○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
人に火を与えた神。人のために動いた代償や、知恵を分け与える勇気の象徴。
心理学から見ると
人のために罰を受ける神の夢は、心理学的には、誰かのために動いたことへの誇りと、その代償への疲れが同時に表れていると読めます。自分を犠牲にしてでも周囲を助けたいという気持ちや、報われない献身への不満が夢に出ることもあると考えられます。
言い伝えと歴史
ギリシャ神話のプロメテウスは、神々から火を盗み、ウイキョウの茎に隠して人間に与えたと語られる神です。その罰として山の岩に縛られ、毎日鷲に肝臓をついばまれ、夜には元に戻るという苦しみを受け続けました。長い時を経て、英雄ヘラクレスが鷲を射落として彼を解放したとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、プロメテウスの夢は「与えすぎていないか」を問う夢です。彼の名は「先に考える者」を意味するとも言われますが、それでも人のために罰を選びました。夢で火を渡していたなら、あなたの知恵や経験を分け与える時。縛られて苦しんでいたなら、自分を削りすぎている印で、ヘラクレスのような助けを求めてよいと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
十九世紀の作家メアリー・シェリーは、小説『フランケンシュタイン』に「現代のプロメテウス」という副題をつけました。人に火を与えた神の名は、後の時代には、新しい力を手にした人間がその結果に責任を負えるのかという問いとも重ねられるようになったのです。オリンピックの聖火がギリシャのオリンピアで太陽の光から採られるのも、火を天から受け取った記憶を、どこかで受け継いでいるかのようです。当サイトの見方では、プロメテウスの夢を見る人は、誰かのために決まりを破ったり、自分の判断で一線を越えたりしたことに、ひそかな後ろめたさを抱えていることが多いようです。火を隠して運んでいたなら、まだ人に言えない計画や善意を胸にしまっている状態。渡した火が人々の間に広がっていったなら、あなたのしたことが思った以上に周りを照らしている印です。手の中で火が消えかけていたなら、熱意を守り続ける力が尽きかけているのかもしれません。これは推察ですが、火を盗んだ神の夢は、善意の代償を一人で払わなくてよいと告げているのだと考えます。
目覚めた朝にできること
今日は誰かの頼まれごとを一つ断るか、手伝ってほしいことを一つ誰かに頼んでみてください。与えることと受け取ることの釣り合いを取る練習です。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. プロメテウスの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。人に火を与えた神。人のために動いた代償や、知恵を分け与える勇気の象徴。
Q. プロメテウスの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. プロメテウスの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は誰かの頼まれごとを一つ断るか、手伝ってほしいことを一つ誰かに頼んでみてください。与えることと受け取ることの釣り合いを取る練習です。
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