません)。半数ほどの人が、いまも六曜を気にかけている、ということになります。
気にする人が半数ほどいるからこそ、「仏滅でもいいよ」と言える人と、「やっぱり大安がいい」と思う人が、同じ家族の中にいることも、めずらしくありません。六曜は、占いというより、人と人との間の「気持ちの調整」に使われている暦、と言ってもよいでしょう。
当サイトの「六曜占い」の見方 ― 旧暦の日付から、六曜を求めています
当サイトの「六曜占い」は、生年月日を入れると、その日の六曜を表示する、無料のツールです。市販の旧暦つきカレンダーと同じように、旧暦の月と日から六曜を求めていて、1900年1月1日から2100年12月31日までの日付に対応しています。結果画面には、次のものが表示されます。
- カードの見出しに、六曜の名前(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口のどれか)。
- その六曜の、ひとこと説明(たとえば大安なら、六曜の中で最も吉とされる日、何を始めるにも良いとされる、といった内容)。
- 「旧暦」の欄に、生まれた日の旧暦の月と日(例:11月25日)。閏月の場合は「閏6月1日」のように、閏がつきます。
- 注記:六曜は旧暦の月と日から求めていること、対応しているのは1900年〜2100年の日付であること、そして、結婚式などの日取りを決める際は、式場や暦で必ずご確認ください、という案内。
- 2033年8月25日〜2034年3月19日の日付にだけ、旧暦の月の決め方が割れる期間(後ほど説明する「旧暦2033年問題」)にあたる旨の注記。
生年月日のほかに、生まれた時刻や性別の入力欄が表示される場合がありますが、この占いの計算に使うのは、生年月日だけです。
実装の中身 ― 旧暦の表を持っていて、そこから引いています
ツールの計算は、次の順番で進みます。まず、入力された新暦の生年月日を、旧暦の月と日に直します。次に、その月と日を足して、6で割った余りを見ます。余りと六曜の対応は、「0=大安、1=赤口、2=先勝、3=友引、4=先負、5=仏滅」で、これは前の章でお伝えした決め方と同じです。閏月は、前の月と同じ扱いで数えます。
肝心なのは、最初の「旧暦に直す」ところです。当サイトでは、1900年1月1日から2100年12月31日までのすべての旧暦の月について、日本標準時(日本の時計の時刻)での新月の日と、二十四節気の中気の日を、あらかじめ天文計算しました。そして、その結果である「各月の初日・月の番号・月の日数・閏月の位置」を、小さな表としてツールの中に持たせています。ツールは、生年月日を受け取るたびに、この表から旧暦の日付を引いています。前の章でお話しした、国立天文台が解説する旧暦の決め方に、そのまま沿った作り方です。
1900年より前、または2100年より後の日付は、正確な旧暦を求められないため、算出しません。その場合、結果画面には「対応範囲外」と表示されます。1899年以前にお生まれの方は、ツールでは六曜が出ませんので、ご了承ください。
やさしく言うと、当サイトの六曜占いは「1900年から2100年までの旧暦カレンダーを丸ごと内蔵していて、その日付を引いて、足し算と割り算で六曜を出している」ツールです。
どのくらい正確なのか ― 旧暦カレンダーと、全日を突き合わせました
当サイトの編集部で、ツールが出す六曜を、旧暦対比カレンダーの掲載サイト(便利ジャパン)の六曜と、1900年1月1日から2100年12月31日までの全73,414日で突き合わせてみました。結果は、次のとおりです。
- 六曜が一致した日は72,730日で、全体の約99.1%でした。
- 2020年から2035年までの16年間(5,844日)は、すべての日で一致しました。
- 一致しなかった684日(約0.9%)は、ばらばらに散らばるのではなく、旧暦の1か月(約30日)ぶんが、まとまって1日ずれる形で、33か月に集中していました。
ずれる主な理由は、新月や中気の時刻が、日本標準時の0時ちょうど付近にあたる月だと考えられます。天体の動きは連続していますが、暦は日付で区切るため、0時をまたぐかどうかで、月の初日が1日変わってしまうのです。さらに、2050年代以降は、地球の自転のごくわずかな遅れを、先の年まで正確に予測できないため、新月の時刻そのものが不確かになります。実際に、突き合わせた結果でも、2050年以降は、ずれた月が目立ちました(一致率は、2049年までが約99.5%、2050年以降は約97.8%)。
なお、この突き合わせは、相手の暦サイトが常に正しい、という前提ではありません。一致しなかった月のなかには、比較先の暦のほうが、独自の扱いをしている可能性もあり、どちらが正しいかは、その月ごとに確かめないと分かりません。当サイトの旧暦も、暦の作り手によって答えが分かれうる月については、完全ではない、ということは、はっきりお伝えしておきます。
2033年〜2034年は、旧暦そのものが「割れている」期間です
ツールのなかで、特別な注記が出る期間があります。2033年8月25日から2034年3月19日までです。これは「旧暦2033年問題」と呼ばれる、旧暦の月の決め方そのものが、ひとつに決まらない期間にあたります。国立天文台暦計算室の解説によれば、2033年は、中気が2つ入る月が2つ、中気が入らない月が3つも並ぶという、天保暦の導入後、はじめての事態が起きます。
天保暦には、「秋分を含む月は8月、冬至を含む月は11月」というルールがあります。ところが、2033年は、9月23日から始まる月が秋分を含み、11月22日から始まる月が冬至を含んでいるのに、その間には、10月23日から始まる月ひとつしかありません。8月と11月のあいだには、9月と10月の2か月が入るはずなのに、入れる月が足りないのです。このため、2つのルールを同時に満たすことができません。
国立天文台は、この状況に対する案を、3つ挙げています。冬至を優先して、11月のあとに閏11月を置く案(案1)。秋分を優先して、7月のあとに閏7月を置く案(案2)。冬至を優先しつつ、翌年の1月のあとに閏1月を置く案(案3)です。当サイトのツールは、案1を採用しています。これは、中国の時憲暦の決め方(冬至を含む月から次の冬至を含む月まで13か月あるとき、中気のない最初の月を閏月とする)とも同じ結論になる案で、国立天文台の解説でも、冬至を優先することは、妥当な判断かもしれない、と述べられています。
では、案によって、六曜はどう変わるのでしょうか。2033年の例を見てみましょう(案の内容は、国立天文台の解説にもとづき、六曜は、当サイトの決め方の旧暦の月日から求めた結果です)。
- 2033年9月23日:案1・案3では旧暦9月1日なので「先負」、案2では旧暦8月1日なので「友引」。
- 2033年10月23日:案1・案3では旧暦10月1日なので「仏滅」、案2では旧暦9月1日なので「先負」。
- 2033年12月22日:案1では閏11月1日(11月と同じ扱い)で「大安」、案2では11月1日で「大安」、案3では12月1日で「赤口」。
月の番号がひとつずれるだけで、月の初日の六曜は、ごっそり入れ替わります。さらに、中秋の名月の日も、案1では2033年9月8日、案2では10月7日と、ひと月ずれます。国立天文台の解説には、旧暦はすでに廃止されており、公的機関がどの案を採用するか決めることはないだろう、と書かれています。つまり、2033年の六曜は、誰も「これが正解」とは決められないのです。ツールは、この期間の日付には、別の案では六曜が変わる場合があることを、画面の注記でお知らせします。
やさしく言うと、2033年〜2034年は「旧暦のルールどうしがぶつかって、月の名前が1つに決まらない年」です。当サイトは、冬至を優先する案(案1)で計算していて、ほかの案なら六曜が変わる日もあります。
ツールを、どう楽しめばいいのか
では、このツールは、何の役に立つのでしょうか。当サイトの見方では、生まれた日の六曜を、旧暦の日付といっしょに眺めて、「自分の誕生日は、月の満ち欠けのどのあたりだったのか」「六曜の6つの意味づけ(先勝=早い者勝ち、友引=人を巻き込む、先負=待つのが吉、仏滅=静かに過ごす、大安=穏やか、赤口=用心)を、自分の毎日にどう重ねてみようか」と考える、ちょっとした「読み物」として使うのが向いています。表示された六曜のひとこと説明を、自分の性格や、最近の過ごし方を考えるきっかけにしてみてください。
結婚式などの日取りを決めるときにも、旧暦の日付が出るので、市販のカレンダーの旧暦欄と見比べて、六曜の理屈を確かめられます。ただし、六曜そのものが、文化・習慣としての目安ですので、大切な日取りは、式場や暦での最終確認をおすすめします。
六曜の用語かんたん早見表
記事中に出てきた言葉を、ひとことでまとめました。迷ったときの辞書としてお使いください。
- 六曜(ろくよう/りくよう):先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つがめぐる暦注。六輝(ろっき)とも呼ばれる。
- 暦注(れきちゅう):暦に書き添えられる、吉凶や運勢などのメモ。
- 旧暦(きゅうれき):1872年(明治5年)まで使われた、月の満ち欠けにあわせた暦。正式には太陰太陽暦。
- 新暦(しんれき):いま使われている太陽暦(グレゴリオ暦)。1873年(明治6年)から採用。
- 朔(さく)・朔日(さくじつ/ついたち):新月のこと。旧暦では、朔を含む日が月のはじまりの1日になる。
- 二十四節気(にじゅうしせっき):太陽の動きをもとに、1年を24等分した季節の目印。立春・雨水・春分など。
- 中気(ちゅうき):二十四節気のうち、雨水・春分・穀雨など、偶数番目のもの。どの月に入るかで旧暦の月の番号が決まる。
- 閏月(うるうづき):季節とのずれを直すために、旧暦の年に足された月。中気が入らない月がなり、前の月と同じ番号で「閏6月」のように呼ぶ。約3年に1回入る。
- 天保暦(てんぽうれき):江戸時代の最後に使われた暦法。厳密には、これが「旧暦」にあたる。
- 時憲暦(じけんれき):中国の暦法。冬至を含む月から次の冬至を含む月まで13か月あるとき、中気のない最初の月を閏月とする。
- 旧暦2033年問題:2033〜2034年、旧暦の月の決め方が両立せず、閏月の位置がひとつに決まらなくなる問題。
- 日本標準時(にほんひょうじゅんじ):日本の時計の基準。世界標準時より9時間進んでいる。当サイトの旧暦は、この時刻で新月と中気の日を決めている。
- 小六壬(しょうりくじん):中国の日の吉凶占いで、六曜の原型とされる。
- 六壬時課(りくじんじか):唐の李淳風が考えたとされる、時刻の吉凶占い。小六壬のもとになったとされる。
- お化け暦(おばけごよみ):明治の改暦で禁止された暦注を、こっそり書き込んで出回った民間の暦。
- 大安(たいあん):六曜の中で最も吉とされる日。
- 仏滅(ぶつめつ):六曜の中で最も凶とされる日。もとは「空亡」「虚亡」の意味の名前だった。
- 友引(ともびき):慶事は良いが、葬儀を避ける習慣のある日。もとは「勝負なし」の意味とされる。
- 先勝(せんしょう)・先負(せんぶ)・赤口(しゃっこう):午前・午後・正午前後など、時間帯によって吉凶が入れ替わるとされる日。
六曜を楽しむための4つのコツ
- 「目安」として気楽に眺める:六曜は、縁起を担ぐ気持ちを、ちょっとだけ後押ししてくれる文化です。守らないといけない決まりではありません。
- 日取りは、式場や暦で最終確認する:結婚式・入籍・納車・お葬式などの大切な日取りは、式場・葬儀社・お寺の案内や、旧暦つきの市販のカレンダーで、六曜をあらためて確認することをおすすめします。当サイトのツールにも旧暦の日付が出ますので、見比べる際の手がかりにしてください。六曜は習慣・迷信にすぎませんが、ご家族や参列者の安心につながります。
- 周りの人の気持ちも、大切にする:自分は気にしなくても、ご家族や年配の方が気にすることがあります。「六曜は気にしないけれど、皆さんが安心する日にしたい」という選び方も、立派な判断のひとつです。
- 時間帯の吉凶も、遊びとして見てみる:先勝は午前、先負は午後、赤口は正午前後だけ吉、といった「時間帯」の見方は、六曜ならではの面白さです。ただ、これも気楽な目安として、楽しんでください。
考察 ― なぜ六曜は、禁止されても、根拠がなくても、生き残ったのか
ここからは、歴史や仕組みの要約ではなく、当サイトなりの見方で六曜を眺めてみます。定説ではなく、あくまで当サイトの推察や仮説であることを、あらかじめお断りしておきます。
禁止が、かえって六曜を「守るべき文化」に変えたのかもしれない
これは推察ですが、明治政府による暦注の禁止は、六曜にとって、致命傷ではなく、むしろ追い風になった面があるのではないでしょうか。江戸時代の六曜は、ほかにたくさんあった暦注のひとつにすぎず、目立つ存在ではありませんでした。ところが明治5年の改暦で、政府が「吉凶の暦注は迷信だ」と、上から一斉に切り捨てたことで、暦注は「政府が消そうとしたもの」という、新しい意味を帯びます。
人は、上から急に取り上げられたものに、かえって強く愛着を持つことがあります。お化け暦が出回ったのは、暦注が本当に生活の役に立っていたから、だけではなく、「勝手に奪われたくない」という気持ちが、あったからかもしれません。実際、資料には「明治の暦注廃止後、六曜はかえって重視されるようになった」という記述もあります。禁止によって、六曜は「なくても困らない飾り」から「守るべき暮らしの習慣」へと、立ち位置を変えたのではないか。当サイトはそう見ています。
「足し算と割り算だけ」という、手軽さの強さ
六曜には、もうひとつ、生き残る力がありました。それは、あまりにも簡単だった点です。旧暦の月と日を足して、6で割る。これだけで決まります。四柱推命のように、干支や節入りを計算する必要も、九星気学のように、生まれ年から星を探す必要もありません。旧暦さえ分かれば、指を折って数えるだけで、誰でも、その日の六曜が分かります。暦を解説するあるサイトでは、六曜が広まった背景には「ある程度の規則性と、ある程度の神秘性」を兼ね備えた手軽さがあったのではないか、と考察されています。
当サイトの見方では、この「手軽さ」は、庶民の暦として、ちょうどよい性質だったのだと思います。難しすぎる占いは、専門家の手に渡るだけですが、六曜は、字面に意味があり(大安=大いに安し、友引=友を引く)、しかも並び方には規則があります。覚えやすく、話題にしやすく、そして「よく分からない部分」も、少し残っている。この絶妙なバランスが、家族の間で、世代を越えて受け継がれる、暦の言葉になったのではないでしょうか。
名前の力 ― 「空しい日」が、いつの間にか「大凶日」になった
六曜の変遷で、最も面白いのは、仏滅の名前の変化です。もとは「空亡」「虚亡」、つまり「勝負がつかない」「むなしい」という程度の意味だったものが、「物滅」を経て「仏滅」という、強い字面へ変わりました。「仏も滅する」と書かれると、人はそこに、必要以上の重みを感じてしまいます。
これは推察ですが、六曜の吉凶は、日そのものの性質というより、「名前の印象」が、後から意味を育ててきた側面が大きいのではないでしょうか。先負が、もとは「小吉」という吉日だったことを思い出すと、なおさらです。同じ日が、名前の変化ひとつで、吉日から「午前は凶」の日へと、印象を変えたわけです。言葉は、それだけの力を持っています。占いの多くは、実は「どんな名前で呼ぶか」の占いでもある、と言えるのかもしれません。
「大安」は、誰のための日なのか ― 責任を分け合う言葉として
結婚式の日取りを決めるとき、私たちは、なぜ大安を選ぶのでしょうか。当サイトの見方では、その理由の半分は、縁起そのものよりも、「みんなで合意するための基準」にあるのではないかと思います。結婚式は、たくさんの人の予定と気持ちを巻き込む、大きな決断です。うまくいくかどうか分からない中で、どの日にするかを決める基準が、ひとつもなければ、意見がぶつかったとき、決着がつきません。
そこで登場するのが、大安という「みんなが知っている基準」です。「大安だから」と言えば、誰も反論しにくい。もしその後に何か困ったことが起きても、「日取りが悪かったせいではない」と、自分を責めずに済みます。六曜は、決断の重さを、みんなで分け合うための、共通の言葉として働いているのかもしれません。反対に、「仏滅でいいよ」と言えることは、その重さを引き受ける覚悟でもあります。だからこそ、仏滅の結婚式には、実は「格別に縁起を気にしない、堂々としたふたり」という、別の格好よさがある、とも思うのです。
友引と葬儀 ― 言葉遊びが、社会の仕組みを動かした
友引と葬儀の関係も、考えさせられる例です。「友を引く」という字面から、「葬儀を友引にすると、亡くなった人が友を連れて行ってしまう」という連想が生まれ、友引は葬儀を避ける日になりました。もとは「勝負のつかない日」という程度の意味だった友引が、字面の連想によって、まったく別の意味を帯びたことになります。
しかも、この連想は、現実の仕組みをも動かしました。多くの火葬場が友引を休みにしている、という事実が、実務の面から、この習慣を支えています。宗教(仏教)の教えでは、友引に葬儀をしても差し支えないのに、社会の仕組みの側が、先に友引を避けて動いている。言葉遊びから始まった連想が、いつの間にか、施設の休みという、動かしがたい制度になったのです。「根拠はないが、実際に動く」というのは、六曜の最も不思議なところです。
六曜は、月の満ち欠けの上に乗っている ― 新暦のカレンダーに貼りついた「月の暦」
旧暦は、月の満ち欠けをそのまま暦にしたものでした。旧暦の1日は新月、15日ごろは満月。つまり、旧暦の日付は、そのまま「月の顔」を表していました。六曜が旧暦の月日から決まる、ということは、六曜の6日サイクルは、月の満ち欠けという、天体のリズムの上に乗っている、ということです。
ところが、私たちは、1872年に暦を新暦へ切り替えました。新暦の日付は、月の満ち欠けとは無関係に、機械的に進みます。六曜だけが、旧暦のまま、新暦のカレンダーの下に、そっと貼り付けられた。これは推察ですが、私たちがカレンダーの六曜を、「どうしてその日が大安なのか」を説明できないまま、受け取っているのは、その根っこにある「月のリズム」が、日常から見えなくなってしまったからではないでしょうか。
当サイトの六曜占いが、六曜といっしょに旧暦の日付を表示するのは、この「見えなくなった月のリズム」を、もう一度、目に見える形にしたい、という気持ちからです。たとえば、Aさんの生まれた日は旧暦の11月25日。旧暦の25日ごろの月は、明け方の空に、細く欠けて残る月です。Bさんの旧暦4月21日は、満月を過ぎて、下弦の半月へ向かっていく頃の月にあたります。六曜が大安か赤口かという前に、その日の夜空にどんな月が浮かんでいたのかを、旧暦の日付から思い浮かべることができる。六曜には、そうした楽しみ方もあるのだと思います。
「0時」で区切るということ ― 天体は連続していて、暦は日で切る
もうひとつ、旧暦の面白いところを考えてみます。新月の瞬間は、天体の動きとして、連続的に訪れます。ところが、暦は、その瞬間を含む「日」を、月の1日にしなければなりません。新月が、日本標準時の23時59分に訪れるか、翌日の0時01分に訪れるかで、旧暦の月の1日は、丸1日ずれてしまいます。そして、月の1日がずれれば、その月の29日か30日ぶんの六曜が、そっくり入れ替わります。
当サイトの編集部で、ひとつ試してみました。同じ計算方法のまま、時刻の基準だけを、日本標準時(世界標準時より9時間進み)から、中国の標準時(8時間進み)に変えてみたのです。1900年から2099年までの約7万3千日のうち、旧暦の日付が食い違った日は、2,907日、約4%にのぼりました。時計の基準が1時間違うだけで、月の1日が動く月が、これだけあるのです。
これは推察ですが、六曜が示す吉凶は、日そのものの性質というより、「人間が、どの時計で、どこに日付の線を引いたか」という約束ごとに、深く支えられているのではないでしょうか。旧暦の日付は、月の満ち欠けという自然の現象から生まれていますが、それを「何日」と数える段になると、時計の取り決めという、人間の側の事情が入り込んできます。六曜の背後には、真夜中の数分の差が、ひそやかに潜んでいるのです。
2033年問題が教えてくれること ― 暦は、「誰が決めるのか」
2033年〜2034年に起きる旧暦2033年問題は、暦について、大切なことを教えてくれるように思います。私たちは、暦を、自然が決めたものだと、なんとなく思っています。けれど、旧暦の「何月」は、月の満ち欠けと二十四節気という自然の材料に、「冬至を含む月は11月」といった、人間が決めた取り決めを重ねて、はじめて決まります。材料は自然のものでも、決めているのは人間です。2033年は、その取り決め同士が、ぶつかってしまう年なのです。
旧暦は廃止されているので、国立天文台の解説にもあるとおり、公的機関が「この案で行きます」と決める場面は、まず来ないでしょう。かといって、六曜の吉凶を気にして結婚式の日取りを選ぶ人は、2033年にも、きっといるはずです。これは推察ですが、そのとき、暦を作る会社や、暦を解説するサイトは、話し合いの末ではなく、いつの間にか、どれかひとつの案(たぶん、冬至を優先する案)に、なんとなく足並みが揃っていくのではないでしょうか。
もしそうなら、六曜は、法律や規則ではなく、慣習が決める暦だ、ということになります。「大安だから」と言えば誰も反論しにくい、という、さきほどの「みんなで合意するための基準」としての性質は、2033年問題で、いっそうはっきり見えてくるかもしれません。当サイトのツールは、冬至を優先する案で計算し、期間の日付には注記を出しています。六曜が、自然と人間の約束ごとの、ちょうど境目にあることを、ぜひ、心の片隅に置いておいてください。
六曜と向き合う際の注意
本記事および当サイトの「六曜占い」は、エンターテインメントおよび文化の紹介として提供するものであり、結果を保証するものではありません。六曜は、古くから伝わる習慣・迷信の一種で、日の吉凶を科学的に裏づけたものではありません。当サイトの六曜は、日本標準時の新月と二十四節気の中気から求めた旧暦にもとづき、1900年〜2100年の日付に対応しています。ほとんどの日は、市販の旧暦つきカレンダーと一致しますが、新月や中気の時刻が0時付近にあたる月や、2033年〜2034年のように旧暦の決め方が割れる期間、2050年以降の先の日付では、暦によって六曜が異なる場合があります。結婚式・入籍・法事・葬儀・引っ越し・契約・開業といった大切な日取りは、式場・葬儀社・お寺・役所などでの最終確認をおすすめします。
六曜の吉凶を、人の価値や、人との関係を決める理由にしないでください。「仏滅に生まれたから縁起が悪い」「友引の日に亡くなったから不吉だ」といった考え方には、根拠がありません。六曜を「科学的根拠のない迷信だ」として、公的な場では使用を避ける動きもあります。一方で、日取りを大切にする気持ちは、多くの人の暮らしに根づいています。どちらの考え方も、尊重して接してください。
医療・法律・投資・進学・就職といった重要な判断や、ご家族の大切な儀式の日取りは、専門家や、周りの大切な人と相談しながら、ご自身で決めてください。六曜の結果に強い不安を感じたり、日取りをめぐる家族間の意見の違いで、悩みが深まったりしたときは、ひとりで抱え込まず、信頼できる人や、公的な相談窓口への相談も検討してください。
本記事の歴史に関する記述は、複数の資料を参照して、当サイトの言葉でまとめたものです。六曜の由来や、名前・年代には、諸説があり、資料によって記述が異なる点があります。また、「当サイトの見方」「推察」と明記した部分は、当サイト独自の考察であり、定説ではありません。
よくある質問
Q. 六曜とは何ですか?
A. 先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つが、順番にめぐる日本独自の暦注です。中国の小六壬が変化したものとされ、日の吉凶の目安として、結婚式やお葬式の日取りなどで、今も使われています。
Q. 六曜はどうやって決まるのですか?
A. 旧暦の「月+日」を6で割った余りで決まります。余りが0なら大安、1なら赤口、2なら先勝、3なら友引、4なら先負、5なら仏滅です。旧暦の月が替わるたびに、その月の1日の六曜からやり直しになります。
Q. カレンダーの六曜が、ときどき順番どおりに並んでいないのはなぜですか?
A. 旧暦の月が替わる日(朔日)に、六曜がリセットされるためです。新しい月の1日の六曜は決まっているので、手前の日が何であっても、その日の六曜へ移ります。異常ではなく、六曜の仕組みそのものです。
Q. 六曜のもとになった中国の占いは何ですか?
A. 中国の「小六壬」だと説明されます。さらにその原型として、唐の李淳風が考えたとされる時刻の吉凶占い「六壬時課」があります。ただ、誰がいつ作ったかについては、伝説はあっても確かなことは分かっていません。
Q. 六曜は、いつから日本で使われているのですか?
A. 日本に伝わったのは室町時代(14世紀ごろ)とされますが、はっきりしません。今と同じ並びが確認できる最も古い例は、江戸時代の1747年ごろの書物とされます。庶民に広く知られるようになったのは、幕末から明治以降です。
Q. 仏滅は、仏教と関係がありますか?
A. 関係ありません。「仏滅」は、もとは「空亡」「虚亡」などと呼ばれ、後に字が当てられた名前だとされます。真宗大谷派も、六曜は仏教と全く関係がない、と説明しています。
Q. 仏滅に結婚式を挙げると、縁起が悪いのですか?
A. 仏滅に結婚式を避けるべき、という確かな根拠は、宗教にも科学にも確認できていません。ただし、気にする方(ご家族や参列者)がいるのも事実なので、周りの人の気持ちとの兼ね合いで決めるのが現実的です。仏滅は、式場によって割安なプランがあることもあります。
Q. 友引の日に、お葬式はできないのですか?
A. 仏教の側では、友引に葬儀をしても差し支えないと説明されています。ただ、多くの火葬場が友引を休みにしている場合があり、通夜は行えても、告別式や火葬ができないことがあります。地域や火葬場によって異なるので、葬儀社などに確認してください。
Q. 当サイトの「六曜占い」は、どうやって六曜を出していますか?
A. 生年月日を旧暦の月と日に直し、その月と日を足して6で割った余りから求めています。旧暦は、日本標準時の新月と二十四節気の中気から決めたもので、1900年1月1日から2100年12月31日までの日付に対応しています。結果画面には、旧暦の日付も表示されます。
Q. 旧暦の月は、どうやって決まるのですか?
A. 新月(朔)を含む日を月の1日とし、二十四節気のうち雨水・春分などの「中気」がどの月に入るかで、月の番号を決めます。冬至を含む月が11月です。中気がひとつも入らない月が閏月になり、前の月と同じ番号で「閏6月」のように呼びます。
Q. 旧暦2033年問題とは何ですか?
A. 2033年から2034年にかけて、旧暦の月の決め方(秋分を含む月は8月、冬至を含む月は11月)が両立せず、閏月の位置がひとつに決まらなくなる問題です。国立天文台が3つの案を挙げていて、当サイトは冬至を優先する案で計算しています。2033年8月25日〜2034年3月19日の日付には、結果画面に注記が出ます。
Q. ほかのカレンダーと、六曜が違う日が出たときは?
A. 新月や中気の時刻が日本標準時の0時付近にあたる月や、2033年前後、2050年以降の先の日付などでは、暦によって旧暦の日付が1日ずれ、六曜が変わることがあります。旧暦カレンダーの掲載サイトと1900〜2100年の全日で突き合わせると、約99%は一致しました。なお、1900年より前・2100年より後の日付は対応範囲外です。大切な日取りは、式場や暦で最終確認をおすすめします。
Q. 生まれた日の六曜で、性格や運勢は決まりますか?
A. 六曜は本来、「その日が何かをするのに向くか」という日の吉凶の目安で、人の性格や運勢を決めるものではありません。生まれ日の六曜で読む楽しみ方は、当サイトのツールのような遊びの一種です。科学的な裏づけも、確認されていません。
Q. 六曜と、天赦日・一粒万倍日は同じものですか?
A. 別のものです。六曜は旧暦の月日から決まる6日サイクルで、天赦日と一粒万倍日は、干支と二十四節気をもとにした暦注です。どちらも日の吉凶の目安として使われますが、由来も決め方も異なります。
Q. 六曜は当たりますか?
A. 六曜の吉凶が当たることを、統計的・科学的に裏づけた研究は、当サイトでは確認できませんでした。歴史のある文化として、また日取りを決めるときの共通の目安として、気軽に付き合うのがおすすめです。
あわせて試したい関連の占い
六曜と同じく、暦にもとづく日の吉凶を読む占いです。六曜だけでなく、干支や二十四節気をもとにした吉日も見比べると、暦の奥深さが、もっとよく分かります。
もっと深く読みたい方へ
同じテーマを、別の角度から掘り下げた記事です。
参考にした資料
本記事は、次の資料を参考に、当サイトの言葉でまとめました(文章の引き写しではありません)。記事中の実例の旧暦の日付と六曜は、当サイトの「六曜占い」ツールの計算結果です。旧暦カレンダーとの一致率は、ツールの結果を、便利ジャパンの旧暦対比カレンダー(1900〜2100年)と突き合わせて集計したものです。
- 六曜 – Wikipedia
- 吉凶を表す言葉① 六曜 – 国立国会図書館「日本の暦」
- 旧暦2033年問題について – 国立天文台暦計算室
- 六曜の順番が変わるのはなぜ? – 旧暦と六曜の解説(koyomi8)
- 小六壬的前世今生:夢回大宋 擇日尋根 – 灼見名家(中国語)
- 友引の日にお葬式はできるのですか? – 真宗大谷派(東本願寺)真宗会館
- 明治改暦 – Wikipedia
- 結婚式に良いお日柄は?六輝(六曜)の解説 – ゼクシィ
- 仏滅に結婚式を行っても大丈夫?メリットとデメリット – ウェディングニュース
鴉番組では、怪談や心霊スポットの取材動画を、カラスチャンネル(YouTube)で公開しています。
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