○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
死者を導く山犬の神。人生の区切りに導き手が現れる兆しとされる。
心理学から見ると
死者を導く神の夢は、心理学的には、人生の一つの区切りや、終わりと始まりの間に立っている感覚を映すと読めます。死の象徴は、心理学では多くの場合、実際の死ではなく「変化」を意味するとされます。導き手が現れる夢は、迷いの中で方向を示してほしいという願いの表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
古代エジプトのアヌビスは、山犬(ジャッカル)の頭を持つ神で、ミイラづくりと墓の守り神でした。死者の心臓を真実の女神マアトの羽根と天秤で量る儀式に立ち会う姿でも描かれ、正しく生きた者を死後の世界へ導くとされました。墓地をうろつく山犬の姿から、死者を守る神と見なされたとも言われます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、アヌビスの夢は怖い夢ではなく「正直さを問う夢」です。天秤の儀式が量ったのは、富や地位ではなく心の重さでした。夢で天秤が釣り合っていたなら、あなたは誠実に生きてきたことを認められています。心が重く感じたなら、胸につかえている後悔を一つ下ろす時と考えます。導き手の山犬は、その手伝いに来たのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
アヌビスが黒い姿で描かれるのは、死の色だからではなく、ナイル川が運ぶ肥えた黒い土や、ミイラ作りで黒く変わった体と結びつき、再生の色と考えられていたからだという説明がよく知られています。死者を導く神は、終わりの神というより、次の世界へ送り出す門番だったのです。当サイトの見方では、アヌビスの夢を見る人は、身近な人との別れや、誰かを次の場所へ送り出す役目に関わっていることが少なくないようです。夢の中で犬の頭の神に手を引かれて歩いていたなら、人生の区切りを一人で越えなくてよいという知らせ。門の前で静かに座る黒い犬を見たなら、あなたは今、何かを終えて新しい段階へ進む入口にいます。昔飼っていた犬の姿と重なって見えたなら、亡くした存在が今もあなたを見守っていると感じたい気持ちの表れでしょう。これは推察ですが、黒い神の夢は、別れの悲しみの中にも、肥えた土のように次の芽を育てる力があると伝えているのかもしれません。
目覚めた朝にできること
胸につかえていることを一つ思い浮かべ、謝る・伝える・忘れるのどれにするか決めてください。心を少し軽くする区切りになります。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. アヌビスの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。死者を導く山犬の神。人生の区切りに導き手が現れる兆しとされる。
Q. アヌビスの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. アヌビスの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 胸につかえていることを一つ思い浮かべ、謝る・伝える・忘れるのどれにするか決めてください。心を少し軽くする区切りになります。
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