▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
自分の中の後ろめたさや誘惑から逃げようとしている暗示。逃げ切れれば迷いを振り切れる兆し、捕まるなら向き合う時とされる。
心理学から見ると
悪魔に追いかけられる夢は、認めたくない欲望や過去の過ちへの罪悪感が、背後から迫ってくる感覚を映すと読めます。追われる夢は危険から身を守る練習だとする脅威シミュレーション説の見方もありますが、相手が悪魔である場合、脅威は外ではなく自分の内側にあると感じている可能性が高いとも考えられます。
言い伝えと歴史
キリスト教の伝承では、悪魔は人を力ずくで捕らえるより、弱みにつけこんで誘う存在として語られることが多くあります。一方、夢占いでは悪魔に追われる夢を、ストレスや人間関係の重圧が限界に近いサインと読むのが一般的で、逃げ切れるかどうかで吉凶を分けます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、悪魔が「走っていたか、歩いていたか」に注目します。全力で走って追ってきたなら、問題はすぐに片づけるべき差し迫ったもの。ゆっくり歩いているのになぜか振り切れなかったなら、それは急ぎではないが決して消えない心残りです。後者のほうが、長い年月をかけて人を追い詰めるものかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
悪魔に追いかけられる夢では、追いかけてくる悪魔がどんな姿をしていたかが手がかりになります。角や翼のある絵本のような姿なら、心の中の漠然とした罪悪感や不安が、分かりやすい形をとったもの。見覚えのある人の顔をしていたなら、その人との関係の中で、自分が何かを強いられていると感じているのかもしれません。黒い影のようで形がなかったなら、まだ名前のつけられない恐れが、あなたを追い立てているのでしょう。当サイトの見方では、悪魔が何か言葉をかけてきたかどうかも大切です。名前を呼ばれたり、何かを要求されたりしたなら、現実で断りきれずにいる頼みごとや誘いがあるのかもしれません。無言で追ってきたなら、誰かから何かを求められているというより、自分自身の内側から湧いてくる焦りが中心です。これは推察ですが、この夢は、本当は嫌なのに「いいえ」と言えずにいる人ほど見やすいのだと思います。目覚めたら、小さなことから一つ断る練習をしてみてください。
目覚めた朝にできること
今日、ずっと避けている用事や連絡を一つだけ選び、最初の一歩(メールの下書きなど)を済ませてみましょう。背中の気配が少し軽くなります。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 悪魔に追いかけられる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。自分の中の後ろめたさや誘惑から逃げようとしている暗示。逃げ切れれば迷いを振り切れる兆し、捕まるなら向き合う時とされる。
Q. 悪魔に追いかけられる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 悪魔に追いかけられる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日、ずっと避けている用事や連絡を一つだけ選び、最初の一歩(メールの下書きなど)を済ませてみましょう。背中の気配が少し軽くなります。
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