◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
目上の人の怒りや、手に負えない大きな力への恐れを示す。試練を乗り越えれば大きく成長する兆し。
心理学から見ると
自分より圧倒的に大きな存在に襲われる夢は、権威や大きな責任、抗えない変化への恐れを映すとされます。本来は吉兆の龍が牙をむくのは、ありがたいはずの期待やチャンスが、今のあなたには重荷として感じられている状態とも読めます。
言い伝えと歴史
中国の古典には、龍のあごの下に逆さに生えた鱗があり、そこに触れると龍が怒って人を殺すという話があり、目上の人を激しく怒らせる意味の「逆鱗に触れる」の語源となりました。龍に襲われる夢も、上の立場の人との衝突への注意と読まれます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、襲ってきた龍が何色だったか、どこから現れたかを思い出してください。黒い龍や雲の中から現れた龍なら、正体の見えない不安。水から出てきた龍なら、抑えてきた感情が限界を超えつつあるのかもしれません。最後に龍と目が合って動きが止まったなら、恐れていた相手とも話し合える余地が残っています。
当サイトの見方:もう一歩深く
絵や彫り物の龍は、しばしば爪に丸い珠を握っています。この宝珠は龍が何より大切にする宝とされ、龍の力の源のようにも語られてきました。当サイトの見方では、龍に襲われる夢では、「自分がその珠に近づかなかったか」を振り返ってみると、別の読み方が見えてきます。目上の人が長年守ってきた方針、家族が大事にしている習わし、誰かが誇りにしている仕事。あなたに悪気はなくても、相手の宝珠に手を伸ばしたと受け取られたとき、龍のような怒りが向けられることがあります。夢の中で龍の前に珠が転がっていたなら、その衝突の理由は、思いがけず相手の大切なものに触れてしまったことにあるのかもしれません。珠が見当たらず、龍がただ荒れ狂っていたなら、相手の怒りはあなたではなく、別の場所から来ています。これは推察ですが、襲われながらも龍を美しいと感じたなら、あなたはその相手を恐れながら、どこかで深く尊敬しているのでしょう。
目覚めた朝にできること
上司や目上の人とのやり取りで、気になっている点を一つだけ整理し、落ち着いて伝える準備をしてみてください。逆鱗は、知っていれば避けられます。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 龍に襲われる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。目上の人の怒りや、手に負えない大きな力への恐れを示す。試練を乗り越えれば大きく成長する兆し。
Q. 龍に襲われる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 龍に襲われる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 上司や目上の人とのやり取りで、気になっている点を一つだけ整理し、落ち着いて伝える準備をしてみてください。逆鱗は、知っていれば避けられます。
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